直龍達はジュードの実家の診療所でサウデ不落宮から立ち昇った光に巻まれて行方不明になっていた桜龍を発見したのだが、桜龍はシェアとマナとエアルに長時間さらされたショックで心と精神が崩壊したことで変わり果てた廃人と化してしまったのである。
退院の許可が強制的に下りてしまったので、直龍は桜龍をお姫様抱っこで抱きかかえてラタトスクの戦艦「フラクシナス」に帰還し、ジュードに帰還する前に陽龍に電動車椅子を用意して欲しいと連絡していたので、到着してすぐに桜龍を電動車椅子に乗せて、陽龍が押してメンバーの所に向かったのであった。
「桜龍、俺だ、アーストだ」
「・・・里見八犬士・・・・」
「そんなことって、いやだよ‼」
「これはジュードでもどうしようもないな、今日は地球で言う祝日で学校が休みだ。後は時間しか解決する方法がないだろう」
「わたしも、ユーリに叱咤されなかったら、こうなってたのか」
桜龍が生きていたことに喚起したのも束の間、桜龍がゲイムギョウ界のシェアとリーゼ・マクシアのマナとテルカ・リュミレースのエアルに精神を侵されたことで廃人と化していると言う事実に驚きを隠せないでいたのであった。
ブランはユーリに叱咤されて重荷になっていたことを捨てさせてくれたことに感謝していたのであった。
幸いにも明日まで学校が休みになっていたので桜龍を超神次元のゲイムギョウ界のプラネテューヌに連れて帰ることになったのであった。
「守護女神って、あんなことになるのか?」
「ボクも、お母さんから聞いた話でしか、わからなかったけど、ゲイムギョウ界の女神はシェアのは女神細胞が受け継がれるからで、結局はまたシェアを奪い合ったことで無関係な人々が悲しむことなるから、お母さんをはじめとする天界の神達は守護女神制度を撤廃することを決めたんだよ」
「ですが、イストワールはそれを良しとしなかった、先代の女神のことが築いた国のやり方を変えたくなかった、それは現実に目を背けているだけ、それを教えてあげる人がゲイムギョウ界にはいなかった。だから、ボク達、次元武偵が誕生した」
「フレンにも背を向けて何か変わったかと、変化は痛みを伴いものでそれを恐れていては前には進めないってな」
「その通りだ‼ 役回りがあるってのは同感だけどな、その中身は自分で決めるもんだろ‼」
「ユーリ‼ 起きてもいいの?」
「ああ、女神様達の治癒術のおかげか知らねえけど、シャマル先生曰く、もう完治しているから、仕事に復帰して良いってさ、ったく、オレがいない所で、自分を失くしてくるとはな」
瑠美奈は自分がもし守護女神として龍女神なっていたらこうなっていたのかと幼馴染みで恋人の龍美に質問したところ、龍美は母から守護女神のシェアを奪い合ったことでそこに住む人々を悲しませることになると言う現実を教えるために龍姫達を転生させてシェアに干渉しない龍女神としてのインテリジェントデバイスを渡して、次元武偵の資格を贈り、人間主体のやり方を勧めたのであった。