剣心の仕事の手伝いで転換期を迎えたゲイムギョウ界の元ラステイションことルウィー側に来ていた龍姫達は、赤い蠍型のロボットに追いかけられている工場職員らしき男性を助けるため、一斉に武器を構えて、戦闘態勢に入ったのであった。
ちょうどそこに、
「龍姫‼ 探しました‼ って、ティポ‼ 戦闘です‼」
「行くぞ‼ この体でも、ティポ戦吼‼」
「今度は機械の蠍か、助太刀するぜ‼ 蒼破‼」
「エリーゼ‼ ユーリ‼」
「おっさん達もいること忘れないでね‼」
「ぎぃいいい‼」
たまたま龍姫達の後を追って来ていたエリーゼと凛々の明星が合流して、赤い蠍型のロボットを壊すことにしたのである。
やはり、ロボットである以上、魔術が有効なので、同行しているリタをはじめとする後衛組を援護するため、前衛組の龍姫を筆頭とするメンバーは攻撃を捌いていたのだった。
追われていた男性はと言うと
「ひいいい‼」
「大丈夫? ダメだ、完全に腰が抜けてる」
「カロル、ここはわたし達でやるしかないようだ」
腰が抜けて壁にもたれ掛っていたのでカロルとラピードと龍ラピとセルシウスを護衛に充てているのである。
「ボフッ‼」
「そろそろか、今回ばかりは、龍姫達にはおいしいところはやらない、わたしが決める‼ 飛ばして行きますか‼」
「流石、精霊なだけあるな、やれ‼ 十香‼」
「おっさんも見守ってるから~」
「レイヴン、働いてください‼」
赤い蠍型のロボットは「ガードスコーピオン」と言う名のロボット兵器で針が付いた尾を上げて、サーチスコープで相手をロックオンしている時に攻撃すると手痛い反撃のレーザー光線が飛んでくるのでそれに注意しながら斬撃を放つなどして壊れる寸前まで持ちこんで、十香はアレクセイ達との戦いでオーバーリミッツを修得したので、オーバーリミッツLv3を発動して、ガードスコーピオンに霊装状態で龍姫からもらった日本刀ではなく両刃大剣で愛剣「
龍姫にもらった日本刀はちゃんと左腰のホルダーに差してあるのである。
「ぎぃいいい‼ ぷしゅ~‼」
「爆炎剣‼」
「あれは龍姫達の剣技」
ガードスコーピオンの懐に潜り込んだ十香は振り上げた鏖殺公をそのまま唐竹割で振り下ろして範囲攻撃する爆風を熾して攻撃たのをみた折紙は龍姫達が繰り出していたことを思いだしていた。
「翔月双閃‼」
すかさず十香は鏖殺公で月を描きながら二回斬り上げて追撃し、
「連塵龍影陣‼」
「あの大剣であの速度の連続突きができるの‼」
「龍華達以外で見たことないです‼」
「十香スゴイ‼」
大剣とは思えない速度で合計十連撃の突きを繰り出してガードスコーピオンの背後に回り込んで斬りつけた。
それを見ていたカロルとエリーゼとティポは龍華達以外で大剣で連続突きを繰り出した人物を見たことないと言っていた。
「焼き尽くす‼ 天狼滅牙・飛炎‼」
炎を纏わせながら斬りつけて、
そして、
「絶氷の剣、その身に刻め‼ セルシウスキャリバー‼」
「ぴーボン‼」
「やるじゃねえか」
「たた助かった・・・・」
十香は鏖殺公に冷気を纏わせてガードスコーピオンが鉄で出来ていることを逆手に取って凍らせて、龍姫に頼んで調整してもらった霊装で飛びあがり、そのままの勢いで鏖殺公で兜割りを決めて、斬り抜けた。
十香の秘奥義を受けたガードスコーピオンは只の鉄の塊に変貌し、追われていた男性に事情を聞くことにしたのである。
「助かった、あ、ありがとう、俺はこの近くの工場で働いていたんだけど、けど、後で対女神兵器を作らされていることに嫌気が差して、工場を抜け出したのは良かったんだけど」
「早い話が、口封じか」
「その通り、って、ブラックハート様‼」
「わたしはブラックハートじゃない、都立来禅高校の生徒、獅子神桜龍、この事はブラン様は話した?」
「いや、これから伝えようと思っていたので、お願いです」
「悪いけど、女神としてはもう何もしてあげられない、けど、人としてなら助けてあげられる」
「ありがとうございます‼」
「もう、この世界にはいられないから、ラタトスクで保護します‼」
なんとこの近くの工場で反女神組織が表向きは家電を製造しているが、裏で対女神兵器を製造していることが判明し、追われていた男性をラタトスクで保護次第、その工場に潜入することにしたが、
「此処は二手に別れて行動だな、工場って男がいた方がいいだろう、だったらオレが行く」
「ユーリさんだけじゃ、俺も行きます」
「猫になれる人も必要だよね」
「それならわたしが行こう」
「ボクも行くよ」
「お姉ちゃん達、無事に帰って来てね‼」
ベール達に報告する班と、工場に潜入する班と二手に別れることになったので、工場に潜入する班に猫に変身できる龍姫と女神に覚醒したおかげで猫に変身できる折紙と成人男性代表でユーリと、士道で工場に潜入することになったのであった。