プレシア・テスタロッサが無理難題を押し付けられたことで五歳と言う年齢で息絶えたアリシアだったが、転換期を迎えたゲイムギョウ界のシェアクリスタル内に肉体をそのままにしてリンカーコアとしてパティが持っていた大海賊の証を代用したことで生き返ったのだが、流石に五歳の姿でフェイトの姉と言うのは無理があったので、アリシアが神殺に保護される前に天界で保護しようとしたら、アリシアが自ら天界にやって来たので、用意していた新しくフェイトをモデルに作っていたので体型と利き手は一緒になり、大海賊の証をパティに返すことにして、自身もフェイトと同じく龍女神としての資格を手に入れて、現在フェイトの介護に勤しんでいるのであった。
「どうして、どうして、アリシアがわたしの元に帰ってこないの‼」
我が子のアリシアが自身の行いが原因で帰ってこないことに気づいていないプレシア・テスタロッサであったとさ。
そして祝日の初日を迎えたのであった。
それぞれいつもと同じ日課を終えて、その後は各自、自由行動になっていたのであった。
「此処がテルカ・リュミレースの帝都、ザーフィアスか」
「ジロ吉、済まない、今は一人にさせてくれ」
「直龍ちゃん・・・」
桜龍のことで気に病んでいる龍華達を連れて気分転換にテルカ・リュミレースのやってきた美龍飛達だったが、やはり龍華達は自分の所為だと思っていたのであった。
「あ、ユーリさん‼」
「確か、リュネさんだったか、どうしたんだその奥義書見てえな本は?」
「はい、実は父の遺品を整理していた、また剣術の奥義書が出てきたんですけど、もしかしたら、ユーリさんの剣の腕ならこれも使えるかもと」
「どれどれ、これ大剣の奥義だな。え~と、超究武神覇斬? 読みにくいな」
「そうですか、ユーリさんのお知り合いに大剣を使う人はいますでしょうか?」
「いるけど」
昨日の夜にザーフィアスの下町に帰っていたユーリは市民街に立ち寄ったら以前、「虎牙破斬」の書をくれたユーリに「黒衣の断罪者」の称号を贈呈したクレイの幼馴染みの女性のリュネに再開し、リュネから奥義書を渡されたのだが、内容が大剣で繰り出すものだったので、流石にカロルとアルヴィンには出来ないと気が付いたのであった。
「お~い‼ ユーリ‼」
「お、ちょうどいいところに」
「わたしに用ですか?」
「あの、もしかしてですけど、この女の子が大剣使いなんですか‼」
「あの~話が見えないんですけど、ユーリさんが持っているその本が関わっているんですか?」
ちょうどそこに気分転換に来ていた美龍飛達が市民街にやって来てユーリを見つけたのでユーリは龍華達にリュネから渡された奥義書「超究武神覇斬」の書を譲ったのであった。