龍姫達が解散した頃、天界では、回収したサファイアウェポンの残骸とダイアウェポンの残骸からあるものを作製していたのであった。
「出来ました‼」
「ありがとう、それじゃあ、下がっていいわよ」
「失礼しました‼」
「これが、リゾマータの方式で作った日本刀?」
「そうよ、美龍飛達は、これの試作型を打ったみたいね」
どうやら、完成したらしく、製作していた自分が報告しに、天照大御神こと、剣心が執務を行っている場所で、もちろん明たちも一緒に行っている部屋にやってきたのであった。
剣心達に報告した部下に下がっていいと指示を出して、部下は部屋を出て行ったのを見届けた一行は完成した物を拝見していたのであった。
完成したのは、刃渡り二尺三寸で、透き通った水色の刀身が美しく光り輝いている金色の木瓜型の鍔が付いた青紫色の紐が巻かれた柄の拵えの打刀が完成したのである。
それともう一つ、作らせていたようで、
「そのデバイスは?」
「ただのインテリジェントデバイスよ、龍女神になるにはあと4~6年後だからね、可愛い初孫に何かしてあげたかったのよ」
「剣ちゃんたら、明日から、冬龍の初めての学校なんだよね、ヴィヴィオと一緒のクラスに慣れたらいいけど」
「大丈夫、血は繋がってなくても、あの子は大切ねわたしの可愛い孫なのよ。強くて美しい子に化けるわね」
「そうか、鳴流神家に引き取ってからと言うのも、冬龍は武術を鍛錬してたしね」
龍が描かれた紐が付いた鈴が付いたチョーカー型のインテリジェントデバイスもついでに作成していたのであった。
もちろん、冬龍はまだヴィヴィオと同い年であるため、最低でも龍音達と同じく、十四歳なってからじゃないと肉体に龍女神の能力が肉体に負担が掛かるため、バリアジャケットを装備するだけの機能しか作動しないようにしてあるインテリジェントデバイスが完成したのであった。
出来栄えを見て、孫になった、冬龍の喜び顔を思い浮かべていたのである。
明日にはヴィヴィオと一緒の学校に通うことになっているのである。
冬龍は龍翔の養子なって以来、龍美達のような侍になりたいと思って毎日のように武術の稽古を龍美達につけてもらっているのであった。
冬龍は時空管理局ではなく、龍姫と同じく、次元武偵になる決意をしていたのだった。
やっぱり、龍美達に憧れていたこともあって、武器に選んだのは、二尺三寸の竹刀だったのである。
ナンバーズの被験者だったこともあったので、養子になる際に天界の病院で精密検査を受けて、サイボーグのように機械ではなく、骨も血管も人間と同じものだったのだが、右茶左碧のオッドアイ瞳の理由はどうやら龍姫達と同じく龍の血をわずかながら引いていただけで、成長速度は人間と変わりなかったのは言うまでもなかったのだった。