転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションで神殺がジェイル達と結託して波動砲で星喰みを撃ち砕こうとしていたのであった。
テルカ・リュミレースの星喰みと違いゲイムギョウ界の星喰みはシェアと猛争オーラの慣れ果てたものである以上はラステイションのシェアを放っている波動砲は逆効果になることは次元武偵一同が認識しているのである。
そして、波動砲の操作盤に辿り着いたのだが、咲耶達を待ち構えていたのは、ジェイルのナンバーズの一人、伊達眼鏡を掛けている茶髪の三つ編みの女性クワットロに阻まれたのである。
桜龍のことをナンバーズの失敗作だと言い出したのである。
「クワットロ、久しぶりだな」
「誰でしたっけ?」
「まさか、フェイトさん‼」
「なんで、ったく、なんかおまえになんかあったら、オレが龍翔と龍姫達に殺される‼」
「アハハハ(*^^*)‼ みじめですね、そんな、お姿で此処に現れるなんて、裏切り者のフェイト様」
そこに竜騎士の兜を被って顔を隠して、敢て、ドスが聞いた口調で黒紫のロングスカートが付いた甲冑を身に纏い左腰に刃渡り二尺三寸の日本刀を帯刀した金髪のメッシュが入った青紫の髪を敢てツインテールではなくポニーテールに結い直した、龍女神のフェイトがそこにいたのであった。
咲耶は見た瞬間気が付いたのだが、生憎ユーリは相棒のラピードを桜龍の介護に回していたので、気が付くのに一瞬遅れて、鳴流神兄妹に殺されると突っ込みを入れて、クワットロは皮肉ってフェイトを裏切り者と言い出したのである。
「それにしても、博士がノワールでしたっけ、あの失敗作に埋め込んだのはアリシアの細胞でもなく、そう、此処が、まだラステイションではなく、ミッドガルと呼ばれていた頃に生きていた、ソルジャー1stのセフィロスのジェノバ細胞ですのよ」
「セフィロス?」
「そう、今から約千年前でしょうか、狂気に走ったセフィロスは不意を突かれてシェア即ちライフストーリームにジェノバの生首を抱いたまま落とされたのです。セフィロスはその男、クラウド・ストライフに結果倒されたのです。ですが、セフィロスはまだ諦めていなかったのですから、ゲイムギョウ界になったこの世界でもそのことは忘れないセフィロスはブラックハートに自らの思念を取り込ませたのですので」
「なるほどな、あいつらが今まで守護女神やってた頃のあの態度はジェノバ細胞が操っていたのか」
「それを知ったと言って、もう手遅れですから‼ アハハハ、では、わたくしはこれにて失礼しますね‼」
「追いかけたいのは山々なんだけど、この魔物倒した方がいいよね‼」
クワットロはノワールこと桜龍が五年前、単独であの場所に向かった際にジェイルに埋め込まれたのがセフィロスのジェノバ細胞だと言うのであった。
そして、クワットロは円盤を置いて、どこかに転移して、逃げられてしまったのであった。