ソードアート・オンライン 白髪灼眼の殺人鬼   作:凡飛鳥

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剣の世界 前

VRMMO《ソードアートオンライン》――――ナーヴギアという電子機器を使用し、VR空間にダイヴする、初のゲームである、その情報が少しずつ明らかにされるたび、数々のゲーマーは心を躍らせていった。

 

そういう俺も実はものすごく楽しみにしていたのだ、なかなか見せない俺のホクホク顔に届かぬご身分の人でありながら幼馴染でもあるアスナも驚いていた・・・らしい、最近というかここ四、五年会話をしていない。

 

そんな俺がβテストにはいれたのも運がいい、アスナの親父に報告するとスポンサーだから、とナーヴギアを購入してくれた、内部構造も見たかったが、やる前に壊れたら意味が無いので分解はやめた。

 

そんなこんなでβテストに参加し、PK行動をものすごく取って経験地を稼いだのだが・・・付いた通称は白金の悪魔、顔をいじらずにしていたから・・・らしい、ほとんど顔とかそういうのには興味が無いから、そういう理由で放置していた。βテストが終わってから死んだような顔にはなったがアスナはやはり無視を決め込んでいた、何があった。

 

そうして数週間がたったある日、俺のパソコンに一通の電子メールが来ていた。

 

差出人は「茅場晶彦」

 

内容はSAOのβテストに当選し、攻略組を引っ張った俺に協力を願いたいらしい。

 

即答で返事をし、SAOの開発協力をした。

 

そんなこんなで始まったSAOへの開発協力を済ませ、ついに正式サービス開始の始まりになった。

 

「茅場も解像度をあげたっつってたし、PCと違って処理速度は脳も使うからフレームレートはすごいらしいな、まあフレームレートが足らないと強制的にオーバークロックするらしいし」

 

そういえばアスナもあいつの兄から借りたらしいな、まあどうでもいいことだ、そう割り切りゲームを開始する。

 

「リンクスタート」

 

IDとパスワードを入力し、VRゲームの開始画面が現れる…が、俺の視界左端にはある画像が写っていた。

 

ああ、そうか、ベータテストが終わって腹が立ったからSSDにものすごい画像突っ込んだっけ、これだけ消し忘れてた。

 

その写真はアスナが小2のとき、俺の入学式があったときに写真を撮ったものだ。

 

このころは仲がよかった、問題はアスナが小六のころだ、アスナが何かよくわからないがからかわれてから話すことが無くなった。

 

その画像を無言で消し、IDとパスワードを打ち込む、そのとき俺は気づかなかった、その写真が削除でなくロックになっていたことに。

 

 

 

そしてゲームを開始し、歓喜する、おいおい茅場、こいつは解像度が上がったなんてレベルじゃないぞ、1080pだってものともしない解像度?何言ってやがる、これはほぼ現実と同じグラフィックじゃないか。

 

そんなことを思いながら武器屋に走る。

 

裏路地の店に入り、鍛冶屋NPC・・・武器や防具を販売してくれるNPCに話しかけ、武器を買おうとする。

 

「おじゃましますっと、って先客がいるのか」

 

そんな声が聞こえ、後ろに振り向く。

 

「あ、クレハじゃないか!」

 

黒髪のアバター・・・キリトが驚いている。

 

「何だキリトか、お前も武器を買うのか?」

 

訪ねるとああ、と返事をしてきた、そして隣にいる男に視線を向ける。

 

「あんたは?」

 

そう訪ねるとその男はキリトと会話をし始めた。

 

「おい!お前こんな美少女と仲いいのか!爆発しろ!」

 

そう聞こえたのでとっさに両手剣を購入し首元に突きつける。

 

そうしていった言葉は二人を恐怖の海に突き落とした。

 

「 殺 す ぞ 」

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