恵龍菜を連れて闘技場にやってきた海龍は早速中に入ることにしたのである。
初めての超神次元のゲイムギョウ界の闘技場に入った恵龍菜の目に飛び込んできたのは
「この人、確か写真に写っていた人達だ」
「そうだよ、この写真はテルカ・リュミレース皇帝のヨーデル殿下との記念写真だよ。ユーリがヨーデル殿下からもらった服を着て取ったんだよ」
「そうなんだ、あれ、エステルまで写ってるけど?」
「そっか、知らなかったね、エステルはテルカ・リュミレースの副帝で本名が」
「エステリーゼ・シデス・ヒュラッセインです、長いのでエステルって呼んでください」
大きな写真が入った額縁が飾られており、そこに写っているユーリ達を見て、海龍がヨーデル殿下が超神次元のゲイムギョウ界との和平を結んだ時に撮られた写真であることを恵龍菜に教えていたら、恵龍菜はそこに闘技場に来る途中で話に出ていた人物ことエステルが写っていたので海龍に質問したら、海龍がエステルのことを説明しようとしたところで後ろから聞き覚えのある声でエステルの本名「エステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン」と聞こえてきたので二人は振り向くと
「噂をしてたら、向こうから来てくれた‼」
「海龍、今日は闘技場で腕試しです?」
「エステル、違うと思うわよ」
「えーと、わたしは今日から、獅子神家の養子になった、獅子神恵龍菜ででです」
「恵龍菜、別に敬語で話さなくても」
なんとピンクと白のパーカと下に水色のミニスカートを履いたエステルことテルカ・リュミレースの帝国ザーフィアス副帝であるエステリーゼ・シデス・ヒュラッセインが、友達の一人である、現在龍音達が通っている中学校三年生として在籍しているテルカ・リュミレースにこの人ありと謳われたフリーサイズの背中に猫が描かれている赤色の猫耳パーカを着た魔導師、リタ・モルディオ共に闘技場に来ていたのである。
エステルはいつものマイペースで海龍に腕試しに来たのかと質問していたらリタが突っ込みを入れて、初めてエステルに会う恵龍菜はガチガチに緊張しながら慣れない敬語で自己紹介をしたら、エステルからいつもの通りにしゃべって欲しいと注意されてしまった。
「今日から恵龍菜はわたしと友達です‼」
「ちょっと‼ エステル‼」
「珍しいわね、あの男の普段着を着ていない黒の女神なんて」
「あの服、洗濯したから、龍月お姉ちゃんからこれ借りて着てる」
「また、あいつの妹が増えたわね・・・」
エステルはいつもの通りに恵龍菜に友として歓迎し、リタは恵龍菜がユーリの普段着で変装していないことを珍しがったら、恵龍菜から洗濯したから龍月から服を借りていることを説明したら、リタが此処にはいないユーリにまた妹分が誕生したことを皮肉っていたのであった。