転換期を迎えたゲイムギョウ界のニーテルパークに迷い込んでしまった少女はなんと龍音達の幼馴染みで同い年で、同じ中学校に通っている二年生の春龍だったのである。
春龍はいつも龍音達に助けてもらっていたこともあってなのか、今度は自分が龍音を助ける番と言って、菫色の水晶が嵌め込まれたペンダント型の女神デバイスを作動させてしまったのだった。
また新たな龍の女神が誕生してしまったのだ。
当の本人が女神になったこと気が付いておらず、しどろもどろになっていたが、取り敢えず、目の前の魔物を倒すことを優先していたら、龍姫達と凛々の明星が助太刀に参上して無事に事なきを得たのであった。
「あの~、わたしは、あ、それよりこれお返しします、龍音さん」
「・・・みなさん、ごめんなさい」
「龍音、無事でよかったです」
「ま、怪我はないみたいで何よりだ」
「それより、名前は、わたしは、龍音のお姉ちゃんの恵龍寿って言うんだけど」
春龍はいつものマイペースで、龍音の愛刀の天下五剣「童子切安綱」を龍音に返却し、龍音は鞘に納めて、粒子化して、女神化を解いて、単独行動を取ったことを謝罪したのであった。
凛々の明星は気にしていないようで、恵龍寿も女神化を解いて、春龍に自己紹介をして名前を尋ねたまでは良かったのだが、
「えぇぇぇ‼ さっきの人と別人です(゚Д゚)ノ‼ バタン‼」
「春龍‼ あ、だめ、ボクも、魔力使いすぎちゃった・・・」
「じゃあ、おっさんがおんぶする‼」
「ダメに決まってるでしょ‼」
「わたしがおんぶで運ぶ‼」
春龍は恵龍寿の変貌ぶりに驚いてしまい、一応女神化は解けたのだが、安堵したのか、その場で気を失ってしまい、龍音も、春龍を庇いながら戦っていた上に、長時間、女神化した状態で魔術などを放っていたので、疲れて寝てしまったので、レイヴンが張り切っておんぶに立候補したので、リタが止めて、陽龍と桜龍が背負って、恵龍寿がアルティメットセイバーを召喚して、教会に戻ることにしたのであった。
「わたしを置いて行くとは、どう言うことだ‼」
「お姉ちゃん、落ち着いて‼」
「それより、その子、誰?」
「この子は、龍音達の幼馴染みで、春龍ていう子なんだけど、疲れて寝ちゃったんだ」
「そうだったんですか、話し合いは」
「こりゃ、明日に仕切り直しだな」
教会に戻ってきて早々にブランが怒り浸透で待ち構えており、ロムとラムが落ち着くように言い、ラムは桜龍が背負っている春龍を見て、誰なのかと尋ねたら、恵龍寿が天龍から春龍と言う名であると言うことを明かしたのである。
流石のブランもこの状況で怒る気が失せて、話し合いは明日に持ち越したのであった。
龍姫達は明後日が学校があるので凛々の明星と別れたのであった。