龍姫は剣心に言われた通りにラタトクスの戦艦で鬼斬り役、天河家がある野井原の地に来ていたのである。
もちろん、刀夜と咲耶もついて来たのである。
「此処が天河の屋敷だよ」
「へえ、此処がお母さんの実家なんだ」
龍姫達は天河の屋敷に到着したのである。
真龍婭が早速中に入っていたのだが、
「ねぷ~‼ なんでユーリ達が此処に居るの‼」
「実はおっさん達、鬼斬り役に興味が出ちゃったのよ」
「まあ、そう言うわけだから、よろしくな」
なんとテルカ・リュミレースにいるはずの凛々の明星が龍姫達より先に天河の屋敷の入り口で待っていたのである。
話を聞くと、どうやら、天界に行って鬼斬り役について調べたいと言う名目で、野井原の地にきたのである。
閑話休題
「おお、久しぶりだな、死んだと聞かせれた時は身投げしようとしたが、剣心様の助力で地獄から蘇ってきたのだな、龍姫達よ」
「誰? わたし、鳴流神真龍婭って言うんだけど?」
「龍姫、なんだこの紫色の妖怪は」
「ネプ‼ 酷い‼ わたしは、妖怪じゃない‼」
「神名さん、話は屋敷の中でしますから」
屋敷に到着した龍姫達を和服を来た妖怪の座敷童女の神名が出迎えてくれてたのは良かったのだが、真龍婭を見るなり妖怪扱いし出したので、詳しい話をするため屋敷の中に入ることしたのである。
屋敷の広間に案内されて神名に自分と真龍婭達が女神と言うことを説明するため、
「セットアップ‼」
「龍姫‼ 変化するなら、一言言え‼」
「ごめんなさい、神名さん、これがわたしのもう一つの姿です」
「おっさん、来てよかった」
「そっちの妖怪もか‼」
「誰が妖怪よ‼(だ)」
女神化したら神名は今だに妖怪の類と思っていたのであった。
レイヴンが興奮していたのは言うまでもなかった。
「それは兎も角、しばらくしたら、文が来るはずだ、それまでゆっくりしておけ」
「わかりました‼」
「それにしても、いいところじゃねえか」
「テルカ・リュミレースの下町より、自然にあふれてるからね」
文が来るまで神名は今いる部屋でくつろいでいくように言い、部屋を出て行ってしまったので龍姫達は部屋で文の到着を待つことにしたのであった。
余程、気持ちが良かったのか、ユーリは縁側で寝ころんでラピードと一緒に昼寝をし始めたのである。
エステルも一緒に来ていたようで、日本の田舎の風景を見ながら自分の趣味の読書及び絵本の作成を行っていたのである。
しばらくして
「こんにちは、あら、龍姫さん達以外にも来ていたんですね、わたしは文と申します」
「俺様は」
「おっさん‼」
「レイヴン‼ レ・イ・ヴ・ン‼」
白い着物を着た女性の妖怪の文が到着したのだが、レイヴンが自己紹介をしようとして、うずめにおっさんと言われて、茶化されていたのであった。