思念体のクリアドレス姿のノワールは此処に映し出してもいいのだと言い出したのであった。
その言葉に、直龍は顔を背けてしまったのであった。
「どうしたの? わたしは陽龍の親友で幼馴染みで、直龍のお姉ちゃんの元ラステイションの守護女神のノワールだった桜龍よ」
「ごめん、桜龍お姉ちゃん、わたしに考える時間が欲しい、ごめん」
「桜龍・・・陽龍と直龍を責めちゃダメでしょう。わたしが説明してあげるわ」
直龍の行動に思わず桜龍は問いだしてしまったので思念体で昔の姿の自分を形成しているクリアドレス姿のノワールに咎めれて、桜龍に変わって説明すると言ったのであった。
「先代の女神によってまたは他人に合わせ、シェアに含まれる情報から読み取って、自分の姿、声、性格、趣味等を変化させる。けどプラネテューヌ女神だけは違った。ほかの女神より人間に近い存在だったから、歴代のラステイションの女神はプラネテューヌ女神にライバル心を燃やしていたのよ、けど、結局、最後まで相手にされなかったんだから」
「なるほどな、オレに剣で負けたのはそう言いうことだったわけか」
「いや、違うわ、あなたは異世界からやってきた所謂、ゲイムギョウ界のイレギュラーな存在だっただけ、けど、この子の抑え込んでいる女神細胞は限界が来てるわね」
「桜龍‼ 考えてはいけません‼」
「アハハハは‼ 考えなさい、もう一人のノワール、ノワール? アハハハ‼ そう言えば名前は桜龍だったわね」
説明された内容は龍姫達でも理解しがたいないようで、ユーリとフレンのマナで桜龍の女神細胞は抑え込んでいるに過ぎないと言ったのであった。
桜龍のもう一人の自分と言いだしたノワールは嘲笑っていたのであった。
その時だった、
「え~と、わたしは昔の名前はノワール、この次元の元ラステイションの守護女神ブラックハート、真面目で、ん? 真面目? 女神?」
「どうしたの? ちょっと‼」
「まさか、しっかりするんだ‼ 桜龍‼」
「女神ってどうやってなるんだっけ? 思いだせない?」
「なんだ? 急に景色が変わった‼」
桜龍は今の説明を受けていきなり一人で昔の事を思いだして声に出して確認し出したのだが、突然頭を抱えて蹲ったのすかさず医者の龍美とジュードが駈け寄ったのである。
しばらくして、周りの景色が変化していたのであった。
「そうだよね、悩む必要はなかった、なぜならわたしは」
「桜龍?」
「行こう、みんな、わたしは・・・大丈夫だよ」
しばらくして桜龍が落ち着いて何やら思いだしたように呟いた後、陽龍が名前を読んだので、桜龍は大丈夫と言って、景色が元に戻ったのであった。