龍姫達が学校で授業を受けている頃、龍美は神子龍と幼馴染みの龍月・大龍の四人で転換期を迎えたゲイムギョウ界の調査に再び訪れていたのである。
今回は凛々の明星はテルカ・リュミレースでの仕事があるので同行出来ない上に、ジュード達も各々の仕事があるので今回はこの人数でやってきたのである。
閑話休題
「マスター、リーンボックスが何者かに襲撃されてるよ~‼」
「マスターじゃないでしょ、みんなリーンボックスに急ぐよ‼ セットアップ‼」
「落ち着けないな」
「仕方ないですわ」
到着早々に各自のインテリジェントデバイスにリーンボックスが襲撃を受けていると言う知らせが入ったので、全員が一斉に女神化して、リーンボックス本部に向かったのであった。
そんなこんなでリーンボックスの本拠地に到着した龍美達の目に飛び込んできたのは
「なにこの惨状は」
「取り敢えず、地上に降りるぞ‼」
「はいですわ‼」
「しゃあない、けど、油断大敵やで‼」
なんと以前来た時は美しい緑に囲まれた街並みだったのがどこもかしこも燃え盛る炎に包まれてたのだった。
龍美達はベール達の安否を確かめるべく地上に降り立ち元の姿に戻り教会へ向かうため、
「来て‼ ペンドラ‼」
「おいで‼ シーサー‼」
「虎吉‼」
「ブ~ん‼」
「神子龍、これ被って、後に乗って‼」
「これでいいですの?」
「しっかり捕まっててね‼」
次元の狭間を超えて、黒い大型の三輪バイクが現れたのである。
龍月に至っては沖縄の守り神と謳われる獅子の名を着けているのである。
三台のバイクの両端には荷物をしまえるようになっているのである。
バイクの免許は次元武偵になった際にすべての乗用車が運転可能になっているのだ。
神子龍はバイクを持ってないので龍美のバイクの後ろに乗り腰に手を回して二人乗りで教会へと飛ばしていったのだった。
燃料は家庭で天ぷらなどの揚げ物をした際にでる食用油の廃油を使用することも可能なので環境と燃費に優しいのであった。
閑話休題
「やってしまいなさい、エアバスター‼」
「お姉さま‼ 此処はお逃げください‼」
「ぎゅい=ン‼」
「此処で果てるわけには・・・」
「魔神剣‼」
「誰ですか‼ わたしの高貴な趣味を邪魔するのは‼」
教会の付近でベールが率いる軍隊が完膚無きまでにたった一機の機械兵に壊滅寸前にされていたのである。
そこにはラゴウも高みの見物をしゃれ込んでいたのであった。
ラゴウがエアバスターと命名した低空を浮遊している強大な機械兵器に手も足も出なかったのである。
やはり自分の殻を壊すことを恐れていることに気が付いていないベールだった。
そんな時だった、誰かが放った斬撃が飛んできて、エアバスターの攻撃を中断させたのである。
斬撃が飛んできた方向にラゴウが向くと、
「ラゴウさん、わたくし達と一緒について来てもらってもよろしいでしょうか?」
「こうなってしまった以上、やってしまいなさい‼」
「逃げる気‼ 龍姫から聞いていた通りに逃げ足だけは早いんだから‼」
「ギュイ~ン‼」
「神子龍はベール達の治療に回って‼ この神代三剣、天羽々斬の錆にしてあげるから」
バイクから降りて次元にしまった龍美達を見るなりエアバスターに殿を任せて自分は一目散に逃走を計ったので、龍月が追ったがラゴウはヘリコプターに乗りこんでしまい、逃げられてしまい、神子龍にベール達の護衛を頼み、龍美達は一斉に得物を構えて戦闘態勢に入ったのであった。
三人が運転しているバイクはお分かりになったでしょうか?