unlimited blade worksはダンジョン攻略に向いている   作:色葉酢

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始まりました~
それにしても今期のアニメは面白いものが多かったですね~


あ、著者はfateは詳しいけどダンまちの知識は
付け焼刃程度だと思っていてくれると助かります~



では


プロローグ~柳洞寺~

 

黄金の髪を揺らす男の右腕を切り落す……

 

 

奴との圧倒的差を完全に埋められたわけではなかったが、確実に今こちら側に風が来ている。

 

 

このまま押し切ってやる……っ

 

「うぉおおおおおっ!」

 

俺は彼の英雄王・ギルガメッシュへ止めの一撃を放つ……瞬間。奴の右腕辺りの空間が歪む。

 

「……っ!」

 

何が起きているのか分からない。相手の顔を(うかが)うにあいつも何が起きたか把握できていないようだ。その()じれた空間はギルガメッシュを飲み込んでいく。しかし、まずいなこの吸引力……っ。止めを刺すため、奴に相当肉薄していた俺自身もこの空間に飲み込まれそうだ。

 

そうこうしている内に英雄王・ギルガメッシュは雄たけびをあげながら完全に捻じれた空間の奥深く、暗闇の中に吸収された。が、空間はいまだに消滅しない。

 

「……っ……っ!」

 

くそっ……。俺は直前のunlimited blade works、度重なる投影魔術のせいで体力、魔力共に枯渇(こかつ)していた。全快でなくとも、心身がこんなにも弱っていなければ、どうとでもなるのに……っ。足に力が入らない、地面に突き立てている剣を握っている力が弱くなっていく、抵抗しようとするが心に体がついていかない。そして……

 

「う……ぁああああああっ!」

 

俺の必死の抵抗も空しく、捻じれ、(ひず)み、そして永遠に続いている暗闇の空間に放り投げられた。そのとき、後ろから俺の名前を呼ぶ声が聞こえた気がしたが目の前は暗闇に飲まれ、必然として声も聞こえなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽

 

 

 

 

 

 

 

冷たい……固い……。

 

「……っん」

 

目を開け上体を起こす。すぐには覚醒しないが周りをぼんやりと見回す。体がところどころ尋常じゃなく痛んでいる。あっ……どんどん頭が冴えていく。

 

「そうだっ!聖杯をとめ……痛っぅ!」

 

頭の覚醒に(ともな)って体を勢いよく起こすが身体中が悲鳴を上げた。そして、頭は今の状況をとらえ始める。そう、ここは……

 

柳洞寺(りゅうどうじ)じゃ……ない?」

 

今、俺の目の前に広がっている世界は寺などとは全く異なる、岩肌が荒い洞窟の景色だ。しかも、周りを見るに光源があるわけでもないのに明るいのでどこか現実離れしていて気味が悪い……

 

「柳洞寺の地下に洞窟があるのは知っていたけど、ここがそうなのか?」

 

「確か……変な空間に飲み込まれたことまでは覚えてるんだけどな……って、立ち止まっている場合じゃない。上では遠坂とセイバーが頑張ってるかもしれないんだ。とにかく、ここを出よう。」

 

俺は曖昧ながら、ここを柳洞寺と判断して上で奮闘しているであろう遠坂とセイバーのもとへ向かった。

 

 





一応ストックとして2話くらい残しているのですが、
ペース配分はちゃんと守っていきたいのでこの数分後に第2話送りますね~
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