眩しい君がいる場所に私はいない。(仮)   作:自虐性症候群

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同じ毎日、同じ環境、変わらない周り。

 両親が居なくなってから早7年。私は小学6年生になった。今は2週間ほどの春休みが終わり、桜が咲き乱れる4月。

 クラス替えが終わり、新しい教室で席を決めるクジが行われ、私は6年1組の窓側の一番後ろになり少しはホッとした。

 私の生活は両親が居なくなってからも変わることはなかった。いや、変わる以上に酷くなったと思う。同学年からは犯罪者の娘と呼ばれながら殴る蹴るの毎日。帰り道で通る商店街の人々からは気持ち悪がられ、強制的に預けられた孤児院では『無表情』で『必要最低限の言葉』しか喋らない為常に独りぼっち。コレは私自身が『優しさ』というものが分からなくなっている為張り付いた笑顔で私を見てくる孤児院の大人の人も子供達も信じることが出来なかった。あの人を除いて。

 

「お、麻里の隣だ! やったぜ! 久しぶり麻里。元気にしてたか?」

 

 今話し掛けてきたこの男の子は『織斑 一夏(おりむら いちか)』くん。何年か前に初めて同じクラスになり、タイミング良く隣の席になってしまって、その時に「姉さんが───」とか少し悲しそうに自己紹介のようなものを言い出したのでそれを聞き終わった私は「君は君でしょ?」とかそれっぽい言葉を並べて彼へ無表情で言ってから本を取り出し読み始めた。それから彼は私に話しかけたり、私が行くところに付いてきたり、まるで『犬』のようだった。その度に彼といつも引っ付くようにして一緒にいた女の子が私を睨んでいた。その女の子は5年生の時に引っ越していったのでもうその子は居ないけど。

 それに彼に関わってからいじめが酷くなったと思う。なんでも「なんで織斑くんと喋っているの?」とか、「私たちの織斑くんをたぶらかすなこの犯罪者!」とか、殴られ蹴られながら言われた。

 

「なあ、聞いてくれよ麻里ぃ······この前千冬姉がさぁ····──」

 

 何の反応も示さない私に喋りかけてるく織斑くん。そういえば前に「なんで織斑くんを無視してんの?」とか言われたような気がする。なんか矛盾してない?

 先ほど織斑くんが話していた『千冬姉』とは、その名の通り彼のお姉さんだ。本名は『織斑千冬(おりむら ちふゆ)』といって、この世に『IS』───『インフィニット・ストラトス』というパワード・スーツだったかな? ───が出てきてから、何年か前に行われたISの大会で優勝し、世界最強と呼ばれている人らしい。

 

「麻里」

「···はい。何ですか」

 

 織斑くんに呼ばれ、そう返事をして見ると織斑くんは私を見ながら万遍の笑みを浮かべていた。

 

「何でもない。ただ呼んでみただけだよ」

「そうですか」

 

 時々こんな感じて話しかけてくる。何が面白いのだろうか。と、思っているとチャイムが鳴り、先生が入ってきた。

 

 あぁ···また同じ毎日が始まる。

 

 





・・・文才が欲しい・・・・・・。


2015年9月9日、編集しました。
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