無事にアルテマウェポンを倒して、あの透き通ったコバルトブルーの刀身の刀剣類は無事に龍姫達の手で回収されたのであった。
そして、ちょうどティアナをアルテマウェポンの攻撃から庇って負傷したスバルの手術が終わったところだった。
「う、う~ん、此処は」
「気が付いたみたいだね」
「フェイト隊長‼ 失礼しました‼ あれ? どういうこと? 確かにわたしの左腕はティアナを庇った際にアルテマウェポンの攻撃で」
「それは、スバルの肉体は完全な人間なんやで」
「大龍、それはどう言うこと?」
どうやらスバルはフェイト同部屋にされたようで隣で身体中包帯とギブスでグルグル巻きにされているが声は出せるのでそれと麻酔が切れて目が覚めたスバルは聞きなれた上司の声だったので、驚いて、上体を勢いよく起こしたのであった。
その時、スバルは自分の左腕があることに気が付いたのである。
そこに大龍がスバルの肉体は完全な人間だと言って病室に入ってきたのであった。
「久しぶりね」
「お母さんなの、ってことは、此処は天国、わたし、死んじゃったの?」
「此処は天界や、スバルは死んでない、ボクが生きたままここに担ぎこんだんや」
「そうだったの、お母さん、ごめんなさい」
「お母さんが死んじゃったから苦労したのでしょ、スバル、お母さんは転生する気はないの」
「どうして?」
大龍が十二年前にとある事件で命を落とした時空管理局員のギンガとスバルを養子に引き取り、二人に自分が使っていたインテリジェントデバイスを遺産として残したスバルの義母があの姿のままフェイトとスバルが入院している病室に入ってきたのであった。
そう、大龍はわざわざ、天界の街で探し出してスバルが入院したことを教えて此処に連れて来てくれたのである。
だが自身は元の世界には還る気はないとスバルに告げたであった。
「なぜなら、わたしは、もうあの世界では死んだ以上は、帰る訳にはいかないの、それに今更、ギンガに会っても、時が経った今・・・」
「それが理由なの‼ そんなの関係ない‼」
「スバル‼」
「スバルの言う通りですよ」
「あ、ごめんなさい」
「今日は遅いし、話はこの辺で、また明日でもちゃんとした方がええやろう」
やはり自分が転生しようとした時にはもう既にスバル達は立派に育っていたので今更転生して会いに行く勇気が出なかったとこの場にいるメンバー全員に明かしたのであった。
それでもスバルは戻ってきてほしいと告げたのであった。
流石に時間の都合もあったので大龍が話を切り上げてまた明日にでも話したらどうかと言ってその場で解散したのであった。