サウデ不落宮の最深部で思念体のクリアドレス姿のノワールに遭遇したのだが、相手にされずに桜龍のことをジェイル達の失敗作だと言いだしていたのである。
ところ変わって天界の病院で負傷して、手術が成功して、入院しているフェイトはと言うと、
「フェイト、龍美達、仕事が終わったら、見舞いに来るって」
「別にいいのに、わたしは龍翔と冬龍達がいてくれるだけで、大丈夫なのに、すっかり、わたしの妹になってるね」
「まぁ、フェイトは、龍美達の憧れなんだ、自分の実の兄の幼馴染みなんだ、もう立派なフェイトの妹達なんだよ、もちろん、真龍婭達もな、なぁ、フェイト?」
「何?」
恋人で鳴流神姉妹の兄の龍翔と、龍翔の養子になることになっている冬龍がお見舞いに来てくれていたのであった。
手術ですべての肉体が使い物にならないと判明したので、とは言え、フェイトはアリシアのクローン技術で創られた存在であるため、剣心は急遽、肉体を新しく創り出すジェイルのクローン技術よりはるか先を行く、天界の転生同様のことを行って、新しいフェイトの肉体を創り上げたのである。
そう言うこともあって今のフェイトはなのはと同じくリンカーコアと魂が慣れるまで包帯とギブスで身体中をグルグル巻きにされていた状態で入院していたのであった。
龍翔は今まで打ち明けられなかったことを言おうとフェイトに言うことにしたのであった。
「フェイト、事件が解決したら、結婚してくれ‼」
「いいよ、だって、わたしも龍翔のこと好きなんだもん、それに冬龍にはちゃんとしたお母さんが必要だから、けど、わたしも怪我が治って、事件が解決したら、わたし時空管理局を退役するね、龍翔が実家の喫茶店を手伝いたいから、お受けします、けど、左腕が完全に治ってからね」
「ああ、もちろんだ」
龍翔は今までフェイトのことが好きだったことを今まで言えずにいたのでこの際思い切って愛の告白をしたのである。
結婚の申し出を断る理由はなかった、フェイトも立場上、離れていたのだから、けど、妹達のおかげでこんな形とは言え、結婚することを決めたのであった。
そして、二人は養女の冬龍に目を尻目に熱い口づけを交わしたのであった。
一方その頃、サウデ不落宮の最深部で猛争オーラの思念体ことクリアドレス姿のノワールに桜龍がジェイル達が創り出したブラックハートのコピーだと聞いた妹の一人の直龍と親友の一人の陽龍は、
「桜龍‼ 相手にしてはいけません‼」
「桜龍お姉ちゃん‼ 相手にするな‼」
「どうしたの? わたしは何にも気にしていないけど」
「ジェイルが創り出した? わたし達には数々の思い出がありますよ」
「アハハハ・・・陽龍と直龍よ、何に怯えてるのかしら、あなた達の心を映してあげましょうか?」
やはり信じらないと言って、桜龍にこんな奴の相手をするなと諭したのであった。