転換期を迎えたゲイムギョウ界の上空に浮上している空中要塞の最上階に魔物を倒しながら無事にセフィロスがいるであろう部屋の前に龍姫達が到着している頃、時空管理局の本庁の面々と神殺の会合パーティー会場に忍び込んだジュード達と龍音達は、
「あの~」
「(見つかった・・・)」
「ちょうど、良かったです‼ そこの君、来てください‼」
「え、ちょっと~‼」
「龍音ちゃ~ん‼」
「どうしよう、和真君‼」
元の姿に戻って人の気配がないことを察知して人気のない通路に得物を実体化しないで通過しようとしたのだが、そこに龍音の事を何にも疑いも欠けずに龍音の事を時空管理局員と間違えてしまい龍音が時空管理局の女性に連れて行かれてしまったのであった。
残された和真達は猫の姿に化けてパーティー会場に向かうしかなかったのである。
岡崎珠恵と同じく眼鏡を掛けているクリーム色のロングヘアーのミラと同じ歳くらいの女性は女子更衣室に龍音を連れ込んだのである。
「ボクは」
「お願いします‼ 実は、人手が足りないんです‼ フェル会長の就任披露パーティーでこれを渡す子が、急に休んじゃったんです(>_<)‼」
「つまり、その子って、黒髪なんですか?」
「はい、その子が上司から任命されたんですが」
「わかりました、お引き受けします(これでもまだ十四歳なんだけどな)」
どうやら、神殺のフェルがセフィロスに殺されたことで会長の椅子に座ることになったことを時空管理局の本庁のメンバー全員が祝福するパーティーで粗品を渡す時空管理局員が風邪をこじらせて休養してしまったので、代わりに龍音に渡して欲しいと依頼してきたのである。
龍音とは身長が一緒だったようで、龍音は依頼を引き受けて、更衣室で用意された時空管理局員の女性制服に着替えたのである。
「これでいいですか?」
「では行きましょうか‼ 髪は降ろした方がいいですよ」
「はい、わかりました(みんな、パーティー会場に集合で)」
初めてフェイトが来ていた物と一緒の黒色の時空管理局員の女性制服を着た龍音は姿見鏡で己の姿を見て、女性にこれでいいかと質問したところ、申し分ないと言って、ポニーテールに結っていた黒髪を解いて、十字キー型の髪飾りを外しアイテムパックに閉まって女性に連れられてパーティー会場に向かったのであった。
その道中でインテリジェントデバイスでほかのパーティーメンバーに念話で目的地であるパーティー会場で合流する指示を出したのであった。