うずめは助けを求めている声に導かれるがままにラタトスクの戦艦に乗り込んでいたのだった。
「うずめ、何処に行くの?お姉ちゃん達に言えないの?」
「お姉ちゃん‼ それにみんな‼」
「水臭いな、わたし達、親友だろ、仲間だろ、それにちょうど、体を動かしたかったからな」
「最近は椅子に座っての授業が立て続けでしたし、それにうずめを一人で行かせてしまって自分だけ帰ってゲームするは気分が悪いですわ‼」
「わかったよ、俺には双子の妹がいるんだよ、名前はくろめ、あの時、二人とも離れ離れになっちまったから、どこかで会えると信じていたんだ」
流石、休業中とはいえ次元武偵をまとめ上げた一人である龍姫の前に仕方なくうずめはこれまでに至った経緯を事細かいに説明していったのである。
そう、初めて龍姫に会った時、記憶の一部分がかけていたらしく、覚醒した時に少しずつだが思いだしていたようで、そして今、その声の主がうずめの双子の妹のくろめだと言うのである。
「わかったよ、助けに行こうよ、くろめを、場所はわかる?」
「それがミッドチルダなんだ。 それも時空管理局の近くからなんだ」
「それって、時空管理局が裏でなんかヤバいことしてるってことか」
「実はお母さんから時空管理局のよからぬ噂を聞いたって言ってた」
「それ、どんな噂?」
龍姫はまだ見ぬうずめの双子の妹つまり自分の妹も同然のくろめが捕らわれている場所をうずめに尋ねたら、なんとミッドチルダの時空管理局の管轄内だと言うのであった。
星龍はふと母の明から時空管理局のよからぬ噂を聞いたことを思いだして、芽龍は星龍にどのような噂だと聞いたのである。
「実は、ボクがまだ四歳の頃に、時空管理局はとある事件を隠蔽していたって、で、その時にスバルさんのお母さんが殉職されたって、けど、その事件とは違う事件で殉職したことになってるんだって」
「ますます、怪しいじゃない、おっさん達も入れてよ」
「レイヴンさん‼ それに凛々の明星‼」
「実はよ、オレ達も時空管理局の悪い噂を天界から調べてくれって言われてんだよ」
「いくらなんでも、天界が介入は時空管理局との全面戦争になるかもしれないからね」
「そう言うわけだから、わたし達も一緒に行くわ‼」
そうスバルとギンガの母はとある事件で命を落としたのだが表向きは名誉ある殉職と発表されたのだが、それは前の時空管理局総司令の隠蔽だったのである。
それに疑問を抱いた天界は事件の解明を急いだのだが、その事件の鍵を握っている人物が全員死亡してしまった所為で迷宮入りになったのであったと星龍は聞かされたと言ったのである。
タイミングを見計らったように凛々の明星とレイヴンが現れて合同でくろめを救出に向かったのであった。