陽龍は桜龍を頭上から正宗を逆手に持って降りてきた猛争オーラの思念体のネクストフォームのノワールから庇って死んでしまったのだが、桜龍の流した涙が陽龍のインテリジェントデバイスのコアを濡らした瞬間、太陽の模様が浮かび上がり、正しく紫龍時空女神に覚醒したことで、元々、誰に足しても対等に接する包容力があったので、そのおかげで、龍美以上のほんわかなお姉ちゃんな性格に変貌したので、今までユーリなどの成人を呼び捨てにしていたのが、敬語で話しているのである。
「桜龍、あんだけ、動いたんですから、今日は徹底的に洗ってあげますよ」
「いい‼ 自分で出来る‼」
「これが陽龍お姉ちゃんなんだよね、もうあの頃の陽龍お姉ちゃんには戻れないのかな?」
「はぁ~、しょうがないですね、もう~‼ 恵龍寿ったら、言ってくれればこのしゃべり方でも話せるよ」
「よかった‼」
陽龍は今日はラステイション教会に一泊することにして、桜龍と妹達ともにお風呂に入っているのである。
やはり、陽龍はほんわかな性格のままで桜龍の体を洗いだしたのであった。
桜龍は自分で出来ると言って、傍から見ると手が掛かる妹を姉が世話していると言う光景にしか見えないので、恵龍寿が以前の陽龍を懐かしんでいたので、陽龍はそれを見て、元の性格に戻ったのであった。
「陽龍、もう心臓は大丈夫なの?」
「大丈夫だよ、それじゃあ」
「キャ‼ 何するの(゚Д゚)ノ‼」
「桜龍さん、ずるいです‼ わたしもいいよね」
「もう、二人とも甘えん坊さんなんですから」
檜風呂の浴槽に浸かっていた桜龍は陽龍に正宗で貫かれた心臓は大丈夫なのかと勇気を出して聞いて見たのであった。
陽龍は大丈夫と言い、自分の心臓の鼓動を聞かすために自分の豊満な胸に桜龍の顔を埋めたので、それを見た恵龍寿も陽龍の豊満な胸に顔を埋めたのであった。
「聞こえる、陽龍の心臓、動いてる、確かにあの時、止まって、死んじゃったから」
「桜龍の涙のおかげかも知れないんだよ、桜龍がわたしが死んじゃった時に流してくれた涙で、もう一人の自分を手に入れたんですよ。どうやら、わたしは守護女神に就任ししたことでこの人格を無意識に封印してしまったようなんですよ。やっぱり、自分には誰かをサポートしている方が向いてますね」
「そうだよね、わたしもユーリさんや龍姫お姉ちゃん達に出会えたおかげで覇王になることに躊躇していた自分に勇気をくれた、そしていつかは、紋章を覚醒させるよ‼」
「その意気だ‼ わたしも恵龍寿の友達になれたことは誇りに思う」
「龍華達も口調が変わってきたな」
桜龍と恵龍寿は陽龍の心臓がちゃんと機能していることにほっとしていたのであった。
龍華達ももう一人の自分と向き合うことが出来たおかげで勇龍よりお姉さんの雰囲気を醸しだす口調でしゃべれるようになったのであった。