バカとテストと召喚獣~原作を拾った俺の学園生活~   作:マッシー

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まさかの一か月放置・・・



第四問

はやいもので入学からすでに数か月が経過していた。今日はいつもの授業とは違う。

 

「じゃあHRはこれで終わりなので、着替えて体育館に集合してください。今日は『試験召喚実習』ですからね」

 

ここ文月学園には、試験召喚システムというものが存在する。生徒は試験の点数に比例した強さをもつ試験召喚獣を、教師の立ち合いの下に呼び出すことが出来る。

今日は一年生が全員この召喚獣の操作の実践を行うことになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次、姫路瑞希。前に出なさい」

 

「は、はいっ」

 

試獣召喚(サモン)』と呟くと、姫路瑞希の召喚獣が出てくる。

 

 

『C組   姫路瑞希

    総合科目  3943点』

 

 

少し遅れて召喚獣の点数が表示される。

 

「利光、あれ勝てるか?」

 

「結構きついね、今回の点数で見ると負けているよ」

 

「そうか・・・」

 

「勇人君はどうなんだい?」

 

「それ聞きます・・・?」

 

勝てるわけないだろ!学年二位と三位だぞ!

 

「次、辻勇人、久保利光。前に」

 

「「はい」」

 

先生に呼ばれたため前に出る。

 

「それでは二人とも、召喚獣を呼び出してください」

 

「「試獣召喚(サモン)」」

 

そう言うと、俺たちの足元に幾何学的な魔法陣のようなものが浮かび上がる。そしてそこから召喚獣が現れる。

外見は自分の外見をデフォルメしたものだ。そのまま自分を小さくしたようなものだから本当の子どもみたいで結構かわいい。

 

『A組   久保利光

    総合科目   3862点』

 

『A組   辻勇人

    総合科目   1985点』

 

遅れて点数が表示される。文系科目だけならいい勝負ができると思うんだけど、理系科目がな・・・

もう少し利光に教えてもらうか?いやだけど・・・

 

「それじゃあ適当に戦わせてください」

 

「はい、分かりました」

 

「んじゃやるか、利光」

 

「そうだねっ!」

 

互いの召喚獣に向けて自分の召喚獣を動かす。

しかしこれは……

 

「意外と難しいね」

 

「まさか、ここまでとはな」

 

別に「まさかここまで読んでいたとはな」って意味じゃないよ?え?知ってる?すいません……

俺らの召喚獣はなんとか走っているだけだった。

いやまじで難しい…こりゃ明久が重宝されるわけだ。

 

「くそっ!このっ!」

 

「くっ」

 

もはやガキのけんかレベルだ。動きが拙すぎる。

 

「はい、そこまで」

 

そうこうしている内に時間になったようだ。全然うまく扱えなかったな。

 

「お疲れ様勇人君、ところで点数意外と高かったね。僕も教えた甲斐があったよ。」

 

文系科目がほぼすべてを占めていることは黙っておこう。

 

「ま、まあな。利光こそ姫路さんとほとんど一緒の点数じゃねーか。」

 

「それでも80点も負けているんだ、素直に喜べないね・・・」

 

「もう次元が違いすぎるんだが・・・」

 

これで一年次の召喚獣操作は終わりだ。だが俺にはまだやらなければならないことがある。

そーっとそーっと・・・

 

「じゃあ勇人君、教室に戻ろうか・・・?勇人君?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまんな利光よ、キャラの顔がすべて拝めるイベントなんてそうそうないからな。一度見ておきたかったんだよ」

 

ここにいない利光に謝りつつ、体育館の中を目立たないように歩く。

 

「試獣召喚」

 

声が聞こえたほうを向く。見たことのない男だ。

 

『F組   平賀源二

    総合科目   1129点』

 

少し遅れて点数が表示される。あいつがDクラス代表になる平賀源二か、結構イケメンだな。・・・よし、覚えた。

 

 

『B組   中林宏美

   総合科目    1007点』

 

今度はEクラス代表か、覚えておこう。ん?中林さんの相手って・・・

 

『B組   霧島翔子

   総合科目    4267点』

 

霧島翔子、Aクラスの代表にして雄二の恋人となる女。実際見るとすごい美人だな。・・・やっぱり雄二は消しておくべきか?

 

「すげーよな、霧島翔子」

 

「ああ、美人で頭もいいなんて・・・俺告白しようかな?」

 

「やめとけ、俺らみたいな凡人じゃあ相手にならねーよ」

 

「やっぱそうだよなー」

 

近くから会話が聞こえてくる。俺もそれが賢明だと思うぞ。

 

さらにあたりを見回す。

 

『F組   須川亮

   総合科目    623点』

 

FFF団会長、須川亮。あいつは覚えておこう、要注意人物として。相手は・・・

 

『F組   根本恭二

   総合科目    2030点』

 

根本恭二、あいつはいいや。関わる気ないし。

 

『E組   木下優子

   総合科目   3121点』

 

『E組   一之瀬結

   総合科目 3019点』

 

お、結たちだ。すげーなおい。

 

「ほっ、とっ」

 

「おっ、とっ、とっ」

 

やっぱ動きは拙いな、仕方ないんだけど。

この後、教師にばれるまで他の人と召喚獣を見て回った。

 

 

 

 

 

「そんなことしていたのかい、勇人君?」

 

「まあな、結構面白かったぞ」

 

「今日は普通授業がなかったわけだし、今から勉強を」

 

「いや、今日はちょっと用事があるんだ・・・」

 

「そうかい?なら仕方ないね」

 

「ああ、じゃあな利光」

 

「また明日、勇人君」

 

 

 

 

 

「来たはいいけど、どうすっかな?」

 

事前に調べて場所の調べはついている。え?どこかって?明久と葉月ちゃんが初めて会った店の前だよ。

とりあえず公園の目立たないところにいるか。

 

「・・・・・・」

 

待つこと10分、店の前には姫路さんが来ていた。その近くには明久もいる。

すぐに姫路さんはその店に入った。

少し遅れて明久が入る。

 

「明久には会わないとして、姫路さんとはどうしよう・・・」

 

あの人の料理はなおしたい。だが明久とさっさとくっつけてしまえば面白くなりそうだし・・・。

え?Fクラスのやつとは会わない?ナンノハナシデスカ?

 

「勇人?」

 

「ん?・・・ああ、結か。なんでここに?」

 

「6巻までは読んだのよ、それでちょっと様子を見にね」

 

「あーなるほど」

 

まだ全部読んでないのか?読んでいたらあのことで文句言われそうだしな・・・

 

「勇人もでしょ?」

 

「まあ・・・」

 

もうこれで接触できなくなっちまった。明久とさっさとくっつけるしかなくなったな。

もちろん会うつもりなんてありませんでしたよ?ほんとですよ?

 

結局遠くからの観察だけでその日、次の日ともに終わった。

 

さらにその次の日、吉井明久が観察処分者になったというニュースが学校中を駆け巡った。

A組のやつらも噂している。

 

「吉井明久君、か・・・」

 

そんななか、友人の一言で妙に寒気を感じた。

だっ、大丈夫だよな?

まだ間に合うよな?

 

 

 

 

そんなわけで入学から数か月

明久が観察処分者になった。・・・だけのはず

 

 

 




入ってみてびっくり、まさか一か月も空いているとは

レポートが出まくった上に自動車学校がなかなかに忙しいのですっかり忘れていたという・・・言い訳ですねすいません

なるべくはやく次もあげたいです

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