龍美に助けられたリゲルはtypeⅢと姉妹として生きてみてはどうかと諭されて気晴らしに龍美達の生まれ故郷で各務原あづみの生まれ故郷でもある地球に出かけるように言われたので、用意されていたパーカーと長ズボンを着用して、龍姫達が現在生活を送っている街に降り立ったのであった。
もちろん所持金は龍美から借金している福沢諭吉が描かれている一万円札が二人合わせて二万円分の財布をポケットに入れているのであった。
スリなどにはあづみと生活を送っていた頃から学んでいたのであった。
ところ変わって、学生組はと言うと、
「今日の授業終わりましたね、桜龍、気分はどうです?」
「大丈夫、明日は作成の日だからね」
「そうですね」
「さてと、ボク達は此処で、また明日ね」
龍姫達都立来禅高校のメンバーは帰宅途中の道中で明日の日程を確認していたのであった。
陽龍はセフィロスの思念に魘されていた桜龍が気掛りだったので体調を聞いたのであった。
桜龍は大丈夫と返して、獅子神家に帰路を急いだので、星龍達とは別れて、龍姫達も自宅に急いだのであった。
「此処が龍美が育った街なのなのね、あづみといた町と違って人が多い」
「そうだな」
リゲル達もちょうど街に到着したようで、街の人の多さに驚いていたのであった。
とりあえず、リゲル達は街を探索することにしたのであった。
「しかし、わたし達がこうして一緒にいることなんかあったかしら?」
「確かに言われてみれば」
リゲルとtypeⅢは街の広場にあるベンチに腰掛けていたのであった。
今までのことが嘘のようで、今さっき殺し合いをしていたとは思えないリゲルとtypeⅢは姉妹同然な雰囲気を醸しだしていたのであった。
まだ龍美から支給された二万円は使っていないのであった。
「ウフフ、行きなさい‼」
「うご~‼」
「逃げろ‼」
「キャー‼」
またあのジェイルのナンバーズの女性が腕を掲げた瞬間、空間が歪みそこから紫色と橙色が半分ずつになっている魔物を召喚したのであった。
ジェイル達の研究で生まれた魔物のようで、処理に困ったと言う理由でまた地球に放ったのであった。
もちろん、街の住民は避難したのは言うまでない。
「マスター‼ 大変です‼ 魔物が現れました‼」
「どうして‼ わかった‼」
「それでは行ってまいります」
「気を付けていくんだぞ‼」
自宅に待機していた次元武偵の一項にも報告が入り、急いで現場に向かったのであった。
「何‼ あの不気味なのは‼」
「武器使用許可が下りた‼」
街の広場のベンチで休んでいたリゲル達も魔物から逃げ惑う人々を見て今は置かれている状況を認識して、龍美から許可が下りたので武器を構えたのであった。
これがリゲルとtypeⅢに悲劇が起きるとは誰も知る由もなかったのだから。