どう言うわけか天誅した元テルカ・リュミレース評議員でカプワ・ノールを支配してバルボスと結託して最後はユーリ達にその計画を潰された人物、ラゴウがあの格好ではなく灰色のスーツ姿で龍美達と対面を果たしたのであった。
「あなた達は誰ですか?」
「凛々の明星のユーリ・ローウェル」
「同じく」
「次元武偵」
「次元エージェント」
ラゴウはとぼけた態度で誰だと言い出したので各自で自己紹介をしたのであった。
「うふふ、おかしな組みわせですね。わたしは先ほどご紹介があったラゴウ。この会社の会長であるのですよ」
「テルカ・リュミレースがダメだったから、今度はこのゲイムギョウ界ってか、笑えねえな、ラゴウさんよ」
「その通りですよ、折角ですから、会長の挨拶でもして差し上げましょう。ノワールと言いましたっけ、表向きは真面目だそうですが、裏では人望がなかったそうですよ。ですが今になってはどうでもいいですね。それもそうでしょう、他人と一緒にされたくないと言う自尊心が強かったのでしょうね」
「友達の妹の悪口を言う刺客あるのか?」
「何を言っているのですか、わたしは有りのままお話しているのですよ」
ラゴウは表向きは電化製品を製造しているが裏ではこの次元のゲイムギョウ界を占領するための反女神組織で、生物実験並びに戦闘員を育成している株式会社「神戸製造」またの名を「神殺」と呼ばれている会社の会長だと名乗り出した。
そしていきなり演説をし始めてノワールこと桜龍を侮蔑し始めて、恋龍と龍美が怒りを露わにしていたのであった。
「済みませんが、わたしは忙しいのです、ではみなさんごきげんよう~‼」
「ブロロロロ‼」
「待て‼ 戻って来い‼」
「龍美‼ 恋龍‼ 女神化して追うわよ‼」
「ダメ、深追いはしない方がいい」
「あ、龍美言う通りだな」
ラゴウは飛んできたヘリコプターに乗り込んで逃亡したのでアイエフが女神化して追いかけようとしたのを龍美が止めて、ユーリが諭したのであった。
その時だった、後の方で
「きゃああああ、来るな‼」
「あははは‼ ラステイションはわたしの国よ、誰にも渡さない、そうあの子達にも」
「きゃあああああ~‼」
どうやら先ほどラゴウに報告していた女性社長が悲鳴を上げたのだ、悲鳴を聞いた龍美達は得物を装備しドアを開けて、
「ガキン~‼」
「誰? あなた達は」
「おまえ、まさか、ブラックハート」
「そうよ、わたしはブラックハート、けどあの子とは違う、あんな出来損ないじゃあない、あははは、それじゃあ、また会いましょう、ユーリ・ローウェルそして龍神」
「大丈夫か?」
なんとか女性に剣が振り下ろされる瞬間に龍美が抜刀して、龍姫から受け取った神代三剣「天羽々斬」で受け止めた瞬間、駆けつけた全員が己の視覚を疑った、そう覚醒前のネクストフォームのノワールいやブラックハート本人だったのだ。
だが自分は勇龍達とは違うと言い、再会を楽しみにすると言って、どこかへ姿を晦ませてしまったのである。
幸いにも死傷者は出ていなかったのだった。
しばらくして天界からの使者が来て事なきを得たのだが、どうやらあのブラックハートは思念体だと言うのであった。
幸いにもパープルハートは龍に選ばれたので思念体は出現することなかったのであった。