艦隊これくしょん -Blue submarine-   作:イ401

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視点切り替えが多いので内容は薄いです。

P.S.
蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ(アニメ)が7月から再放送です。もし興味があったら是非見てください。
イオナ可愛いですよ。(おい)


第5話

地下拠点ドック内、イ401戦闘指揮所。

 

「クレーン降ろせ」

 

「くれーんおろせー!!」

 

 

──ガゴン。

 

 

一週間前の緊急出撃の時とは違い、微弱な揺れと共にゆっくりとドックに着水。そしてそのまま潜行する。

 

「どっくかくへきひらきまーす!!」

 

「エンジン始動、両舷微速。401、出港」

 

静かな起動音が響き、5ノットでドックから出港。同時にドック隔壁が閉鎖される。

 

「両舷前進、右舷回頭」

 

 

 

「目標、日本」

 

 

 

「りょうかーい!!」

 

イ401は加速と共に右へと回頭。20ノットで海中を進む。

 

その目的地は、日本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は、50分前に遡る。

 

地下拠点内会議室にて、イオナと妖精達を纏めてる10人の妖精が集まっていた。

 

「さて、今日の目的だが…3日前に、拠点近海のデータは取り揃えた。なので、今回から航行距離を伸ばすつもりだ。しかし、それにも何かしら方向性が無ければ何の意味も成さない。何か意見が思い付いたら何でも言って欲しい」

 

「それならひとつあるよー」

 

イオナの言葉に1人の妖精が反応し、そばにあるキーボードをカタカタと操作。すると、中央に設置されたモニターに情報が表示される。

 

「と…ちょうさのけっかはこんなかんじで、ここのきょてんから《にほん》までのきょりはおもってたよりもちかいみたいー。だからー…」

 

「なるほど。次は日本の位置の調査か」

 

「ちょっとちがうかなー。もくてきは、にほんのじつじょうを、いおながちょくせつみにいってほしいんだー」

 

「…直接?まさか、上陸と言いたいのか?」

 

「そうだよー。いおなもいんたーねっとでしらべてるみたいだけど、それもげんかいもあるでしょー?そんなときにはちょくせつみたほうがはやいよー」

 

「いや、流石に401から私が離れる訳には…」

 

「それならわたしたちにまかせてくださーい。それにせんこうしてえんじんをきればかんちされるしんぱいはだいじょうぶですー」

 

「………はぁ、分かったよ。だけど、流石に上陸は様子を見てからだ。此処で決定は出来ない」

 

「わかったー」

 

「では、35分後には乗船を完了。50分後に出港する」

 

「「「はーい!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

そういった経緯もあり、イ401は北上し、日本があると思われる地点へと向かっていた。

 

「…そろそろ、予測地点に入るな。深度15、潜望鏡用意。映像をモニターに回す」

 

海面まで15mの位置まで浮上。そして艦橋から伸びる潜望鏡が海面から出て、映像がモニターへと映し出される。

 

映像には、既に見慣れた海面と水平線が映るのみ。

 

しかし、水平線の先。僅かに見えるのは、緑と灰色で盛り上がった大地。

 

「…恐らく、あれが日本か。レーダーに反応は?」

 

「ないです…ていせーい。ほくせいにかんたいをほそくー。かいせきちゅうだけど、たぶんかんむすの《せんかん》いっせき、《けいじゅんようかん》いっせき、《くちくかん》よんせきですねー」

 

「どこに向かっている?」

 

「なんとうですー」

 

「なら、気にかける必要は無い…ん?」

 

モニターの映像を見ていて、何か違和感を感じたイオナは、潜望鏡の倍率を上げ、より詳細を見る。

 

 

そして、その違和感の正体に気付くには然程時間は掛からなかった。

 

 

「…廃墟、だと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻。

 

イ401がレーダーに捉えていた艦娘の艦隊の旗艦、金剛型戦艦3番艦《榛名》の艦橋にて。

 

「天気は快晴。レーダー良好。だけど作戦領域は大雨強風…嫌な状況ね」

 

『それが提督の作戦なんだから仕方ないさ。奴等も嵐の中、奇襲してくるとは思わないだろ』

 

榛名の愚痴を無線を通して聞いた、天龍型軽巡洋艦1番艦《天龍》が応えた。

 

「…って聞いてたんですか!?」

 

『無線付けっ放しだからだろうが…』

 

「あ…」

 

『あいつらから返答が無い所、どうやら俺だけみたいだがな。しっかりしろよ、臨時艦隊旗艦殿』

 

「…わ、わかってます」

 

『(…なんか不安になってきたな…)にしても、提督も無茶な注文をする。今まで以上に最悪の悪天候で荒れる海を進んで、無人島で立ち止まっている機動艦隊を奇襲。近距離の砲雷撃戦で撃破しろだなんてな…』

 

「だからこその高速艦編成です。本当なら第一艦隊からも抽出編成したかったらしいですが、生憎出撃中でしたから」

 

『簡単に終わらせてくれるといいんだが、状況的にも妙な所があるんだよなぁ…』

 

 

『何せ、完全制圧された筈の海域に正規空母ヲ級1隻、重巡洋艦リ級2隻、駆逐艦二級3隻。しかも全艦elite(エリート)級、艦隊旗艦のヲ級に至ってはflagship(フラッグシップ)級…明らかに戦力過多だ。あの海域に一体何があるってんだ?』

 

 

「…もしかしたら、一週間前に赤城さんが目撃した潜水艦が関係しているかもしれません」

 

『潜水艦って…帰還中に哨戒で飛ばしてた艦載機が目撃したって奴か?あれは何かの見間違いだって結論が出ただろ?』

 

「そうですが…私には、何故かそうは思えないんですよね。現に、深海棲艦の残骸が不自然に流れ着く報告が上がっていますし」

 

『…ま、行ってみたら何か分かるかもな』

 

「はい」




今更ですが、自分は艦これ未プレイ者です。
艦娘達の事は調べてはいますが「こんなキャラじゃない」等の違和感があった場合は指摘お願いします。
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