街に突如現れた九尾の妖狐の被害は幸いASTの攻撃による器物破損だったので、保護した妖狐の女の子はお咎めなかったのである。
その上、怪我人も出ていないのであった。
「え~と、名前は言えるかな? ボクの名前は、鳴流神龍姫って言うんだけど」
「ポカ~ン(゚Д゚)ノ」
「龍姫、どうやら女神化していた時の姿だったので、今の龍姫と同一人物とわかってないみたいです」
「あ、そうだった、セットアップ‼ これでいいかな?」
「ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゚Д゚) ス、スゲー!‼ あ、ボクの名前は、天狐の蒼空です」
現在、ラタトスクに保護された妖狐の女の子に名前を聞いていたのだが、龍姫が元の黒髪の長髪のポニーテール姿に戻っていたので、開いた口が塞がらない状態になっていたのことをエステルに言われて、もう一度女神化して、初めて同一人物と認識されて、保護した妖狐の女の子は、天狐の蒼空と名乗ったのである。
「蒼空ちゃんって言うんだ、どうしてこの街に来たの?」
「実は、ボク、学校に通うように野井原のみんなに薦められて、鳴流神剣心を頼れって言われて、街を彷徨ってたら、変な人に襲われて」
「ったく、いきなり攻撃されたら天狐じゃなくても驚くだろうが、何考えてんだ?」
「まぁ、ASTは精霊とかには好戦的だからね」
「と言うことは、龍姫ちゃんの家に居候するの?」
星龍は蒼空にこの街に来た理由を聞いたら、元々田舎の野井原の学校に通っていたのだがとある事情で廃校なってしまったので、野井原の妖怪達の推薦で龍姫達の通っている都立来禅高校に通うため、天河の傍流の鳴流家を頼ろうといた矢先に、ASTに妖力を感知されて攻撃を受けて、変化して応戦していた所に偶然にも女神化した龍姫達が駆けつけたのであった。
レイヴンは蒼空に鳴流神家に居候するのかと質問していた。
「そう言うことになります」
「学年は違うかもね」
素直に答えて、各自解散し、蒼空は鳴流神家に連れ帰ることになったのであった。
「ただいま~‼」
「お帰りなさい、あ、今日から超神次元のゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会に居候する子ね、わたしはこの子達の母の剣心」
「天狐の蒼空です、今日からよろしくお願いします」
「お姉ちゃん、龍音‼ どこ行ってたの?」
「帰り道でこの子がASTに襲われてたから、救助してたんだよ‼」
なんとか龍姫は自宅に帰って来れたのである。
帰ってきた龍姫をエプロン姿の剣心が出迎えてくれて、野井原から連絡があったようで、蒼空のことを知っていたようで、蒼空は挨拶を済ませて、玄関で履いてた草履を脱いで、荷物を持ち、転送術式がある所まで剣心に案内されていた。
バイトで先に帰っていた陽龍達に帰りが遅くなったことを説明した後、自室に向かったのであった。