東方人狼行軍   作:BATTU

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「何で前回の前、後書き書かなかったのさ?」

本文書き終わったら即更新したからもう書くのが面倒くさなったので書きませんでした


44話

妖夢の弟子入りが決まった次の日の人里にて

 

 

「それはまた大変でしたね」

 

「・・・あぁ」

 

 

いつもの貸本屋である鈴奈庵にて借りる本を見ている途中で小鈴と昨日の出来事を話していた。隣には霊夢が居る

 

結局、チルノと妖夢だけでは今日中に終わらないという事で霊夢や大ちゃん、ルーミア姉、八雲藍にも手伝ってもらってやっと庭の修復が終わった

 

一体あの短い間でどれだけ暴れたのかと不思議に思うくらいにボロボロだった

 

妖夢はまだ完治しきっていない幽々子の身の回りの世話をしなくてはいけないため、鍛錬にやってくるのはまだ先の話になる

 

 

「で、今日はなに借りるの兄さん?」

 

「・・・霊と妖怪樹関連の物がいい・・・今回の異変で知らない事が増えた」

 

「霊や妖怪樹関連ですか・・・此処には主に香霖堂から仕入れた外から流れ着いた物がほとんどですから」

 

「あまり無いかもしれないのね」

 

「そうですね。他にあるとしたらやはり稗田家にある書物とかですかね」

 

「どうする?兄さんなら阿求に頼めば見せて貰えるんじゃない」

 

 

本を探すのを中断して考える

 

確かに頼めば望む関連の書物を見せてはくれるだろう。まぁ、すぐ欲しいというわけでも無いしまた今度にしてみよう

 

 

「・・・すぐ欲しい訳じゃない・・・また今度にしよう。他にはあるか?」

 

「えっと、少し前に新しいのが入りましたけどお気に召すかはどうか」

 

「なんでもいい・・・暇を潰せれば」

 

「分かりました。ではちょっと取ってきますね」

 

 

奥に行って新しく仕入れた書物を数冊持って帰ってきた小鈴

 

今回はこれらを借りて鈴奈庵を後にした2人

 

 

「次は確か、紅魔館に行くんだっけ?」

 

「・・・顔を出すのと咲夜に礼が言いたい」

 

「そっか。咲夜、あの後すぐ戻ったしレミリアたちが見舞いに行ってた時は兄さんずっと眠ってたものね」

 

 

永遠亭で眠っていた3日間、レミリアたちやルーミア姉、霖之助や慧音たちが見舞いに来てくれていたらしい

 

知らないとはいえ、俺なんかの見舞いに足を運んでくれた彼らに礼くらいはしないといけないだろう。それに咲夜は今回の異変解決に協力してくれた恩もある

 

 

「おや、小夜くん」

 

「よぉ」

 

「・・・慧音、妹紅」

 

 

人里内を歩いていたら慧音が声を掛けてきた

その隣には前に竹林で帰る道を案内してくれた妹紅もいた

 

 

「退院していたと霊香から聞いていたが、怪我の具合はもういいのかい?」

 

「・・・」コクッ

 

「相変わらず愛想が無い感じだなお前」

 

「妹紅、彼は昔からこんな感じさ。それを言ったら妹紅も昔は無愛想だったじゃないか」

 

「どっかのお人好しの性でこれくらい他人と話せるようになったからな。そういえばちゃんとした自己紹介はまだだったな。私は藤原妹紅、迷いの竹林に住んでるよ」

 

「・・・博麗小夜」

 

 

互いにちゃんと自己紹介を済ませる小夜と妹紅

 

 

「ところで霊夢は小夜くんの付き添い?」

 

「母さんが当分の間は鍛錬禁止って兄さんに言って、外に出る時も私か母さんと一緒に出掛ける様にって言われてる」

 

「そうか。いや、当然の事かもしれないね。なにせあんなに酷い状態だったのだからね」

 

「・・・もう、治ったんだがな」

 

 

実の所、本当に傷は完治している

 

特に痛みも発症していないし、いつもどうりに動いても問題無し。やろうと思えば今この場で宙返りもやって見せることも出来る

 

 

「兄さん、まだダメだよ」

 

「・・・」

 

 

目を少し険しくしながら俺を見る霊夢

 

どうやら先ほどの発言に対して怒っているようだ

 

 

「はぁ、家族に対して過保護だな博麗の巫女は。こいつ人間じゃなくて妖怪なんだろう?だったらそんなに心配はいらないだろ」

 

「それはそうかもしれないけど・・・」

 

「まぁ、霊香の事だ。すぐに許しをだしてくれるさ」

 

「・・・あぁ」

 

 

そんな他愛もない話をしながらそろそろ紅魔館に向かおうとその場を後にしようとする小夜と霊夢

 

慧音も寺子屋に戻ろうとし妹紅はまだ用事があるのか慧音について行った

 

 

「あー、おい。博麗霊夢」

 

「なによ?」

 

 

小夜と慧音がどんどん先に行く中、霊夢に声を掛ける妹紅

 

 

「まぁ、私がどうこう言う資格はないしどうでもいいけど言っとく。あんたがあいつと今後どういう関係になるかは自由だけど、それなりに覚悟をしておくんだね」

 

「・・・どういう事よ?」

 

「妖怪と人間の生きる時間はあまりに差がある。いや、妖怪もその時の出来事によっては早く消える事もある・・・言いたい事はもう分かるか?」

 

「余計なお世話よ」

 

 

霊夢は振り返り、走って小夜の元に行く

 

妹紅は追いついて並んで歩く2人を見ながら頭を掻きながら呟いた

 

 

「あの妖怪くんは気づいて無いようだね。博麗の巫女、アイツは小夜の事を・・・全く、私が知ったことじゃ無いはずなのに。慧音のお人好しが移ったかな」

 

 

そう言って彼女も先に行ってしまった慧音の後を追いかけて行った

 




「妹紅さんの忠告のような言い分にはどういう意味があるんだろうね」

次回は紅魔館、それと異変時に出せなかったあの3姉妹出します
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