プラウド・クラッドを機能停止した咲耶達はプラウド・クラッドのと言うよりキュモール姉弟が何を思って、武龍の究極秘奥義と同名の両刃の長い刀身の大剣「ラグナロク」を落として逃げたようで、咲耶達はラグナロクを回収して、波動砲の操作盤があるところまで到着したのである。
「そこまでよ‼」
「おや、失敗作の裏切り者は来ていないのですね」
「名前ぐらい覚えろよ、あいつの名前は桜龍だ‼」
「なんな子に名前など必要ないですね」
「自分が何やったか自覚ないんですね‼クアットロ‼」
波動砲を操作していたのはジェイルでもなく神殺の研究員でもプレシア・テスタロッサでもない、伊達眼鏡を掛けて、ケープを羽織った女性で三年前、なのはに倒されたナンバーズの一人、クアットロがいたのである。
もちろん幻術でもなく本体のクアットロであった。
咲耶と武龍には幻覚もとい幻術の類は一切通用しないことはユーリ達も知っている以上、波動砲を操作しているのは本体しか考えられなかったのだから。
一方その頃、天界の病院では、
「フェイト、気分はどうだ? ‼ フェイト‼」
「どうしたの? 龍翔くん? そんなに慌てて」
「フェイトが病院を抜け出したんだ‼ 心当たりあるか? あいつ、怪我が治ってないのに」
「わたし、フェイトちゃんが行きそうな場所、知ってる、けど、確証はない、多分なんだけど、フェイトちゃん、咲耶達を助けに向かったんだと思う。転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションだと思う」
「ありがとう、なのは、オレ行ってくる、冬龍のこと頼んだ!」
「わたしも行くよ‼」
「冬龍のことはこっちに任せて行きなさい‼」
お見舞いに来た龍翔と冬龍はフェイトが病室にいないことに驚き部屋を出た所で偶然にもなのはに出会ったので、フェイトが行きそうなところは知らないかと尋ねたら、転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションにいる咲耶達を助けに向かったと答えたのである。
もちろんなのはの幼馴染みの経験による憶測である。
龍翔はその言葉を聞いて、フェイトは転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションに向かったと龍翔は確信したらしく、冬龍を頼むと言って、転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションに向かったのであった。
なのはがフェイトをほっておくわけがなく、運よく明がいたので冬龍を任せて後を追ったのであった。
それを追うように空龍も転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションの街に向かったのであった。