真説‼︎バカとテストと召喚獣 作:夜の盗賊団
この文月学園はなんとバイク登校が許可されています。
第1問 今日から俺は…
真説‼︎バカとテストと召喚獣
戦争勃発‼︎Fクラス下剋上戦線篇
ー流仗家・屋敷 玄関前
日本で迎える朝。
春休みが終わり、俺の身体もだいぶ調子が戻ってきた。
あぁ、今日から登校…めんどくせぇ。
まぁこれもベラネードを潰す布石の一つになるんなら、仕方ねぇか。
そんなコトを考えながら、愛車のエンジンを始動させる。セルがついてねぇからキック始動だ。これはコレでイカしてるだろう?
ガコッ、ブオォンッ!!
バラバラバラバラ……!!
YAMAHA TZR250 SPR(3XVC)
TZRモデルの最終進化形で、絶滅した2ストロークエンジン搭載。
俺のSPRは昔親父が乗っていたもので、カラーリングはマルボロでもラッキーでもなくJPS。日本を離れている間は俺のじい様が整備してくれてたらしい。
えびす丸「若!どうっすか?SPRの調子は?」
竜真「いい感じっすよ。流石ジジィが整備してただけはある。タイヤも新品♡」
白石「若、そろそろ時間です。
学校、お気をつけて!」
えびす丸「お気をつけてっ!」
竜真「うす、んじゃあ行ってきますわ。」
ギュンッ!ギュウゥゥンッ!!
回転を上げクラッチを離す。
いざ、発進だぜぇ!!
バオッ!ギュウゥゥン………!!!
白石「…………。」
えびす丸「若、鞄忘れてますよ…。」
ギュウゥゥゥゥゥゥン!!!
キタキタ!!7,000回転!!
さぁ…こっからが楽しいぞぉ!
ギュンッパオォォォォォォァア!!!
竜真「イィヤッホォーーーイ!!!」
ー文月学園 駐輪場
駐輪場に愛車を停める。
やっぱりコイツはいいマシンだ。
竜真「……?」
ありゃ、カワサキのエリミネーターか。
ははぁ〜、雄二のだな。
ったく、いいモン持ってやがらぁ。
ー文月学園 玄関前
〜ここ、文月学園は世界初の特殊なシステムを導入した進学校である〜
駐輪場から歩いて玄関前へ。
去年の入学式と同じように、桜が綺麗に咲き誇っていた。
「んん、流仗か。」
ガタイのいい教師に呼び止められた。
西村っつー先公で、トライアスロンが趣味らしい。通称鉄人。
竜真「あ、鉄人。お久しぶりっす。」
鉄人「鉄人じゃない。西村先生と呼べ。」
竜真「そう堅いコト言うなって、28号先生。」
鉄人だけに。
鉄人「どっちにしろ鉄人じゃないか。
…そんなコトよりッ!!!」
ガゴァッ!!!
竜真「いってぇぇえな!?」
突然殴られた。一体なにしやがる!?
鉄人「振り分け試験をすっぽかして何をしていたぁ!?そして何故鞄を持っていない!?そもそも何故学校指定の制服を着てこんのだ!!?」
竜真「そんないっぺんに言われても。」
振り分け試験の時は喫茶店。
鞄は忘れたらしいや。
制服に関してはブレザーが嫌いなだけだ。漢なら学ランだろう?
鉄人「まったく、今時短ランにボンタンなんぞ、絶滅危惧種だぞ…。
まぁいい、受け取れ。」
そういって封筒を渡される。
なんじゃこりゃ?
鉄人「振り分け試験の結果だ。
そこに書いてあるクラスが、お前のクラスだ。」
竜真「試験受けてねぇんだから最底辺クラスに決まってんだろ?」
わざわざ見なくても分からぁ。
鉄人「取り敢えず中身を見ろ。」
めんどくせぇ。
くっ、くっ、なんだこれ、開けずれぇ。
鉄人「流仗。お前が休学する前から思っていたコトがある。」
竜真「…なんすか?」
ちくしょ、開かねぇ…!
鉄人「もしかしなくともお前は、吉井や坂本と並ぶ正真正銘の問題児だ。」
竜真「失礼ですねぇ張っ倒しますよ?」
もういいや、破っちまえ。
鉄人「そんなお前に、ピッタリの肩書きが授与されるコトとなった。」
取り出した紙には《F》の一文字。
そしてもう一枚紙切れが…。
竜真「……………………。」
《 2年生Fクラス 出席番号30番 》
流 仗 竜 真
上記の生徒は学校生活を送る上で
問題があり且つ学習意欲が欠けて
いるため教員会議の結果この者を
"観察処分者"
として厳しく扱う事とする。
《 文月学園学園長 藤堂カヲル 印 》
鉄人「今日からお前は…
観 察 処 分 者 だ !!」
第1問 今日から俺は…
第2問へ、つづくッ‼︎
小説って、難しいですね。こりゃ。