文からドスのような拵えの日本刀、次元断「蒼虎」を譲り受けていた頃、屋敷で待機しているメンバーは
「へぇ~、天河家は妖怪と仲が良かったんだな」
「その通りだ‼ 剣心の一族は天河家に血を貰い仕えた由緒ある一族だ。 今になっては鬼斬り役は断絶してしまった、残ってるのはわずかな傍流しかおらん」
「わたし達は運が良かったわね、なんせ、龍美達がその鬼斬り役、天河の傍流だったんだから」
「なんで、龍美達のお母様は天照大御神になられたんです?」
「そのことか、剣心はひょんなことからゲイムギョウ界の女神達の争いに巻き込まれてしまったんだ」
「まさかと思うだけど・・・」
「おまえらの先代じゃ、剣心が纏めて相手にして、争いごとを辞めさせたんだよ。 得物を破壊して、言葉で改心させた。 だがおまえらが治める寸前に、争うように記憶を細工したんだが、どうやら紫の女神は争いから身を引くため、記憶を細工しなかった。 その功績で天界の最高神天照大御神の位に就いたんだ」
座敷童女の神名から鬼斬り役について話を聞いていたようで、剣心が何故、天界の女神になっている経緯まで教えてくれたのであった。
どうやらプラネテューヌの女神だった、真龍婭達の先代は、イストワールには内緒でシェア争いから身を引くため、真龍婭達にシェア争いの記憶を埋め込まなかったのである。
龍姫が転生するまで真龍婭達が国の仕事に関心がなかったのであった。
「プラネテューヌの先代女神は、争いは何も生み出さないことをわかっていたから」
「要するに、あのチビ教祖の勝手な女神の理想像だったんだな」
「ヨーデルが介入してホントよかったです」
神名の話を聞いていたメンバーはそれぞれ思っていたことを言っていたのであった。
ところ変わって、龍姫達はと言うと
「さてと、みんなの所に戻るとしますか」
「うん」
蔵でしばらく納められていた刀剣類を眺めて、蔵から出てきたところだったのである。
蔵から出てきた龍姫と真龍婭は屋敷に待っているメンバーのところに戻ることにしたのであった。
龍姫が次元断「蒼虎」を譲り受けている頃、転換期を迎えたゲイムギョウ界では
「これでは、ゲームをする時間がありませんですわ‼」
「お願いしますから、ベールさん、仕事に専念してください(凛々の明星の所為で・・・)」
リーンボックスのベールはあまりにも仕事が忙しいようで、趣味のゲームすらできずに転換期対策に手を出していたのであった。
イストワールが凛々の明星に愚痴をこぼしていたのは言うまでもなかった。
一方その頃
「どうしよう‼ このままじゃ、お姉ちゃんも、ルウィーも」
「なくなるですぅ‼」
「ブラン様‼ 目を覚ましてください‼」
「逃げろ‼」
「フィナンシェさん、龍姫お姉ちゃん達の所に行って」
「・・・わかりました」
なんとブランが取った転換期対策が換えって逆効果になってしまい、ゲイムギョウ界の人々の望んでいる新たな時代がブランのシェアエナジーに影響し暴走してしまったのである。
ロムとラムは、フィナンシェに龍姫達にこの事を伝えて欲しいと言って、フィナンシェを逃がして、二人はできるだけ時間を稼ぐしかなかったのであった。