リゲルとtypeⅡは龍琥と姫奈太をロストナンバーの攻撃から庇い瓦礫に叩きつけられてしまい、剥き出しになっていた鉄パイプが二人の心臓部を貫いてそのまま機能停止なってしまったのであった。
流石のバトルドレスと言うアンドロイドでも耐えきれなかったのであった。
龍琥と姫奈太は元よりその場にいたパーティーメンバーが涙を堪えて武器を構えてロストナンバーに立ち向かったのであった。
その時、龍琥と姫奈太に御子神兄妹の母、瑞樹がテレパシーで二人にリゲルとtypeⅡを龍女神として生き返らせる方法として自らの血を一滴リゲルとtypeⅡに飲ませればいいと告げたのであった。
今から龍女神デバイスが用意で着ないことを意味しているのである。
それはリゲルとtypeⅡのバトルドレスと言うアンドロイドとして死を迎えるのである。
だが龍琥と姫奈太は迷うことなくリゲルが落とした剣を拾って、
「あたしも一緒でもいいか?」
「礼龍ちゃん‼ 志澄琥ちゃん‼ うん」
「おい‼ 何やってんだ‼」
「待ってくださいな‼ あれを‼」
「え、さっきのアンドロイドが光ってる‼」
礼龍と志澄琥も今から龍琥と姫奈太が行う行為に気が付き、利き手では無くなった左手の人差し指にリゲルの剣で少し切り血をtypeⅡに一滴飲ませて、すぐに集気法で止血したのであった。
その行動をロストナンバーの攻撃を避けながら見ていたヴィータは注意したところ、武龍に制止されていたのであった。
そして、リゲルとtypeⅡが光に包まれ出したのである。
「リゲル、起きて‼」
「あづみ、ごめん、一緒にいるって約束したのに」
「何言ってるの、リゲルは約束守ってるよ、ほら、側にいるのがわたしの転生者だよ」
「そうなの‼ ありがとう、あづみ‼」
リゲルとtypeⅡは薄れゆく意識の中で契約者だった不治の病に侵されながらも天寿を全うした水色の髪をツーサイドアップに結っている赤眼の少女、そうリゲルが助けようとした各務原あづみだったのである。
typeⅡはその場の空気を読んだのか黙って二人の行く末を見届けることにしたのであった。
現実世界に戻る寸前にあづみは龍琥と姫奈太が自分の転生者だとリゲルに告げて、リゲルは現実に戻ったのであった。
そして、二人を包んでいた光が収まり、
「あづみ、行こう」
「うん‼」
「みんな、行こうよ‼」
「なんだか知らないけど、また仲間が増えましたね」
「そうだな、歓迎する、とりあえず、こいつを倒してからな‼」
「ぐぉぉぉ~」
金髪碧眼だったアンドロイドだった体が人間と同じ肉体に変わり、身長が170㎝に伸び、顔も幼さを感じるほど幼くなったが、胸は一回り成長したようで、インナーが張っていたのだが、天界から新しい服、つまりバリアジャケットが転送されて、リゲルとtypeⅡに自動的に着せたのである。
リゲルは大人っぽい顔立ちだったのだが、龍音達と同い年に見えるぐらいに幼くなり、支給されたのは時空管理局の男性教員が着ているロングジャケット型の白を基調とした物を着ているのである。
typeⅡは黒を基調としたバリアジャケットであった。
二人とも中に軽鎧(マイティガード)を装備しているので胸の隆起は目立たないのであった。
二人とも顔がそっくりになっていたのであった。