アルテマウェポンの攻撃からティアナを庇ったスバルは左腕が切断されて、大龍に担ぎこまれて天界で完全な人間の肉体を手に入れたのであった。
そこでフェイトと同室になって、そこに現れたのは、スバルの肉体の遺伝子情報の元になった、幼い頃に亡くなったスバルの義母であった。
スバルに自分の思うように生きないさいと言い残して、病室から出て行ったのであった。
「スバル、みんな、元気にしてる? 龍美達と喧嘩してないよね?」
「わたしとエリオとキャロは仲良くしているんですけど、やっぱりティアナとヴィータ副隊長が」
「やっぱりか、今は争ってる場合じゃないって、伝えて、わたしはしばらくは前線に復帰できそうにないから、それと、龍姫に時間があるときに此処に来て欲しいとこれもお願いできる?」
「はい‼ ん? どうして? 龍美じゃないんですか?」
「深い意味はないから」
左腕が完全に引っ付くまでギブスで固定されている隣のベットで寝ているスバルにフェイトはちゃんと仲よくしているかと質問したのだが、今だにティアナとヴィータがラタトスクのメンバー全員をよく思ってないことを報告したのであった。
フェイトは予想通りだったようで、軽くため息を吐いて、スバルに龍姫に時間が空いた時で構わないから自分の下に来るようにと伝言を頼んだのであった。
スバルは承諾して、何故、姉の龍美ではないのかと質問をしたのだが、フェイトは気にしなくていいと包帯で顔を覆われているのだが、赤面しているのであった。
そして、翌日
鳴流神家では、いつものように蒼空も道場で稽古に励んでいたのであった。
今日は、特別ゲストもいるようで、
「龍姫、わたしが見ないうちに腕を上げたようだな」
「褒めても何も出ませんよ、シグナムさん‼」
「スゴイ、あのシグナムさん相手に互角以上だ」
「エリオ、今は稽古中ですよ」
「はい‼」
どうやら、昨日のうちに同盟を結び、しばらくは時空管理局の事件が解決するまでラタトスクのメンバーになったシグナムとエリオは龍姫達相手に武術の稽古を行っていたのである。
数多の死線を潜り抜けて来た者同士、シグナムは龍姫の剣術の腕を評価していたのである。
エリオは稽古用の棒を持って槍術を学んでいたので、龍造から教わっていたのだが、真龍婭から注意されてしまったのであった。
「すいません、急に押しかけちゃって」
「エリオ君は気にすることはないんだ、それに遠慮はいらないから」
「かたじけない」
「早く、はやてちゃんの所に行ってあげなさい、龍美、送って差し上げなさい」
「朝ご飯、食べてから送るね」
そのままの流れで鳴流神家で朝食を取ることになり、龍美がシグナムを超神次元ゲイムギョウ界のルウィー教会に送ることになったのであった。