Infinite Stratos “NEXT” ー無限の進化のその先へー   作:人類種の天敵

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ども!天敵です!お久しぶりでござい!
最近穴とかガチタンがカッコよく見えてきたよ!アリーヤLoveの天敵からしたらヤバイね!本当ヤバイ傾向ですよ!なんか穴のヘッドパーツとかT字のコアがイカすぜ!とか、ガチタンの重厚感がうへへへ……って思ってきたりして……………あれ、普通にヤバイな、俺。最近ゲイヴンMADとか万歳エディション見てるからかなー………


水曜日からの転校生

???

 

『来たぞ!撃ちまくれ!!』

 

映像の向こう、黒い全身装甲の機体が手に持ったライフルから極大のレーザーが放たれ、それは一直線に無人機を撃ち抜き爆散させる

 

『ハハハハハハハハハハ!!?またバカみたいに上から降ってくるだけかよ!?アハハハハハハハハ!!そんなのただのゴミだよねえ!!?』

 

四角いダンボールのような全身装甲に脚部はタンクという機動戦には向かない『要塞』と形容した方が相応しい機体が両手に持った武装と背中の武装を同時展開して上空の無人機を迎撃する。

上空で無人機たちがグレネードの猛攻を喰らって次々に爆散していく。

数秒後、バラバラの残骸となった元無人機のパーツがアリーナへ墜ちていく。

 

『全敵反応ロスト。敵部隊、全て全滅しました、お兄様』

 

鈴のような透き通った少女の声が聞こえ、黒い全身装甲の機体が赤い複眼を煌めかせて無人機の残骸にひっそりと映るISコアを睨みつける

 

『今度表舞台に姿を現せば……………殺す』

 

それは、ある者にとっては家族の復讐であり、或る者にとっては、救いようのない罪へのたった一つの救いの罰であった。

 

「………………」

 

そして、とある研究所。「彼」に断罪されることを望む天災は今まで見ていた映像を、そっと消す。

 

「束様、お茶です」

 

「お、ありがとクーちゃん!束さんはすこーし喉が渇いてたんだよ!それに気付くなんて、流石束さんの娘だね〜」

 

それまでの陰のある表情を満面の笑みに変え、天災……篠ノ之束は従者から受け取ったお茶に口を付ける。

 

「ん、んん…ぶ!?…お、美味しいよ…あはは…………く、クーちゃん!?美味しいから!?美味しいからね!?」

 

「束様……」

 

「…………」

 

従者の言葉に天災は黙り込む。そんな天災の気配を察した従者は、ゆっくりと頭を下げて部屋を退室した。

そして座っている椅子の背もたれへと凭れ掛かった天災は、誰に言うでもなく、唯一彼へと言葉を発した。

 

「私を殺してよ……ねえ、ショー君」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーっす、証」

 

「おはよう、一夏」

 

篠ノ之箒を連れて教室へ入ってきた一夏が俺に挨拶をする、と同時にセシリア・オルコットや2組の鳳 鈴音が一夏へ声をかけながら接近する。

 

「一夏さん、聞きましたか?またこのクラスに転校生が来るらしいですわよ」

 

「えっ、本当か?」

 

「ドイツから1人、フランスから1人、あと水曜日機関って変な名前のところから3人だって、一夏」

 

(水曜日機関だと?…………)

 

鈴音が告げた転校生の所属機関の名前。

それを聞いた証は人知れず両手の拳を握り締める。

水曜日機関、又の名をウェンズディ機関。篠ノ之束、亡国機業に並んで証が復讐と断罪を誓った者たちの名前だ

 

「証、そろそろ織斑先生が来るわ。席に座りましょ」

 

「……ああ、そうだな」

 

ポンと肩に置かれた手を握った証は、メイに返事を返して自分の席に座る。

そして廊下から聞こえる断末魔と共に世界最強の女が現れる

 

「ぐぉぉぉ!!?は、離せ、このクソアマァァ!!?し、死ね!このアバズ……いでででで!?いででで!!?」

 

「アンシール、貴様は女性への口の利き方の矯正が必要なようだな」

 

「あぁ゛ん……?やってみr……お、おおい!な、何する気だよ……や、やめ……………!!!」

 

廊下に響くアンシールの怒号が突然聞こえなくなった。ガラッと教室の扉を織斑先生が開け、その右手にはアイアンクローを極められて気絶しているアンシールが握られていた

 

「「「「…………」」」」

 

「ふむ、案外根性のあるやつだ、悲鳴一つもあげないとは、な。霞、こいつを席に置いておけ(ポイッ)」

 

「………!!?どおおお!!?」

 

アンシールの頭を持ち上げてフッと笑った織斑先生が何の予告もなしにアンシールを軽々と放ってきた。嘘だろ?この人は人間をボールが何かと勘違いしてるんじゃないだろうか………

 

「あの、アンシール……息してないんですが」

 

しかも口から泡吹いてる。これは非常にヤバイんじゃないかな?

 

「フッ。まあそんなことはどうでもいい、それよりも転校生を紹介するぞ」

 

「そ、そんなこと………」

 

思わずアンシールに合掌をした。見れば一夏も類友のような表情で合掌している。

とりあえず席にアンシールを座らせた俺は自分の席に戻る

 

「おい!……入れ」

 

ガララララ、と教室の扉が開かれる。

まず入ってきたのは長い銀髪に左目に眼帯を着けた、立ち振る舞いや雰囲気からして軍人のような女だった。

 

「………」

 

「ラウラ、自己紹介をしろ」

 

「ハッ!教官。……ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

「「「「…………(え、終わり?)」」」」

 

「………」

 

…………どうやら彼女の自己紹介はこれで終わりらしい。とんだコミュニケーション能力を持った女だ………

 

「……まったく、次。入れ」

 

呆れて溜息をつく織斑先生が次の転校生に合図を送る。そして入って来たのは……

 

「………アレ、女じゃないか?」

 

「あ、やっぱり証もそう思う?」

 

「そうですよね、お兄さん。やっぱりあの体つきは女の子ですよね」

 

………次に入ってきたのは一見して外国の貴公子然とした美男子だったが、その体つきに俺やエイたちは一目であれは男ではなく女だと見抜いた

 

「フランスから来ました、シャルロット・デュノアです」

 

フランスのデュノア社。第二世代機「ラファール・リヴァイヴ」で一躍有名となったISの開発企業。現在は新型ISの開発があまり進まず、低迷している話だったが……

 

「もしかして男装して一夏に近づく気か?」

 

「企業連のデータも奪う気なのかも知れません、お兄様」

 

「どちらにせよ要注意、ですね証さん」

 

ああ、そうだな……と言おうとして、俺はオッツダルヴァの席をちらりと見た。

彼は心底驚いた表情で目を見開き、銀髪眼帯の転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒを見つめていた

 

「……あいつが、あんな顔するなんて珍しいな」

 

「?何か言いましたか、お兄様」

 

「いや、何でもない」

 

「次、入ってこい」

 

フランスからの転校生が自己紹介を終え、次手に入って来たのは真っ白い髪の目つきの鋭い女だった

 

「俺は水曜日機関所属のスティンガー、好きなことは無い、嫌いなことは面倒くさいことだ。いいな?俺は面倒が嫌いなんだ!」

 

「「「「………(ぽかーん)」」」」

 

「ふん……ん?……ほぉ(ニヤッ)」

 

スティンガーと名乗る女は、自らの自己紹介に唖然とする生徒の顔を見て鼻を鳴らし、とある男子生徒が自分を睨みつけている事に気付いて頬を緩めた

 

(霞 証。企業連の腕利き傭兵、奴を殺せば俺はファンタズマを………ふふ)

 

「次、入れ」

 

「…………………あ………」

 

そしてスティンガーの次に教室に入ってきた少女。その姿を見た瞬間、証は愕然とした表情で転校生を見た

 

「ほら、ステラ。行こ?」

 

「う、ぅ、うー!うぅー……あぅ」

 

雪のように真っ白な髪を背中の肩甲骨辺りまで伸ばし、扉にしがみつく少女を教室に入れようとして、困ったように笑う少女。

それは、紛れもない、自分の最後の肉親……

 

「えっと、水曜日機関から来ました。雪・ニールセンです。ISの事について皆さんと学んでいきますので、どうか宜しくお願いします」

 

ぺこり、と頭を下げた少女の姿に、証は何とも言えない気持ちに陥った。

証と雪の2人から両親を奪い、果てには最愛の妹の記憶すら持ち去った白騎士事件。

それから証は霞 スミカに拾われ、彼女の最高傑作と評されるほどの実力を持つ傭兵に育ち、幾多の任務や汚れ仕事を引き受けてきたのは、一重に孤児院で待つ家族たちのため、そして記憶を失った妹を引き取ってくれた病院の彼女の養育費などを稼ぐためであった

 

いつかは自分のことを思い出してくれると、ただそれだけを想って生き残ってきた証から、ウェンズディ機関を名乗る組織が彼の妹を攫ったのは、果たして偶然だったのか…それとも………

 

「あ、あぅあぅぅ……あうぅ」

 

「んー、もう。ステラも自分で自己紹介しなきゃダメだよ?」

 

「あ、あーあー、あぅあ……あぅ」

 

「……ちっ、おい、ニールセン。とっととそいつの言葉を訳して終わらせろ」

 

「……もう、スティンガーも怒りっぽいんだから、そんなにカッカしたらダメだよ」

 

「いいか?ニールセン!俺は面倒が嫌いなんだ!」

 

「……むぅ、そ、そんなに怒らなくても………ん、と。この子は水曜日機関の山羊沼ステラです。ちょっとコミュニケーション力に難がある娘なんですけど、とってもいい娘なので可愛がってあげてくださいね」

 

にへらっと、柔和な笑顔を浮かべるのを見ると、両親が生きていて、とても幸せだったあの頃が鮮明に思い浮かぶ。

悪戯が好きな妹だった。手製の落とし穴を作って全身泥だらけになりながら、その穴に引っかかるとあどけない笑顔を見せて笑っていた…………

 

「今のお前は……もう、あの頃の雪じゃあ……俺の妹じゃあ、ないのかな………?」

 

またあの笑顔を見れた嬉しさと、復讐を誓った組織の一員として再会してしまった事になる哀しさ、やりきれない気持ちが、救いようのない運命が証の胸中に渦巻く。

ズキン、と胸が痛む反面。『喰らえ』という、ナニカの衝動が暴力的に反作用する。

例えることのできない証の表情に気付いた雪・ニールセンは、長い睫毛に伏せられた瞳を、ゆっくりと証へ合わせて、慈しむように嗤った

 

「貴方を必ず、修正してみせます。イレギュラー」

 

端正な容姿に、まだ少しあどけなさの残る笑顔で、最愛の妹は、最哀の兄へ嗤う。

 

イレギュラーを排除せんと天使がその翼を広げる

 

熾と断頭台のダンスが幕を開けるーーー

 

 




面倒が嫌いな方、ガチとっつき職人とナインボールの登場。
ラウラはなんなんだろーね!分かんないね!
シャルロットはどうしようか………アンシールに暴言吐かれてマゾ体質が覚醒してもいいだろうし………普通に一夏ハーレムに直行ってのも……………
アンシール「カス!ボケ!メス犬!死に腐れ!アバスレが!」
シャル「えへ、えへへ///そ、そこまで僕のことを見てくれてたんだ……あ、あれ?なんでだろ。お腹がとくんとくんって……」
アンシール「なっ……!?俺の所為かよ………∑(゚Д゚)」
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