今回のデュエルにシンクロ関連のカードが出てきますが特に気にしないでください。
デュエルアカデミアには普通の学校同様にテストがある。ただし通常のテストに加えデュエルの実技があり、成績がよければオシリスからラーにラーからオベリスクに昇格することができる。
俺はそのテストに向けて勉強をしていた。十代と翔も誘うかと思ったけど翔は神頼み、十代は筆記は諦めていて実技だけがんばろうとしていたからやめた。
「なあアウス。この問題はどう解くんだ?」
『どれどれ?この問題は・・・』
アウスは俺の家庭教師として今まで勉強を教えてくれた。正直先生より分かりやすい。
「なるほど!ありがとう。」
『どういたしまして。また解らないところがあったらいってね。』
『ああ!ぜんぜん解らない!』
突然ヒータが叫びだした。ちなみに勉強はいつもみんなでやっている。アウス曰く1人を教えるより複数でやった方がいいからだって。
ちなみに勉強を教えるのはエリア、アウス、ダルクの3人がそれぞれ、基礎学力、デュエルに関する問題、実戦を教えてくれている。
今はデュエルに関する問題をやっているところだ。
『だいたいよ”する”とか”できる”とか”タイミングを逃す”とかややこしいんだよ!』
『ヒータ。気持ちは解るけどそういうのは慣れるしかないよ。』
『ウィンは解るのかよ!』
『うん!解るよ!』
『くそぉ!何で解るんだよ!』
『何でって言われても?』
「まあまあヒータ落ち着いて!俺もよく解ってないから一緒に覚えようよ!なあ!」
『集・・・解ったよ。』
喧嘩を抑えて俺達は勉強の続きをすることにした。
ちなみにライナはまだ幼いから勉強はダルクが簡単なところを教えている。
そしてエリアは
『みんな!夜食ができたよ!』
エリアには今回は夜食を作ってもらっていた。
『おお!飯だ飯だ!』
真っ先にヒータがエリアが作ったおにぎりに食いてきた。
『もぐもぐうめー!やっぱもぐもぐエリアの料理はもぐもぐ最高だぜ!』
『こら!ヒータちゃん行儀が悪いよ!』
「まあまあ、おいしいのは本当だし、いいじゃないか。」
『集君がそういうなら・・・それで勉強のほうはどうですか?』
「まあ授業にはついてこれてるし問題ないかな。」
『それもそうね。集君は成績はいい方ですからね。』
『そもそも、集が筆記試験をちゃんと受けられていたらラーイエローだったのに誰かさん達のせいで本調子でなかったからな!』
ダルクは皮肉を交えながらウィンとエリアにむかって言った。
『うっ!それは・・・』
「ダルク、それはもうすんだ事だからいいだろ。」
『はあ・・・解ったよ。だがウィン!』
『え!?何?』
『試験前日はお前は1人で寝ろよな!』
『それには私も賛成です。』
『えーなんで!?』
『お前のせいで集は毎回遅刻してるんだぞ!少しは反省しろ!』
『は-い・・・』
こうやって俺達の勉強会が進んでいた。
そしてテスト当日
今回はウィンが目覚ましを切らなかったから問題なく間に合った。ただし十代と翔の姿だ見えないことから寝坊したんだなと思った。
「それでははじめ!」
そうこうしている内にテストが始まった。
ちなみにデュエルのテストには以下のがあった。
・”タイミングを逃す”が生まれたのは何故ですか?
・以下の中で「ポット」なのはどれ?
1.カオス 2.メタモル 3.サイバー 4.ファイバー
・フィールド魔法「ブラック・ガーデン」がある状態でデュアルモンスターを再度召喚した場合どうなりますか?
・以下のテキストを持つカード名をそれぞれ答えなさい
1.ウマとサカナの体を持つモンスター。海中を風のように駆け巡る。
2.非常に頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っているらしい。
3.空間をゆがませ、次元のはざまから腕をのばし攻撃をしかける。
4.ほそっちょとでぶっちょの、仲良しガイコツ二人組。歩きにくそう。
5.糸をはき攻撃する。どんなムシに成長するか分からない。
・以下の効果も持つカード名を答えよ
1.自分フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
その後、破壊したカードの数だけ相手フィールド上の魔法・罠カードを破壊する。
2.1ターンに1度、カードの種類(魔法・罠)を1つ宣言し、相手の魔法&罠カードゾーンにセットされているカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを確認し、宣言した種類のカードだった場合、このターン、選択したカードは発動できない。
3.相手ターンのメインフェイズ1に自分フィールド上モンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターがフィールド上に存在する限り、このターン相手がモンスターで攻撃を行う場合、選択したモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。
4.相手が表側表示で2体以上のモンスターの特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。そのモンスターを全て墓地へ送る。さらにそのモンスターと同名モンスターを相手の手札・デッキから墓地へ送る。
5.相手のドローフェイズ時に、相手が通常のドローをした時に発動する事ができる。相手はドローしたカード1枚をそのまま墓地へ捨てる。
など簡単なのからマニアックすぎてわからないのもあった。
テストを受けていると十代達が途中参加してきた。正直この時間からではそこまでいい成績は望めないだろ。
そうこうしている内にテストが終わった。
テストが終わると同時にほとんどの生徒が走り出した。そういえば新しいパックが出るみたいだし、みんなそれでデッキを強化するつもりだろう。正直付け焼刃でデッキに入れても意味がないと思うけどな。
俺はまだ教室に残っていた十代と翔に2人と話していた三沢のところに向かった。
「よう3人ともテストはどうだったか?」
「橘か。俺は問題いなかったぞ。」
三沢は自信たっぷりに答えたのに対して
「うう、終わりっす・・・」
「まあまあ翔。実技で取り戻せばいいだけの話じゃないか。」
「そんな~アニキじゃないんだから僕なんて・・・」
翔はあきらめモードで十代は気にしてないようだ。
「それより酷いっすよ橘君!僕達を置いていくなんて!」
「寝坊するお前達が悪い!」
「そんな~」
「それよりお昼にするぞ!さてと今日は何を奢ってもらおうかな?」
「げっ!忘れてた!」
前回の明日香とのデュエルの時の約束で1ヶ月間の昼ごはんを奢ることになっている。おかげで食事代が浮いて助かっている。
「ほら行くぞ!」
「は~い。」
俺達が売店に来ると他の生徒達が愚痴っていた。何でも新しいパックを速攻で買い占めた奴がいてそのせいで誰も買えなかったそうだ。
だが十代と翔はトメさんを助けたお礼にパックを貰ったようだ。
そして俺は昼飯を食べた後デュエッル場に向かった。
「で、何で相手がオベリスクブルーなんだ?」
本来なら同じレット同士でやるはずなのだが、何故か俺の相手は俺が前に倒した取り巻きのもう一人の奴だった。
何でも数が合わなかったのと俺のレベルが高いからだそうだ。後このデュエルに勝てばラーイエローに昇格できるだしい。
「まさかテメーが相手とはな!あいつの仇だ!」
『ねえ、私がいっていい?』
『ウィンちゃんやめとこう。またトラウマ埋めつけさせるつもりなの?』
「(そうだな・・・今回はダルク達に頼もうかな。)」
『そうかわかった。いくぞライナ。』
『は~い』
俺はダルクのデッキをデュエルディスクにセットした。ちなみにライナはまだ幼いからダルクのデッキに入っている。
『これより実技試験を開始するノーネ!』
「「デュエル!!」」
「俺のターン!ドロー!モンスターをセット!カードを3枚伏せてターンエンド!」
集(ダルク&ライナ) LP4000 手札2
場
裏守備1
伏せ 3
VS
取り巻きB LP4000 手5
場 0
伏せ 0
「俺のターン!俺はジェネティック・ワーウルフを召喚!そのまま裏守備モンスターに攻撃!」
「トラップ発動!憑依開放!」
「それがどうした!」
ジェネティック・ワーウルフ A2000 VS カオスポット D700
「カオスポットのリバース効果を発動!フィールド上のモンスターをすべてデッキに戻す!」
「何!?」
「その後、デッキに加えた数と同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する!それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。さあデッキをめくりな!」
「くっ!」
デッキの上から
ミラフォ、ブラック・ホール、サイクロン、スキドレ、禁じられた聖杯、ゴブリン突撃部隊
「ゴブリン突撃部隊を裏守備で特殊召喚。」
「俺は憑依解放の効果を発動!デッキから闇霊使いダルクをデッキから裏守備で特殊召喚!」
「これはカードを2枚伏せてターンエンド!」
集(ダルク&ライナ) LP4000 手札2
場
裏守備 1(闇霊使いダルク D1500)
伏せ 2
VS
取り巻きB LP4000 手3
場
裏守備 1(ゴブリン突撃部隊 D0)
伏せ 0
「俺のターン!相手フィールド上のモンスターの数が自分フィールド上のモンスターの数より多い場合、手札からヴェルズ・マンドラゴを特殊召喚する!そしてフィールド上のダルクとマンドラゴを墓地に送りデッキから憑依装着ダルクを特殊召喚!」
「はっ!何かと思えばたかが攻撃力1850のモンスターを出すためにずいぶん手の込んだことをするな!」
「それはどうかな?」
「何!?」
「この瞬間!ダルクの効果を発動!このカードが自身の効果で特殊召喚に成功した時、デッキから幻想召喚師を手札に加える!そしてモンスターをセット!」
『準備は整った。勝つぞ!』
「(ああ行くぞ!)トラップ発動!カオス・インフィニティー!このカードは発動時フィールド上の守備表示モンスターをすべて攻撃表示にする!」
「何をする気だ?」
「その後デッキから機皇兵ワイゼル・アインを特殊召喚する!」
「だがおかげで俺のモンスターも攻撃表示になった!しかもお前のモンスターでは俺のモンスターでは俺のモンスターは倒せないぜ!」
「お前はいったい何を見ていたんだ?」
「何だと!?」
「俺のフィールドをよく見な!」
「ん?あれはさっき手札に加えたモンスター!」
「この瞬間!幻想召喚師のリバース効果を発動!このカード以外のモンスターを生贄にして融合モンスターを1体特殊召喚する!」
「何!?融合無しで融合モンスターを特殊召喚するだと!?」
「俺はワイゼル・アインを生贄にナチュル・エクストリオを特殊召喚!」
「攻撃力2800!?だが残念だがそのモンスターには退場してもらうぞ!トラップ発動!奈落の落とし穴!こいつでテメーのモンスターを破壊する!」
「いいカードだ。感動的だな、だが無意味だ!」
「何!?」
「ナチュル・エクストリオの効果発動!魔法・罠が発動した時、墓地のカードを1枚ゲームから除外し、デッキの上からカードを墓地に送ることでその発動を無効にして破壊する!」
「何だそのインチキ効果は!?(これじゃあ伏せてある炸裂装甲も使えないじゃないか!7)」
「悪いがまだ続けるぞ!手札から月の書を発動!幻想召喚師を裏守備に変更する!」
「まさか・・・」
「そのまさかだ!俺は2枚目のカオス・インフィニティーを発動!幻想召喚師を攻撃表示にしてデッキから2枚目のワイゼル・アインを特殊召喚!さらにリバース効果発動!ワイゼルアインを生贄に地天の騎士ガイアドレイクを特殊召喚!」
「攻撃力・・3500!?」
「バトルだ!ナチュル・エクストリオでゴブリン突撃部隊に攻撃!」
LP4000→3500
「ぐああああ!!」
「ガイアドレイクでダイレクトアタック!」
LP3500→0
「バカな!この俺がオシリスレットごときに負けるなんて!?」
「そうやって馬鹿にしているのが貴様の敗因だ!」
そう言い残すと俺は試験会場を後にした。
『それじゃあ集君のラーイエロー昇格を祝って乾杯!』
『『『『『「乾杯(かんぱ~い)!!」』』』』』
試験の後、俺は筆記・実技どちらとも優秀だの事で見事にラーイエローに昇格した。まあ元々ちゃんと受けていたらラーイエローだったけどな。
本当は十代も昇格するはずだったが何でも制服の色が好きだとか理由でレットに残ったそうだ。
まあ俺も黄色より赤のほうがいいけどそれぐらい先生に頼んでそのままにすればいいだけの話なんだけどな。
『それにしても広いですね!』
『いやいや!これが普通であってあそこが以上だろ!』
『でもそう考えるとブルー寮はいったいどうなっているのかな?』
『それはアタイも気になるぜ!何せ外から見てもありゃお城にしか見えないからな!』
『私としてはこれくらいがちょうどいいけど・・・』
「確かにな。あまり広すぎると落ち着かないからな。」
こうして俺のデュエルアカデミアでの最初の試験は終わった。
今日の最強カードは
幻想召喚師 レベル3 光属性
魔法使い族/リバース/効果 A800/D900
①:このカードがリバースした場合に発動できる。このカード以外のモンスター1体をリリースし、融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚した融合モンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
リバースしたとき、他のモンスターをリリースすれば融合モンスターを特殊召喚できる!
デビル・フランケンと違ってライフを払わなくていい代わりに1ターンしかフィールドに留まれないがガイアドレイクなら問題ないぞ!
というわけでダルクのデッキは幻想機皇です。(シンクロないのに機皇とか気にするな!)
理由はダルクの効果でサーチもできるカードであるので相性がいいからです。
前回のアンケートの中間発表なのですが
1票 1.見た目はかわいいが実は・・・
1票 2.モンスターの召喚、効果、魔法、罠それぞれを無効にするカードで戦うデッキ。
0票 3.伝説デュエリストが使用したカードのデッキ。
でした。あまり活動報告を見ないのか興味がないかはわかりませんが票が割れてしまったのでアウスのデッキがまだ未定な状況です。
もしよかったら活動報告のほうに投票してください。(でないと続きを書けない)
それでは次回がいつになるかわかりませんがこれからもよろしくお願いします。
※おまけ
今回登場しなかった新霊術を乗せます。
真・闇霊術ー強欲ー 通常罠
①自分フィールドに「ダルク」モンスターがいる時発動できる。デッキからカードを3枚ドローする。
正直3枚は多いから2枚にするかどうか今でも悩んでいます。