無事に帰還を果たした一行は自分の役目を全うするため元の世界に戻って翌日の火曜日の朝を迎えたのである。
龍姫は今日は外で鍛錬を積むため紺色のジャージに着替えてアイテムパックに竹刀を二振り入れて、秘密の場所であるあの場所に一人で向かったのである。
「さてと、いるんですよね、こそこそしてないで、出てきてください、時空管理局のフェイト・T・ハラウオンさん」
「流石、一度死んだ人間には、隠れてても無駄みたいだね」
「そのようすだと、只会いに来たってわけじゃあないですね」
「たまにはわたしと朝練してくれないかな、かわいい子猫の皮を被った龍神さん‼」
「ほう、そう来ましたか、ですが、今のボクはただの高校生ですよ‼」
何を隠そうあの神社がある小高い丘の人気の少ない場所で竹刀で素振りをしていたのだが、龍姫は気配を察知したのである。
そう、兄、龍翔の婚約者同然で幼馴染みである金髪の長い髪に紅の両目を持った女性こと龍姫が憧れていた疾風迅雷の異名を持つ時空管理局員のフェイト・T・ハラウオンが黒インナーを着て、青のカーゴパンツを履いて如何にも訓練するための服装で龍姫の前に姿を現したのである。
久しぶりの再会に喜んだ後フェイトは龍姫に手合せを提案してきたので龍姫はもう一振りの竹刀を渡して、二人とも一斉に竹刀を正眼に構えて、地面が抉れるぐらい、強く蹴って、上段に振りかぶって、竹刀で唐竹割を繰り出したのだ。
お互い竹刀で鍔迫り合いになり、二人は言葉を交わしていたのであった。
「龍姫‼ 朝食の時間だぞ‼ その辺にしないと、学校に遅れるぞ‼ ん? フェイト‼ どうしてここに? サボりか?」
「違うよ‼ たまたま、こっちに来たから、龍姫に、戦い方を叩き込んでいただけだよ(゚Д゚)ノ‼」
「わかった、わかった、そういうことにしといてやるよ、どうせ飯、まだなんだろ、どうだ?」
「けど、みんなのとこに戻らないと・・・って‼ 待ってよ(゚Д゚)ノ‼」
ちょうど、そこに鳴流神家の長男でフェイトの恋人の間柄の兄、龍翔がポロシャツ姿で龍姫を迎えに来たのだが、偶然にも幼馴染みで恋人のフェイトもいたので朝食に誘ったのだ。
フェイトは管理局員のメンバー所に戻らないと行けなかったのだが、鳴流神兄妹が自宅に戻って行ってしまったので、見たフェイトは慌てて鳴流神兄妹を追いかけたのであった。
帰宅した鳴流神兄妹は、龍姫は着替えて、洗面所で手洗いをして、制服を着て、台所に向かったのであった。
「あの~?」
「あ、すいません、わたし、鳴流神家にお世話になってる、エステリーゼ・シデス・ヒュラッセインって言います、長いのでみんなはエステルと呼んでいます」
「これはどうも、わたしはフェイト・T・ハラ・・・」
「めんどくさいから、鳴流神・T・フェイトって呼んだらいいぞ」
「違います‼ っていつからわたしが龍翔と結婚したことになってるんですか(゚Д゚)ノ‼」
「おじいちゃん・・・」
台所に見慣れない顔ぶれだったのでフェイト呆然としていたのでエステルをはじめとするフェイトと初対面のメンバーは自己紹介をして、フェイトが自己紹介をしようとしたのだが、龍姫の祖父の龍造が勝手に龍翔と結婚したことにして茶化していたのであった。
FF7のリメイクか楽しみだな