東方人狼行軍   作:BATTU

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「そろそろ妖々夢も終わりが見え始めて来たかな?」

本当に現れる様になったよこのショタ

「だって、どうせ前書きで書く事ない時もあるじゃん。僕の能力があればどこにだって行けるしやろうと思えばサブタイトルにだって現れるよ。まぁ、流石に他のうp主様方の前書きとかには行けないけど」

行けたとしてもやめろよ

「それじゃあ、本編へ行ってきま〜す」


35話

 

 

アリスの家にて合流した小夜たちは魔理沙を加えてようやく白玉楼に向かっていた

 

しかし、途中で問題があることが発覚した。どうやら冥界の入口とやらは上空にあるらしい、小夜は飛ぶ事が出来ないしシュレディンガーも同様、どうするか悩んだ結果

 

 

「おーい2人とも早くしろよ〜」

 

「ちょっと待ちなさいよ。こっちは兄さん連れてるんだから」

 

「どうです大尉ー。上空でぶら下がってる状態の感想はー?」

 

「・・・」

 

 

魔理沙の箒にはシュレディンガーを乗せ、一方の大尉は霊夢と咲夜に腕を持って貰いシュレディンガーが言うようにぶら下がっている状態でいた

 

 

「大尉、ノーコメントはやめてくださいよ〜」

 

「・・・重くないか?」

 

「うん。大丈夫」

 

「1人では無理でしょうが、2人ならば問題はありません」

 

「無視もしないでくださーい」

 

「・・・本当に兄ちゃんの友人かよ、コイツは」

 

 

そんな雑談をしているうちに5人は羅針盤が示す先の雲を越えた

その瞬間、奇妙な感覚が5人に伝わる

 

 

「これは・・・結界ね。私がここまで近づかないと気づかないなんて、かなり強力なものだわ」

 

「どうする霊夢、やっちゃっていいならマスパ撃つけど」

 

「これだけ強力だとただ撃つだけじゃあ壊れないわ。何度も撃つか、一番弱い部分を見つけてそこを叩くしかないわ・・・魔理沙、ちょっと代わって」

 

「いや、代わってってこっち箒にのってるんだぜ?」

 

「じゃあ僕が持ちますよ。魔理沙さん、もうちょっと寄ってください」

 

「はいよ」

 

 

霊夢に代わり後に座っていたシュレディンガーが箒に跨った状態で大尉の手を取る

 

霊夢は結界に近づき、意識を集中して結界の一番弱い部分を探す

 

 

「・・・ッ、あった。魔理沙、札を目印にするからそこを思いっきりぶっぱなしなさい」

 

「よっしゃ!任せておくんだぜ!」

 

「恋符『マスタースパーク』」

 

 

八卦炉を取り出し、霊夢が出した札に向かって最大火力のマスタースパークを放った

結界にマスタースパークが直撃し、穴が開いた

 

 

「私が先行するから、後についてきて」

 

 

先に霊夢が結界内に入り、その後から魔理沙たちも結界の中へと入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白玉楼

 

 

「・・・結界が破られて冥界の亡霊たちが騒ぎだした。どうやら、やってきたみたいね。妖夢、行ってきてくれるかしら」

 

「はい、幽々子様。今度こそ勝ち、残りの春も集めてみせます」

 

「焦る必要は無いわ妖夢、ゆっくりとでも構わないわよ。それと博麗の巫女だけは通す様にしてくれないかしら?彼女とは話さないとならない事があるの」

 

「博麗の巫女を、ですか・・・分かりました。それ以外は排除すればよろしいですか?」

 

「えぇ、いいわよ」

 

「承知しました」

 

 

立ち上がり、その場から離れていった妖夢

 

 

「・・・もうすぐ封印は解かれる。そして、博麗の巫女、スキマ妖怪、私の邪魔をする者達は全て・・・滅ぼしてみせるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

結界を抜け、ようやく小夜とシュレディンガーが着地でき奥へと進む5人

門らしき物を抜けた瞬間、人魂の猛攻に直面していた

 

 

「くそっ、量だけは多すぎる。幽霊は墓で眠ってろよ」

 

「毒づいても仕方ないわ魔理沙。この冥界は幽霊たちの領域みたいなもの、私たちみたいな生者が来ること事態が珍しいのよ彼らにとって」

 

「だからって集まりすぎだろう。攻撃だってしなくていいじゃん!」

 

「誰かが私たちを追い払う様に命じているんじゃないかしら?」

 

「それが一番有り得るでしょうね」

 

「・・・」

 

 

確かに幽霊、死者の魂からしたら死後の世界に生者である俺達が居る事は物珍しく見えるかもしれない

だが、そのほとんどの幽霊がここまで好戦的とは思えない。咲夜の言う通り俺達を排除するために何者かが命令を出したか

 

俺は弾幕などは撃てない為、殴り蹴り、剣を振るって応戦しているがキリがない

 

 

「あの少佐なら、幽霊に宣戦布告されても戦争しますかね。ドクだったら除霊銃とか作ってくれるかな?ははは♪」

 

「おい!お前も見てねぇでやれよ!」

 

「いやー、僕大尉みたいに戦えないから観戦してるしかないんだよねー」

 

「それじゃあただのお荷物じゃねぇか!」

 

 

シュレディンガーの言う通り、彼は対アーカードの為だけに作られた存在。戦う術を持たない為、いても特に戦力にならない

 

だが、所有する能力は有能だ。戦えずともその場その場で使い道を見いだせれば強力な武器になる

 

 

「集められた春はあの奥にあるみたいね。わずかに温かい空気が流れてきてる」

 

「あの桜色に光ってる場所か。だけどこの数じゃあ進めねぇぜ、ここは強行突破するか?」

 

「そうね。じゃあ魔理沙もう一回・・・っ?」

 

 

強行突破を仕掛けようとした瞬間、突如幽霊たちがその場から全員消えた

まるで誰かに下がれと命令されたかの様に

 

 

「・・・来たか」

 

 

視線を移し、奥からやってくる2本の刀を持つ少女を見る

魂魄妖夢だ

 

 

「ここから先は誰1人通しはしません。西行寺家に仕える魂魄家の名に掛けて」

 

「それでも行かせてもらうわ。異変を止めるためにもね」

 

「・・・我が主、西行寺幽々子様から博麗の巫女のみ通せと命令されています。どうぞ、博麗の巫女のみお進み下さい」

 

「なんですって?」

 

 

突然妖夢から出た言葉に魔理沙と咲夜のみが驚いている

なぜ博麗の巫女のみ通すと命令したのかが分からない、下手をすればやられ異変を防がれる可能性があるというのに

 

 

「・・・」

 

 

何か嫌な予感がする。今までその様な事は1度も思った事は無い。異変の首謀者である西行寺幽々子がどのような存在かは分からない

 

だが、1つだけはっきりと感じるものがある。絶対に霊夢だけを行かせてはいけない

 

 

「・・・・俺がやる。全員、先にいけ」チャキ

 

「に、兄さん!」

 

 

剣を持ち直し、妖夢の前に出る

霊夢と魔理沙は驚き、咲夜とシュレディンガーは無表情だった

 

 

「兄ちゃん!流石に1人はやばいって!」

 

「そうよ!私が行ってすぐに解決すればすぐ終わるわ!!」

 

「駄目だ・・・・霊夢、魔理沙たちと一緒に行け」

 

「で、でも・・・」

 

「・・・必ず・・・追いつく」

 

 

不安に思う霊夢を励ます様に約束する小夜

 

霊夢は少し黙った後、小夜を自分の兄を信じて答えた

 

 

「分かった。ここをお願い兄さん」

 

「・・・シュレディンガー」

 

「はいはーい」

 

「・・・居ない間、皆を頼む」

 

「うわぁ、重大な任務を渡して来ますね。まぁ、何とかしましょう」

 

 

シュレディンガーに代わりを頼み、霊夢たちは小夜を残し奥へと向かう

 

 

「通って良いのは博麗の巫女のみ!それ以外は通さない!」

 

 

霊夢以外の魔理沙達に刀を振ろうとする妖夢に小夜が目の前に現れ、首元を掴む

 

 

「ぐっ!」

 

「・・・」ブンッ!

 

 

そしてそのまま後へと投げ飛ばし霊夢達から距離を離した

 

 

「・・・」

 

「くっ!またしても貴方が立ちはだかりますか・・・今度こそ、貴方を倒してみせる!」

 

 

起き上がり、構えを取る妖夢

これは弾幕勝負ではない、真っ向の真剣勝負。遊びの弾幕勝負とは違い妖夢は小夜を本気で打ち倒そうとしている

 

だが、妖夢は何も知らない。知るはずもない。彼が今までどれほどの戦いを生き抜き、どれほどの命を過去に奪って来たか

 

 

「・・・」

 

「参る!」

 

 

瞬時に懐に入り込み、刀を横薙ぎに振るう。そして刃は小夜の左腕に難なく決まった

 

 

(入った?なぜ防御も反撃もしない?)

 

 

妖夢は不審に思いながら小夜を見上げる

 

 

「・・・」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ひっ!」

 

 

妖夢が見たのは見るもの全てを凍てつかせんとするほどの眼で自分を見下ろす敵の姿だった

腕に刃が入っているにも関わらず苦痛に顔を歪ませる事もなく無表情の様は更に妖夢の恐怖心を高めていた

 

刀を腕から抜き、後に下がる妖夢は荒れる呼吸を整えようと深呼吸をして落ち着かせる

 

 

「・・・それが本気か?」

 

「な、なに?」

 

「それが本気かと聞いた・・・手を抜いているのか?」

 

「ッ!私はいつだって本気だ!!手を抜くなんて相手に対して無礼だ!」

 

「なら・・・なぜ殺す気で来ない?」

 

「なっ、こ、殺す?・・・私が受けた命は博麗の巫女以外の者を追い返すか足止めすること。殺すなどと命令されていない!」

 

「・・・なおさらだ。追い返すなら、殺すつもりでやらなければ相手は恐怖しない、逃げようとしない・・・それだけの武器を持って、腕に浅い斬り傷を与えただけ。やろうと思えば、切り落とせるはず・・・お前は戦いに向かない」

 

「黙って聞いていれば、なんという侮辱!許さん!!」

 

「人符『現世斬』」

 

 

スペルを発動し、まっすぐ突進して刀を力一杯振り抜く

 

 

「・・・」ガシッ!

 

「ッ!!」

 

 

しかし、振るわれた刀は小夜の手に掴まれていとも簡単に止められる。手から血が流れ、刀を伝って鍔から垂れ落ちる

 

 

「お前にないのは、躊躇わぬ覚悟・・・対人の経験・・・それだけでも、お前は俺に勝てない」

 

「く、ぐぅ・・・ハァァァァ!!」

 

 

もう一方の刀を振るうが混乱と動揺によって、その振り様は単調的で素人でも見切れるほどだ

小夜は見逃しはしない、そして彼の中に戦いの中で容赦などない

 

倒す敵は殺す気で完膚なきまでに叩き潰す。例え相手が女であろうと

 

 

ギンッ!!

 

 

「・・・」ブンッ!バキッ!

 

「ぐッ・・・・___」

 

 

刀を蹴り飛ばし、剣の柄の部分を腹部に打ち込んだ

妖夢は気絶しそのまま倒れる所を腕で支える

 

 

「・・・」

 

 

妖夢を木に寄り添う様に降ろし、刀も鞘に納める

半人半霊が風邪を引くかは知らないし、春を集めたことによって僅かに温かいが上着を脱ぎ、眠っている妖夢に羽織らせた

 

 

「・・・甘くなった、か・・・・・ッ!」バッ

 

 

強大な力を感じ霊夢たちが向かって行った方向を見る

まだ弱かった桜色の光が強くなっており、そこから強大で禍々しい妖気を感じ取った

 

急ぎ、霊夢たちの下に向かおうと小夜は走っていった

 




「妖夢との再戦、簡潔過ぎじゃない?」

長く伸ばせなかったんやー

「まぁ、うp主の戯言は置いといて次回は大尉を置いて向かって行った僕と霊夢たちの話です。次回をお楽しみにー」

・・・戯言ってお前
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