転換期を迎えたゲイムギョウ界のリーンボックスを襲撃したエアバスターは覚醒したベールによって木端微塵になり、ただの鉄屑に変わっていたのだった。
「お姉さま・・・」
「どうした? チカ? いつもなら嬉しそうに懐いてくるだろ? あ、すまない、驚かしてしまったんだな、あたしは正真正銘のグリーンハート、ベールだ」
「本当にお姉さまなんですね(>_<)<おねえさま~‼」
「よしよし、なんだろうこの感覚は、まるでシェアから解放された感じする」
「それが、あなたが自分で過去の自分にけじめを付けたと言うことですわ。そうわたくし達のように」
チカが恐る恐る豹変したベールに怯えながら近づいていたら、ベールの方から手を差し伸べて、その手をチカが取って泣きながら抱きついたのであった。
覚醒したベールは脳裏に映った黒いロングヘアーの女性と対面した際に言われた時にシェアに左右されない女神としての能力を手に入れてしまったのである。
別次元の自分である神子龍から説明されてベールは今気が付いたのであった。
「どうやらこのゲイムギョウ界の人々は新しい時代を夢見ているのか、そうだな、あたしも腹を決めないとな」
「まさか、おねえさま‼」
「ふ~、今日をもって、リーンボックスはルウィー領に併合する、おまえら‼ 自分の足で歩くんだ‼ おまえら時代を切り拓くんだ‼ わかったか‼」
「わかりました、わたくしも教祖をこの場をもって自任することを宣言します‼」
警備兵一同「グリーンハート様並びに次元武偵の皆さまに向かって、一同、敬礼‼」
ベールはユーリに檄を飛ばされてた意味を、そしてアースト達・龍美・ミラに言われたことをの意味がわかったのである。
いつか来る終わりに怯えていたことに踏ん切りをつけて、ベールはそのままの状態で深呼吸をして、槍を回転させて地面に突き刺して、天に向かって大声で、桜龍同様に、自分の足で時代を切り拓けと宣言し、守護女神と言う地位を降りたのである。
チカも一緒に憑いて行くと教祖を辞めて、龍美達共に超神次元のゲイムギョウ界に引っ越すことを決意したのである。
リーンボックスの警備兵は整列し、道を開けて、間を龍美達が通れるようにして、一斉に敬礼をして、送り出したのであった。
「変われたようね」
「え、剣ちゃん達はこうなるってわかってたくせに」
「いいちゃうん? これで」
「そうね、後はあの子達次第よ、わたし達が出る幕もないわ」
「それじゃあ、わたしはあの子達を養子にする準備でもしましょうかな」
どうやら、剣心たちも見ていたのだが、やはり血は争えないようでこっちでも子供みたいにやっており、しばらく見た後、その場で解散したのであった。