龍姫達に諭されてしまい、頭を冷やす為に勢いでラタトスクの戦艦「フラクシナス」の次元転送置から転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションの船着場で佇んでいた所に古なじみのスバルが駆けつけて、連れ帰ろうした矢先に以前地球で遭遇した古代魔法生物兵器「アルテマウェポン」と同じ個体に遭遇してしまったのであった。
スバルが撤退を進めてるのにも関わらず、ティアナはインテリジェントデバイスでバリアジャケットを装着し二丁拳銃を構え出したので、スバルはいざという時は問答無用に逃走することを悟られないようにして、自身もインテリジェントデバイスでローラーシューズを履いて、右腕に手甲を装着し、戦闘態勢に入ったのであった。
龍姫達も姉達の協力を得て、シグナム達共にティアナを捜索していたら、デバイスの反応をキャッチしたのも束の間にアルテマウェポンと戦闘していると言うので龍女神化している状態で助太刀に向かったのであった。
「ティア、やっぱり、効いてない‼」
「そんなはずある訳ないでしょ‼ 龍姫達の武器は通用したじゃない‼」
「くだらん‼ 消えろ‼」
「危ない‼ ティアナ‼」
「スバル‼」
スバルは自身の攻撃が古代魔法生物兵器のアルテマウェポンに効果が薄かったことをティアナに告げたのだが、ティアナは自分の実力を過信して、アルテマウェポンが腕を振るって攻撃してきたことに気が付いておらず、それに気付いたスバルはティアナを庇ったことでまともにアルテマウェポンの攻撃を受けてしまったのであった。
幸いにも防御壁を張れたのだが、
「スバル、左腕が」
「逃げて、今の状態だとティアナを逃がすのが精一杯」
「おまえから、消し去ってくれる‼」
「魔神剣‼」
「探したよ‼ って、スバル‼ 大龍、スバルとティアナを安全なところへ‼ 龍姫達はわたしと一緒にアルテマウェポンを倒すよ~‼」
流石のスバルでも防御壁を張った程度ではアルテマウェポンの通常攻撃ですら貫通し、見事に左腕が肘から先が無くなってしまったのであった。
そこから機械のコードのような物が飛び出していたのであった。
再びアルテマウェポンの攻撃が二人を襲った瞬間、龍美が放った斬撃で中断することに成功したので、大龍が二人を安全な場所まで撤退するように指示を出して、龍女神化している状態の大龍には二人の人間なら軽々と背負えるので、そのまま転送可能な場所まで撤退し、龍美はアルテマウェポンを討伐するため残ったメンバーで迎え撃つことにしたのであった。
二人を抱えて転送した大龍はと言うと、
「すいません‼」
「どうしたんだ‼ ‼ すぐさま、手術の用意を‼」
「お願いします‼ ふぅ、事情を説明して欲しいとこやけど、気絶してもうてるから、明日にするか」
「ごめん、スバル・・・」
すぐにスバルの治療のために天界の病院に運び込んだのである。
そこに勤務していた男性の外科医が駆けつけてくれた瞬間にスバルの左腕がないことに気が付いた医師はすぐにストレチャーの用意を看護師にさせて、手術の準備に取り掛かり、スバルはそのまま意識が朦朧としている中、手術室に運び込まれたのである。
大龍は事情を聞こうとしたのだがティアナ本人が力尽きてしまったのであった。
日を改めることにしたのであった。
そこに、
「大龍‼ ティアナまで‼」
「龍翔さん、実は」
「ティアナが自分を過信したんだな。さっき、スバルが運ばれたとこ見たからな」
「はい、その通りです」
「この事は母さんたちには入っているだろうな」
フェイトの見舞いの帰りだった龍翔と冬龍がやってきたのである。
龍翔は状況を見て察したようで、大龍は大まかにこの事態に陥った経緯を説明したのであった。