大龍がティアナを庇い負傷したスバルをフェイトが現在入院中の天界総合病院に担ぎこまれて幸いにも気絶していただけで気を失っているティアナはそのまま手術室前のベンチで壁にもたれかけており、現在、手術室ではスバルの手術が行われていたのであった。
一方、転換期を迎えたゲイムギョウ界のラステイションの船着場でアルテマウェポンと戦う羽目になってしまった龍姫達とシグナム達はと言うと、
「虎牙破斬‼」
「飛龍一閃‼ 何故だ‼ わたし達の攻撃が効いていない‼」
「もしかすると、アルテマウェポンは耐久が高いのでは」
「だったら、これならどうだ‼ やったか?」
「効かん」
龍姫達はいつの通りだったのが、シグナム達は魔法を放つ際に込めている弾丸が底を尽きてしまったのであった。
「シグナムさん達は下がってください‼ 調子に乗らないで‼」
「おまえもオーバーリミッツを修得していたのか」
「これは面白い、小僧‼」
「小僧じゃない‼ 光焔の女神、姫奈太‼」
「悪いけど、勝手に助太刀するよ~瑠美奈、準備出来てる?」
「あたしはいつでもやれる‼」
姫奈太はあの白を基調としている燕尾服のような露出がないバリアジャケットを装備して、下は水色のカーゴパンツに両手にはフィガーレスグローブを嵌めて、ユーリに剣を習う都合上で購入した白い無銘刀を構えて、オーバーリミッツLv3を発動したのであった。
シグナム達を下がらせて、龍美の指揮の下、姫奈太の援護に回ることにしたのであった。
アルテマウェポンは姫奈太が体型を敢てひた隠しているので、男の子と見間違えて、小僧と呼んでいたので、姫奈太は訂正させたのであった。
「崩襲脚‼」
「何のための剣だよ(゚Д゚)ノ<‼」
姫奈太は数回アルテマウェポンを攻撃した後、飛びあがりそのまま蹴り落としを喰らわせたのだが、それを見たヴィータは突っ込みを入れていたのである。
姫奈太の攻撃は終わる訳がなく、
「襲爪雷斬‼」
「おまえもかよ‼」
斬り上げて、雷を落とし、斬り下ろす際にも雷を落として攻撃を繋げて、
「牙連崩襲顎‼」
「また蹴りかよ(゚Д゚)ノ‼」
「ヴィータ、良く見ろ、剣と蹴りを合わせた技だ‼」
斬り下ろし、燕返しの要領で飛びありながら斬り上げて、そのままアルテマウェポンに蹴りをお見舞いしたのであった。
「疾風のように、天狼滅牙・風迅‼」
まず左拳で殴打し、滅多斬りをお見舞いした後、左手の掌底を叩きこみ、
「終わりだよ‼ 聖なる鎖に抗って見せて‼ シャイニング・バインド‼」
「剣は何のためにあんだよ(゚Д゚)ノ‼」
「スゴイ」
姫奈太は超振動を用いる秘奥義ではなく、敢て光の鎖でアルテマウェポンを拘束した後、自身を中心とした範囲攻撃を叩き込み、見事アルテマウェポンを倒したのであった。
そして、もちろん、
「エステルさん、これあげる」
「いいんです?」
「うん、それとシグナムさんも」
「だがしかし、わたしにはレヴァンティンがあるから必要ない」
「シグナムさん、折角の姫奈太のご好意なんやで、此処は素直に受け取った方が姫奈太の気が収まるんや」
「そうか、では、頂くとしよう、ありがとう、姫奈太」
あのコバルトブルーの半透明の刀身が美しい刀剣が三振りアルテマウェポンがいた場所に落ちていたので、三振りの内一つはエステルでも装備できる細身の刀身だったので姫奈太はエステルに譲り、もう一振りは日本刀と同じ拵えだったのでこれを自分の得物に、もう一振りはシグナムのインテリジェントデバイスのレヴァンティンと似ていたのでシグナムに譲って、一旦ラタトスクの戦艦「フラクシナス」に帰還したのであった。