バカとテストと召喚獣~原作を拾った俺の学園生活~ 作:マッシー
あらかじめご了承ください
入学式から数日たち、完全に授業へと移行している。今は放課後だ。
「利光、物理のノート見せてくれないか?寝ちまってて・・・」
「またかい?理系科目は大体寝てるんじゃないのかい?」
「だって分かんねんだもん」
むしろあんな記号を並べたものをどう理解しろと?
いくら読むスピードが速くて何回も読めても分からんものは分からん。
「まあノートをとろうとする意志があるのはいいんだけどね、ほら」
「サンキュー、助かるぜ!」
こうしてノートを移してるわけだが、やっぱり分からない。はっ、もしかしてこれは異国後!?
「はいよ、ノート返すぜ・・・」
一応移し終えたのでノートを返す。あれだな、テスト期間にがんばろう・・・
「んじゃあ俺帰るけど、利光は残って勉強か?」
「きちんと今日の分は復習しておかないといけないからね、一時間もあれば終わると思うんだけど」
学年次席。来年はその称号を受けるというのに全く羨ましいと思えない。
毎日一時間勉強とか死ねるよ?
「そうか、じゃあな、利光」
「ああ、また明日、勇人君」
教室を出て下駄箱へ向かう、その途中
「勇人?」
後ろから声をかけられる。振り向くとそこには眼鏡をかけた少し小柄な女の子がいた。
「結か、中学の卒業式以来だな」
彼女の名前は
「高校も一緒になるとはな」
「そのセリフ、入試と合格発表のときに聞いたわよ」
「あれ、そうだっけ?まあ色々あったし」
バカテス(略称は自分でつけた)のことで頭いっぱいだったからな。
「ああ、入学式のあれ?確かにあれはすごかったわね」
適当に言ったんだがなんか納得してくれた。
ん?待てよ、結にもバカテス見せてこっちに引き込めば・・・クラスによっては予定を変更したいし
「結、お前は何組だ?」
「私はF組よ、勇人は?」
「A組だ、真逆だったな」
F組・・・確か木下優子がいたな。仕方ない、もう一つのプランで行くか。
「結は今から帰るのか?」
「ええ、勇人も?」
「ああ、それでこの後時間あるか?」
「今日は大丈夫だけど?」
「丁度よかった、見せたいものがあるんだ、ちょっと家に寄ってくれ」
「まあいいけど・・・なんなの?」
「説明が難しい、まず行くぞ」
「ちょっ、勇人!?」
家に着いた。この間、ずっと何を見せるのか聞かれ続けたが、適当に受け流した。そのせいか不機嫌だが、それでもついてきたのはそこまで遠回りにならないからだろう。
「ちょっと待ってろ、今とってくる」
そう言って一度家に入る。最初は一巻だけでいいよな?
外に出て結に本を渡す。
「これだよ、なんか見たことあるだろってちょっと待ってひかないで今説明するから!!」
男の知り合いから見せられた本に自分の高校の制服を着た女の子が描いてある。うん、俺が同じ状況になってもひくわ。
~事情説明中~
「なるほどね、なんとなく分かったわ」
「分かってもらえて何よりです」
「それで、私はこれを読んで何をすればいいのかしら?」
「俺に協力して欲しいんだよ、今のところはこの本に出てくる女子と俺との仲介ってとこか?0からコネクションつくるのは面倒なんだよ、特にお前のクラスのやつは」
「そう、じゃあこれを読み終わってから考えさせてもらうわ」
「ああ、それでいいよ」
ま、結がこんな面白い話を断るわけがないんだけどな。むしろ一人で勝手に行動しないかが不安だ。
「あっ、言い忘れてたけどあと17冊あるぞ」
「多くないっ!?」
翌日、学校へ向かうために玄関を出ると結が家の前で待っていた。
「おっ、読み終わったか?」
「ええ、返すわよ」
「サンキュ。で、どうだ?手伝ってくれるか?」
「『手伝う』じゃないわ、私も混ぜなさい」
やっぱり心配なかったな
「構わないぞ、結がよければそうするつもりだったし」
「ありがと、じゃあ私は同じクラスの木下優子さんからでいいのかしら?」
「ああ、それで頼む」
むしろ木下優子が一番面倒そうだ、他は自分だけでもなんとかできそうだし。
「でも全員と知り合ったらいきなりこの本の内容ぶち壊しじゃない?そのあたりはどうするの?」
「いや、Fクラスのやつらとは会わないけど?」
瞬間、結が固まる。
10秒くらい経過しただろうか?結ははっとして
「どういうことよっ!?」
「朝からうるさいですよ結さん、近所迷惑です」
「いいから質問に答えなさい!なんで会わないのよっ!?」
なんかここだけ切り取って聞いたら修羅場だな。
「振り分け試験をばっくれればFクラス確定、そっからでも問題ないだろ?それよりもAクラスのやつらと関係つくっとくほうが先だ」
「でも一年もたてば関係なんて固まるものでしょう?」
「明久が好きだということだけで姫路瑞希はしっかり馴染んでただろ?それに試召戦争で活躍すれば余裕だろ?」
「それもそう、かしらね・・・」
「余裕があれば接触していけばいいだろ?優先順位をAクラスにしただけだよ」
「分かったわよ」
「納得したか?なら週末全部貸してやるから読んでこい」
「そうね、まずはAクラスの人と仲良くなってくるわ」
「おう、まずは木下優子攻略頑張ってくれ」b
「攻略とか言わないでよ、小説があるからリアルに感じるじゃない・・・」
「ははっ、すまんすまん」
ここでふと思う。ずっと家の前で話しているが今何時なんだ?、と
携帯を見ると8:32とあった。HRは8:40から・・・
結のほうを見ると、どうやら同じことと思ったらしく携帯を見つめていた
「結・・・」
「勇人・・・」
「「走るぞっ(わよっ)!!」」
結局遅刻してしてしまい、クラスメイトから好奇の目で見られたことは言うまでもない。
坂の頂上に学校があるとか眺めいいだろうな~とか思っていた自分を殴ってやりたいです。
結はやつは大丈夫だったのだろうか・・・
そんなわけで入学式から一週間経過
腐れ縁を一人引き込んだ
二話目にしてはやくも原作一巻に入りたいと思ってる作者です。
そんな話より結の設定からですよねすいません・・・
一之瀬結(いちのせゆい)
勇人の腐れ縁(幼馴染)
容姿、言葉遣いはニセコイのるりちゃんがモデル
性格も基本るりちゃんだが、それだとバカテス見せてものってこないと思ったのでもっと行動的にする(つもり)
こんなところですかね?
しかし辻とか一之瀬とか名字が中二じゃね?とか書いてて思いました。
あと高校一年の初期の物理って記号とか出てたっけ?とか、そもそも高校一年の理系科目とか簡単じゃね?とか・・・・・・ま、いっか(笑)