直龍とジュディスのエキビションマッチが行われて、早々にジュディスがクリティア族特有のナギークで情報を読み取り直龍の神機が特殊なことに気が付いたのである。
隠し通せなくなった直龍は敢て自身が得意としているライフル形態ではなく、峰側から二尺三寸の刀を分離させて、二刀流に切り替えて、ジュディスの槍を捌くのであった。
「すごいわね、あなた、姉より力持ちと言うことになるわね、けど、楽しみましょう、円月‼」
「ベールさんみたいにはいきませんよ‼ 魔神剣‼」
「龍姫達の二刀流には劣るが、直龍の二刀流もなかなかもんだな」
「ボクでも、分かるよ」
「ああ」
戦闘好きなジュディスは余程直龍の神機が変形しながら攻撃を仕掛けてくるのを自慢の槍で裁き、直龍の懐に潜り込んで逆立ちで蹴り上げたのだが、今の直龍には、龍華達と同じく「直覚」と言う能力で察知し、躱して、すかさず斬撃を放ったのだが、それもジュディスはかわした。
観客席から観戦しているメンバーは二人の戦い方を見ながら各々に思っていたことを述べていたのであった。
そろそろいい頃合だったので、
「本気魅せるわよ‼」
「だったら、アクセス‼ これがオレの新しい力です‼」
「直ちゃん、男になちゃったΣ(゚Д゚)‼」
「あの~レイヴンさん、直龍ちゃんは体は女の子のままですよ」
「しかし、ジュードが一年前に着ていたていう、服をバリアジャケットに改造する龍華達はすごいよね」
「褒めても何もでないわよ、カロル」
ジュディスと直龍はオーバーリミッツLv3を発動して、直龍に至っては女神化して、あの力で向かい打つことにしたのだが、レイヴンが直龍が男になったと思っていたので、戦龍が肉体は女のままだと教えて、カロルが龍華達がジュードの一張羅をバリアジャケットにしていることを褒めて、龍華は褒めても何もでないと返したのだった。
「翔舞槍月閃‼」
「セヴァードフェイト‼」
「おお、またしても両者の奥義のぶつかり合いだ‼」
「直龍のパティの技です‼」
「あの子、ラーニング速度が早いから」
両者お互いに隙を見せないで奥義を繰り出し、実況者が観客を奮い立たせて、観客はヒートアップしていき、直龍の技を見たエステルはパティが繰り出していたことを思いだして、桜龍が直龍のラーニング能力を評価していたのであった。
そして
「行くわよ‼ 来たれ雷‼ 裁きを受けよ‼ 煌華月衝閃‼ いかがかしら?」
「限界を超える‼ 天翔‼ 龍影斬‼」
「裁きの雷と八本の剣の舞の激突だ‼ これはどちらが勝ってもおかしくない‼」
「ユーリと龍姫と勇龍達の秘奥義みたい」
「それに一瞬で神機が八本の剣に分離するなんてすごいわ、後で見せてもらう」
ジュディスの裁きの雷と直龍の八振りの剣の乱舞のぶつかり合い、そして先ほど同じくフィールド全体に煙が舞い上がり、しばらくして煙が収まって、立っていたのは
「わたしの槍で逝けるなんて運がいいわね‼」
「この勝負を制したのは凛々の明星のジュディスだ‼」
「アタシ、まだまだですね」
「いい勝負だったわ」
「こちらこそ、次は負けませんから‼」
ジュディスが意気揚々と決め台詞を言って立っていたのである。
直龍は神機を元の形に戻して膝を付いていたので、ジュディスが手を差し伸べて、直龍は差し出された手を掴んで立ち上がってそのまま握手を交わして、お互いの健闘を祈って、龍姫達共に教会に帰ることにしたのであった。