天界からサウデ不落宮から放たれた光に巻き込まれた桜龍がリーゼ・マクシアのジュードとレイアの故郷のル・ロンドで生きていることを知らされた直龍達はル・ロンドに到着し、住民からジュードの実家の診療所にいると言うので、診療所に入って行ったのである。
「あの~すいません、此処に姉がお世話になってると聞いたんですが?」
「母さん‼ その子はどうしてるの?」
「ジュード‼ あなたがあの子の妹さん、それなら、そこの病室にいるけど、体調が」
「ありがとうございます‼」
「ったく、ジュード、帰って来るなら、連絡くらい入れなさい‼」
ジュードの実家の診療所「マティス診療所」に入った直龍とジュードはジュードの母のエリンに姉の一人の桜龍は何処にいるのかを敬語で尋ねたら、奥の病室にいると言うので直龍はお礼を言って一目散に桜龍の居る病室に向かって行ってしまったのであった。
久しぶりに次元武偵の資格を手に入れて帰ってきた息子のジュードをジュードの父のディラックが回答一番に連絡を入れるように注意していたのであった。
ジュード達も直龍の後を追って桜龍が居る病室に入ったのである。
病室に入った直龍達が見たのは、
「桜龍お姉ちゃん‼」
「・・・・う・・・あ・・・」
「どうしたんだ? わたしだ‼ 妹の直龍だ‼ 桜龍お姉ちゃん‼」
「まさか、総合失調症‼」
「なんだ? その病気は?」
車椅子に乗っっていた見た感じ骨折などの怪我はしてない桜龍だったのだが、サウデ不落宮からギョウカイ墓場を経由したことでとてつもない量のシェア、リーゼ・マクシアの言葉で例えるならマナに長時間さらされたショックで処理しきれないほどの情報が流れ込んできたことで自分がどこいるのかそれ以前に自分が誰かなのかとわからない状態になっていたのであった。
ジュードは以前、天界の病院に助っ人で勤務していた際に読んだ本に記載されていた総合失調症に症状が似ていたことに気が付いたのだが、ジュードの父のディラックは?マークを浮かべてしまったのであった。
「済まないが、引き取ってくれないだろうか? ほかの患者が気味悪がっているからな」
「父さん_(おじさん‼)‼」
「おまえはそれでも医者か‼」
「わかりました、帰るよ」
ジュードの父のディラックは知らない病名を聞かされて桜龍のことを気味悪がり出して、直龍に連れて帰るように言ったのである。
流石のジュードとミラとレイアもディラックの物言いに反論したのだが、直龍は渋々承諾して桜龍をお姫さ抱っこして、診療所を後にしたのであった。