なのははゴーグルで顔を恋人で婚約者の空龍と娘のヴィヴィオにさえ見せていないのは今だに自信が持てなかったからであった。
行きつけの店の女将からプリンをもらった陽龍と、今だ廃人状態の桜龍は教会に戻ってきていたのであった。
教祖の龍美はいつものように四女神が三日掛かるほどの仕事である書類整理を新たに秘書になった恋人で幼馴染みで小さい頃から変わらない女顔で眼鏡を新調した瑠美奈と海男共にたったの二時間で片付けてしまい、市民の信頼を勝ち取ると言って、瑠美奈と一緒に魔物退治に愛車のバイク「ペンドラ」に跨って出かけてしまったのである。
イストワールは瑠美奈が来てから自分のやる仕事がなくなったのであった。
そのため僻みと小言を一人で喋っていたのであった。
もちろん誰も相手にされなかったのは言うまでなかった。
「美味しい‼ 桜龍、プリン食べてみたら」
「・・・う」
「桜龍、わたし、待ってるから、桜龍が隣で一緒に戦って来るまで待ってるし、守ってあげる、わたしが桜龍を守るの‼」
陽龍は大好物のプリンを桜龍と一緒に食べていたので昔の口調に戻っていたのであった。
廃人状態の桜龍に何があっても自分が守ると誓ったのであった。
陽龍が桜龍の身の周りの世話をしているのである。
場所は変わって、転換期を迎えたゲイムギョウ界の神殺の支部では、
「脱獄されただと‼」
「申し訳ありません‼」
「もういい、下がっていろ‼」
「はぁ‼」
「あの小娘、姉と違って、頭が切れる様だな。それと、一緒にいたユーリ・ローウェル、おまえにはいつか天罰を与えてる。それまで生きていればの話だがな、うあははあは(^O^)/‼」
直龍に脱獄された責任を特殊部隊「神戦組」の統括部長の威厳ある顎髭が特徴の男性、バイソンは、社長のフェルに怒鳴れて部屋を出て行ったのであった。
やはり計画を龍美達に悉く潰されて思い様に行かないことを勝手にユーリの所為にして、天罰を下すと窓から外を見ながら薄気味悪い笑い方で言っていたのであった。
「大変です‼ サウデ不落宮から魔物が出てきました‼」
「何、すぐにあれの用意をさせろ‼」
「はい‼ すぐに取りかかります‼」
「やはり、動きだしたようだな」
血相を変えてフェルの居る社長室に入ってきたのである。
どうやらサウデ不落宮から脱出する際に四体の魔物が蘇ったのである。
その四体の魔物はダークメガミではなかったのであった。
マジェコンヌ四天王出もない、いうなれば、以前戦ったアルテマウェポンと同じく魔法生物である。