研究室のカプセルから自分と同じくらいの女の子を救出した龍姫達は救出した女の子ともに脱出を試みようとしたのだが、案の定、
「グゴゴ~‼」
「な‼ 今度は魔物か‼」
「マスター‼ この魔物の殻には攻撃しないでください、カウンターで放電します‼」
「わかった‼」
「セルシウス‼」
「呼んだか、龍姫?」
「Σ(゚Д゚)ええぇぇ‼」
「事情は後で説明するから、その子を頼んだよ」
「承知した‼」
別のカプセルのガラスが割れて、中から紫色の渦巻きを巻いた貝殻を背負ったカタツムリ型の魔物で、インテリジェントデバイス「イルミナル」が瞬時に分析してユミールと言う魔物だが、殻に攻撃すると帯電している電気を放出すると言うので、龍姫はセルシウスを呼び出し、女の子の護衛を任せて、一斉に得物を構えて、戦闘態勢に入ったのであった。
そこの様子を高みの見物をしていた人物がいた。
「あの世で詫びるんだな、ユーリ・ローウェル、女神達‼ ふはははは‼」
「いい趣味を持ちじゃねえか、社長さんよ」
「冥土の土産に名乗っておこう、わたしは反女神組織のフェル、それでは」
「待て~‼」
「グゴゴ~‼」
そう、あの女社長ことフェルが龍姫達を見て嘲笑い、後の扉から外に出て行ってしまったを追いかけようとしたが、ユミールが立ちはだかった。
一方その頃
「此処が、例の工場」
「ん? なんだか、騒がしいです?」
「助けてくれ~‼ まま魔物が」
「何、あの魔物と機械兵は」
「なるほど、証拠隠滅ね」
別部隊の星龍達が工場の正面の所に到着したのだが、なんだか敷地内が騒がしいので恐る恐る中に入ったら、なんと、ガトリングと大砲を装備したキャタピラの機械兵器と黒いエンシェントドラゴンが暴れまわっており、工場で働いていた人達を無差別に襲っていたのである。
「マスター‼ 大変だにゃ~! あのドラゴン、人間だニャ‼」
「みなさん、あのドラゴン、人間らしいです‼」
「それ、ホント?」
「わたしも精霊達が教えてくれました」
「だったら、星龍ちゃん達の歌でなんとできるんじゃないの?」
「それをする前に、気絶させないと」
突然、春龍のインテリジェントデバイス「アスティオン」が黒いエンシェントドラゴンは人間が姿を変えられたと念話で女神達に通達して、春龍が知らさたら、リタが聞きてきたので、エステルも精霊から教えられたと言うので、機械兵器は破壊することにして、黒いエンシェントドラゴンは気絶させることにしたのであった。
ところ変わって、カタツムリ型の魔物「ユミール」と戦闘を繰り広げていた龍姫達は、
「ぐごごご~‼」
「また、殻にこもりやがった‼」
「殻と一緒に破壊した方が早い‼」
「そうだな、此処はわたしが、飛ばして行く‼」
「折紙はどんな秘奥義見せてくれるんだ」
殻に攻撃を当てないように攻撃を叩き込んでおり、そろそろ止めを刺すことにして、折紙がユーリとフレンから教わったオーバーリミッツLv3を発動して、攻撃を仕掛けた。
龍姫達は元の姿のまま戦っているので、折紙の今回の得物は星龍からもらった刃渡り二尺二寸で刀身には士道の名が彫ってあり、六芒星型の鍔に、星龍に頼み込んで士道の髪と同じ色の拵えと鞘の日本刀で、名は「織姫」とエステル命名した日本刀である。
閑話休題
「グゴゴ~‼」
「もらった、虎牙破斬‼」
ユミールが顔を出した瞬間に折紙は縮地で間合いを詰めて、斬り上げて、斬り下ろし、
「魔王炎撃波‼」
「折紙、修得していたんだね」
「流石、戦闘員だな」
刀身に炎を纏わせて薙ぎ払い、それを見た一行は評価して、
「牙連蒼破刃‼」
連続で斬りつけて〆に蒼破刃を放ち、
「喰らえ、天狼滅牙‼」
すかさず衝撃で怯ませた後、滅多斬りにし、斬り抜けて、
「殲滅する‼ 花鳥風月‼」
「グゴゴゴゴ~」
「Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ‼ 人間だったの‼ よかった、命のは別状はないね」
「当たり前だ、もしものために無殺傷にしておいた」
「どう見ても、殺す気満々だったろ」
「花」で抜刀して斬り抜けて、「鳥」で斬り上げて、「風」でバインドして滅多斬りにして納刀し、「月」で落ちてきた敵を居合切りで斬り捨て納刀する秘奥義を編み出していたようで、それをまともに喰らったユミールはなんと女の子の姿に戻ったのだが、ユーリと士道は元の姿に戻る前に背を向けていたので、良かったのだった。
気を失っている女の子に龍姫は着ていたパーカワンピの上着を着せて、自分は戦闘服の上着をリライズで着て、女の子をお姫様抱っこして外に脱出することにしたのであった。