東方人狼行軍   作:BATTU

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4話

「ん、妖怪か?しかも子供」

 

「あ、ルーミア!」

 

「よう霊夢。遊びに来たぞ」

 

霊夢はルーミアと言う女性の下へ走っていきギュッと抱きついた

 

「で、霊夢。この子供の妖怪は誰だ?悪さでもして霊香に捕まったか」

 

「わたしのお兄ちゃんだよ」

 

「お兄ちゃん?・・・妖怪を養子にしたのか霊香は?」

 

ルーミアは頭を掻きながら考えたあと、俺の前まで来て目線を合わせるように姿勢を引くした

 

「こんにちは、そしてはじめまして霊夢のお兄さん。私はルーミア、見ての通り妖怪だ。お前の名前は?」

 

「・・・俺は人狼。名前はまだ、無い」

 

「名無しだったのか」

 

「・・・」コクッ

 

「やれやれ、久しぶりにきたら何やら賑やかだね」

 

「・・・?」

 

また誰かが来た。今度は男性の声だ

 

「なんだ、霖之助か。今日はどうしたんだ?霊香ならいないみたいだぞ?」

 

「今日は魔理沙を連れてきてね。霊香が魔理沙に新しい友達になってくれる子がいるから魔理沙に会わせてあげな、と言われたから久しぶりに来たんだよ・・・どうやら、君がその子供らしいね。しかも人狼とは」

 

どうやら、この男性が霊香が言っていた森近霖之助のようだ。彼の後ろに子供が隠れている

 

「ほら、魔理沙。彼が霊香が言っていた霊夢のお兄さんだよ」

 

「・・・ウー」

 

霖之助に言われて少し前に出てきた。しかし、大きな黒い帽子のせいで顔は見えない

 

「そぅ・・・えい!」

 

「みゃあああ!!」

 

霊夢がそっと背後から近づき、魔理沙の背中をおもいっきり押す。驚いた反動のせいか帽子も取れる

 

そのまま俺の方に来て、倒れそうにもなったから両肩を掴んで止めた。

 

「・・・大丈夫、か?」

 

「・・・」

 

魔理沙が俺の声に反応して顔を上げる。帽子も頭から落ちたので素顔もよく見えた

 

「・・・・だ、」

 

「?」

 

 

「だじぇぇぇぇ!!」

 

 

「・・・うるさい」

 

いきなり泣き出した魔理沙・・・いきなりのことで内心少しだけびっくりした

 

魔理沙は泣きながら霖之助の下に戻る

 

「あはは、いつものまりさだー」

 

「いや、ごめん。この子は見ての通り少し怖がりでね、初めて会う人にはいつもこんな感じなんだよ」

 

「・・・少し?」

 

「私と霊夢に初めて会った時もこんな感じで泣いてたな」

 

「・・・」

 

これはこれで霊夢と同じくらい面倒な気がするな

 

そんな感じで霧雨魔理沙と友達になる事となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

「ほらほら、さわってみなよ?きもちいいよ」

 

「う、うん」

 

「・・・」

 

霊夢が提案した仲良くなる方法と言われて試されたのが、獣化して触れあうという事だ

 

魔理沙は震えながら、獣化した俺にゆっくりと触れる

 

「・・・どうだ?」

 

「ふ、ふかふか、だじぇ」

 

どうやら少し喜んでくれたようだ

 

「じゃあ、つぎはもふもふを」

 

シュバ!!

 

「・・・逃げた」

 

「逃げたね」

 

もふもふだけは絶対くらわない

あの日それを誓ったのだ

 




※前おまけ削除
方向修正の為に削除しました
某東方動画みたいになりそうだったので
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