龍音は偶然にも幼馴染みの一人で同級生で自分より少し背が低い少年こと神崎和真とばったり居合わせたことで荷物持ちがてら一緒に姫奈太と志澄琥に街を案内していたのである。
「そう言えば、龍姫さん達が見えないけど?」
「お姉ちゃん達は用事で出かけるんだ(流石に和真に女神だと明かすのは不味いよね)」
「そうなのか(何か隠してるみたいだな)」
ふと和真は龍音に姉の姿が見えないことを質問してきたのであった。
意表を突かれたのか、その場の空気を読んで、異世界に言っているとは言えないので用事で一緒ではないと答えたのだが、和真は龍音が誤魔化していることに薄々気が付いていたのである。
龍音達が龍の女神候補生と言うことはごく限られた人にしか知らされていないので和真は知る由もなかった。
ところ変わって、転換期を迎えたゲイムギョウ界に訪れていた龍姫達一行はと言うと、
「えぇぇえブランが地球に姫奈太と志澄琥を連れ戻しに行っちゃったんですか(゚Д゚)ノ<なんだと~‼」
「はい、それと、どうやら神殺は転換期を利用しゲイムギョウ界の実権を握ろとしているようなんです」
「やはり、こっちの予想も大方間違ってなかったみたいだね」
教会に到着して早々に、持ち場をほっぽり出して龍姫達一行とは入れ違いになってしまい、地球に向かってしまったのであった。
ミナからわかったことを聞かされて、龍姫達一行は天界から報告された内容と似ていたことを思いだしていたのであった。
一方その頃
「此処が龍姫達が住んでる街だな、必ず連れ戻してやる(; ・`д・´)‼」
街を見下ろせる高台で鬼の形相で妹達を問答無用に連れ戻すことに決めたいたブランが降り立っていたのであった。
そのままの勢いで街に女神化して空を飛んで妹達を探しに行ってしまったのである。
ブランのこの行動がとんでもない事態になることを当の本人が知る由もなかったのであった。
「ただいま~‼」
「みんな、お帰りなさい、今日は和真君も一緒なんやな、うちでゆっくりしていったら」
「いや、お言葉だけで・・・」
「和真君たら、遠慮しない」
「ててて、天龍、(゚Д゚)ノ<くるじいぃぃ」
龍音達は、二階建ての白い外装の四角い家が印象的な御子神家に姫奈太と志澄琥の買ってきた服などを置きに来ていたのである。
ちょうどエプロン姿で娘と同じ栗色の髪の女性で御子神姉妹の母でもある御子神瑞樹が出迎えてくれたのであった。
和真に休憩して行くように言ったのだが和真は遠慮し出したので、天龍が和真の服の襟を掴んで上がることにしたのであった。