艦隊これくしょん -Blue submarine-   作:イ401

3 / 16
お気に入り登録者4、5人いれば上出来かな?

お気に入り登録者数:25人(現時点)

…ん?(´・ω・`;)


プレッシャーかかってたりします。(汗)


一章 始まり
第2話


イ401の船旅が始まってか数日が経過。アクティブソナーの反射音を使って地形データを収集している途中、妖精達が一つ提案してきた。

 

「…私達の拠点を作ろう?」

 

「そうですー」

 

のんびりとした口調だが、その目は真剣な表情だ。

 

「別に、拠点を作る必要は無いと思うが…」

 

「りゆうはふたつあるですー。まず、せんたいのしゅうりやめんてなんすするとき、それとだんやくのほきゅうするときに、あんぜんにおこなえるばしょがひつようですー。もうひとつは、いおなをちゃんとやすめられるところがほしいですー」

 

「…私の休息の場所?」

 

「いおなはのんびりしてるようにみえて、いっつもれーだーとかをつかってまわりをみてるですー。だからいおなにもやすんでほしいのですー」

 

「…」

 

妖精の説明を受けてしばらくイオナは考え、そして小さなため息をついた。

 

「…理由もそうだし、せっかくの好意を受け流す訳にもいかないか。だが、どこに作る気だ?流石に海上にいきなり作れないぞ」

 

「それならだいじょうぶですー」

 

1人の妖精が、彼女達の大きさに合わせて作ったキーボードを打って、メインモニターに地図が表示され、とある島にポインターが表示される。

 

「きのうみつけた、ここからとうなんにじゅっきろにあるむじんとうにきょてんをつくるですー」

 

「…確かに、あの島は大きさや地形的にも潜水艦を格納するのに適しているな。進路変更、取り舵一杯」

 

イ401は左方向へ進路を変え、拠点建設場の無人島へと進路を取る。

 

その時、イ401のレーダーを担当している妖精が声を挙げる。

 

「せいほくより、ぜろしきかんせんにじゅういちがたがせっきんちゅうですー。かんむすのかんさいきですねー」

 

「…見つかると面倒だ。潜行開始。深度100」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ん?」

 

「どうした?赤城」

 

「いえ、遠方を偵察していた艦載機から通信が入ったのですが…水平線辺りに、潜水艦らしき影が見えたと。すぐに見えなくなったのらしいで見間違いかもしれない、との事ですが、念の為目撃地点付近に向かわせます」

 

「分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、目的地の無人島に到着し、イオナと妖精達は数日間かけて地下拠点と早期警戒レーダーを建設。

 

建設してから2日後の、地下ドック内にて、複数のクレーンによって吊り上げられているイ401のメンテナンスを妖精達が行なっているのを、イオナは体育座りで見ながら静かに考えていた。

 

(…随分と、私の口調や思考も変わってきたな。今となっては、私が《私》になる前の記憶も殆ど思い出せない…)

 

数日前の時とは違い、今のイオナには内心にあった感情は殆ど無く、そして「イオナ」になる前の記憶は殆ど失われていた。

 

(だからといって、悲しむ事も無いがな。私は私、それ以外の何者でもない)

 

「いおなー。せんたいをひらいてほしいですー」

 

「分かった」

 

 

──ガゴン。

 

 

イ401の船体が横に開き、内部から5つの大小の形状が異なる楕円型の球体が姿を表し、妖精達が梯子を掛けて器用にメンテナンスを開始した。

 

「いおな、いおなー!」

 

暫く見ていると、1人の妖精がイオナに向かって走って来た。

 

「どうした?」

 

「いよんまるいちのえんじんをめんてなんすしてたら、いおなにいわなきゃいけないものがでてきたー」

 

「私に…?エンジンに一体何が?」

 

「えんじんにりみったーがかかってたー。りみったーがあると、しゅつりょくがさんじゅっぱーせんとくらいしかでないみたいー」

 

「30%…?あの出力で…いや、霧の艦艇だからこそか」

 

「どうするー?りみったーはずすー?」

 

「いや、私がいつでも外せるようにして欲しい。出来るか?」

 

「まかせろー!」

 

そう言って、妖精はイ401の船内へと走っていった。

 

「…後で、テストを行う必要があるな」

 

その時。

 

 

 

──ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ。

 

 

 

「「「「「!!」」」」」

 

突然、地下拠点にサイレンが鳴り響く。

 

『いおなー!!れーだーにしんかいせいかんをほそくー!!《りきゅう》にせき、《いきゅう》よんせきかくにんしたよー!!なんでかわからないけど、きょてんにまっすぐむかってきてるー!!』

 

「メンテナンス中断!!緊急出撃準備!!」

 

イオナの指示により、妖精達は迅速に作業を終え、イ401へと乗り込み始める。イオナも、その場からクラインフィールドで足場を形成し、イ401へと乗船。船内に入って戦闘指揮場へと入室すると、既に妖精達がそれぞれの場所に付いていた。

 

「そういんじょうせんかくにーん!!」

 

「かきかんせいしすてむ、おーるぐりーん!!」

 

「かんないきみつ、よーし!!」

 

「最終確認省略!!クレーン降下!!」

 

ガゴン、と大きく船体が揺さぶられながら、イ401はドック内の海水に着水する。

 

「エンジン始動!!両舷微速、潜水開始!!」

 

「どっくかくへき、ひらきまーす!!」

 

イオナの指示と共にイ401は潜水し、太平洋の海へと進んでいった。




強引な所が目立ってたと思いますが、次回は戦闘です。
アルペジオの公式設定本買って勉強中…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。