猛争オーラの思念体の思念体のネクストフォームのノワールの後を追って、転換期を迎えたゲイムギョウ界の海上に浮上したあのサウデ不落宮に向かった選抜隊は無事にあの通気口の所まで到着したのであった。
「あの兵士は、確か」
「ユーリ、知っているの?」
「ああ、最初にこの世界に来た時に、物騒な兵器でご近所さんのことを考えないで桜龍を殺そうとした奴らだな、残りは、おまえも知ってる、精鋭部隊だろう」
「今回も正面は突破できそうにないね」
「別にボクとアーストさんならできそうだけど」
「出来るだけ、戦闘は避けた方がいいだろう」
そこから正面の扉を守っている兵士の様子を窺っていたのだが、やはり、今の人数でも正面突破は出来るのだが、桜龍に迷いが生じたことを考えて、龍美がカロルに変わって、通気口のネジを外して、中へ潜入したのであった。
内装はテルカ・リュミレースのサウデ不落宮と同じだったこともあり、この前と同じルートで最深部に向かったのであった。
だが、そう都合よく、辿り着けるはずもなく、
「どうした?」
「生暖かいんだよ」
「桜龍‼ 後ろ‼」
「なんだ、壁が動いてるのぉぉお(゚Д゚)ノ‼」
「リタ‼ 落ち付いて‼」
イエガー・リンダと遭遇した広間を通過しようと扉を開けようとした桜龍が扉に手を掛けた瞬間、扉が閉まって開かなくなってしばらくして、桜龍の後ろから顔と両腕が出現したのである。
幽霊などの類が苦手なリタは取り乱してしまい、エステルが落ち着かせて、一斉に戦闘態勢に入ったのであった。
「まさか、壁に話す日が来るとは思ってなかった‼」
「雨龍の口癖が具現した‼」
「オレも壁にはしゃべりたくねえ‼」
「ですけど、この壁はお話できるんですね(^O^)/‼」
「えうすえう‼ エステル‼ こんな壁と話しても、楽しくないわよ‼」
生きている壁もとい壁の魔物の「デモンズウォール」と戦う羽目になってしまった雨龍は以前、言ってした発言したことが実体化したことに腰が引けて、沙織は雨龍に突っ込み、ユーリも突っ込み、エステルに至っては、デモンズウォールと遭遇したことが余程うれしかったようで、親友のリタも怯えながらエステルに突っ込みを入れていたのであった。
「なんとか、なったな、皆、無事だろうな?」
「大丈夫です、リタが絶叫している以外は」
「もう、あんな、魔物、出てこないわよね、あぁぁぁ‼」
「リタ、しっかりするんだ‼」
「取り敢えず、大きく息を吸いなさい‼」
全員で攻撃したので問題なくデモンズウォールを倒せたのだが、幽霊とおばけの類が苦手なリタは今だに大声で叫んでいたので、龍姫達が落ち着かせたのであった。
そんなこんなで最深部に急いで向かったのであった。