セフィロスに足も手も出なかった龍姫達はそれぞれ準備のためにアーストの指示の下、解散して、態勢を整えることにしたのであった。
そして、翌日の土曜日の朝を迎えたのであった。
今日は龍姫達はと言うと、
「久しぶりだね、龍姫ちゃんも大きくなったな」
「褒めても何も出ませんよ‼」
「剣だけでなく、無手でも強くなってる」
「それにしても、君はそんな大剣を背負っているのに、木刀で稽古とは」
「これは、わたしが侍としての証、稽古なら木刀で十分です‼」
なんと獅子神家も巻き込んでなのはの実家の高町家に出稽古に来ていたのであった。
桜龍のリハビリを兼ねているのである。
高町一家の一同は龍姫達の戦闘術に目を見張るものがあったらしく、特に、龍華達がバスターソード形態の合体神機を背負ったまま木刀で剣術の稽古を励んでいたことが気になったのであった。
しばらくの間、木刀の打ちあいの音が道場に響いていたのであった。
「なのは、怪我治ったのね」
「それと、泳げるようになりました。と言っても、ボクたちと同じ肉体になったことで水中で呼吸が出来るようなったんです」
「あはは、なのはのやつ、カナヅチを克服したんだな」
「はい、それと、剣術も出来るようになったそうです。兄が申してました」
「それだと、ヴィヴィオちゃんが侍に目覚めないかしら」
「冬龍も一緒の学校ですしね」
龍姫達は喫茶店「翠屋」で出されているケーキなど茶菓子を頂きながら高町家の主、士郎からなのはのことを質問されていたのであった。
星龍がなのはの怪我が完治して、自分達と同じ、龍女神になったことで泳げなかったのが嘘のように水中で呼吸が出来るようになったことで四泳法で泳げるまでになっていたことを、兄、空龍から聞いており、そして、新たな肉体になったことで剣術が出来るまでに戦えるまでになっていたと言うのであった。
それを側で聞いていた高町兄妹の母の桃子は、義孫のヴィヴィオが龍姫達みたいにならないかと心配していたのだが、もう時すでに遅しであることには変わらない、何故ならば、鳴流神家に龍翔の養子になった冬龍がヴィヴィオと同じ学校で、その上に、同じクラスメイトであることを真龍婭が思いだして高町家の一同に告げたのであった。
鳴流神家が喫茶店を経営することになったのは士郎に物は試しだと言われたことを真に受けたことで、葵屋と言う名前で、あの街に喫茶店を構えたのであった。
今では異世界からのお得意様が出来たことで売り上げは申し分ないのであった。