ARMORED CORE for Answer ~白銀の風~   作:AXL=GLINT

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今回はミッション回。
チャプター1のVOBを使用するミッションの二本立てでお送りします。


mission 3 - VOB超楽しい -

VOB(ヴァンガード・オーバード・ブースター)

ネクストに搭載されているOB(オーバードブースター)を、ネクストの背部に接続して、拡張した使い捨ての巨大ブースター。

 

人によっては目を回すであろうトンデモ兵器だが・・・

 

 

 

 

「イヤッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

「ええい!やかましいわ!!」

「VOBすっげえええええええええええええええええええええ!!!」

「はしゃぎ過ぎだ馬鹿!!」

 

 

めっちゃはしゃいでた。

 

 

アキラに対して届いた依頼はBFFからの依頼、大規模コジマエネルギー施設スフィアに進行するオーメルの部隊の排除だ。

 

ミッション内容はスフィアに進行する航空機の部隊をVOBで背後から強襲。突破後反転して残敵を掃討しろ、というものだ。

 

実戦では初めてVOBを使用したアキラの反応がご覧の通り見事なはしゃぎようである。

元々アキラは高機動がとにかくお気に入り、そうでもなければこんな軽量機にはしない。

そんなアキラがVOBで約時速2300kmをVOBの仕様限界までキープできるのだから、そりゃもう大歓喜ものである。

 

あまりのうるささにスミカは通信の音量を半分にする。

・・・それでもやかましいが。

 

 

(しかもちゃっかり航空部隊を撃破していくし・・・)

 

 

はしゃいでるだけではなく少々撃ち漏らしはあるが、それでも順調に撃破している。

それは尚更腹立たしい、と思うスミカであった。

 

 

「・・・喜んでいるところ申し訳ないが、まもなくVOB使用限界だ」

「えー、終わるのはや・・・うん?アレって・・・」

「ノーマル部隊に輸送車両、そしてAF(アームズフォート)、ランドクラブだな。」

「げ、AFも戦うのか・・・」

 

 

スフィアの前にいるAFにアキラは苦い顔をする。

AFも初めて戦うのだから当然である。

 

ちなみになぜGA製のランドクラブがオーメルの手に渡っているのかはツッコミを入れるべきだが、そんな場合では無い。

 

 

「今更ごちゃごちゃ言ってられん、VOB使用限界だ、パージする」

「仕方ない。撃ち漏らした航空部隊が来る前に片付けないと・・・!」

 

 

VOBがパージされ、白銀のネクスト「クロスギア」は飛び出し、VOBはバラバラに解体したように砕ける。

航空機を撃破するのに使用していた、ローゼンタール製の突撃型ライフル「MR-R102」とレイレナード製のマシンガン「03-MOTORCOBRA」をリロード。

そして反転、さらにOBを吹かせる。

 

ランドクラブの砲撃をQBを利用し、かすりながらも避けながら側面に張り付く。

左背部に装備していたアルドラ製の「GRB-TRAVERS」を展開。

反動はあるものの、一度張り付いてしまえば反撃がほぼ不可能なランドクラブ相手には問題ない。

突撃型ライフルとグレネードを使用し、ランドクラブはあっさり撃破された。

 

 

「よし、楽勝!!」

「気を抜くなよ、そろそろ航空部隊が来る。レーザーキャノンを撃ってくる航空機には気を付けろよ。」

「了解!」

 

 

後はもう作業であった。

いくらレーザーキャノンが痛くとも上を取ってしまえば動く的同然。

ノーマルも難なく撃破、ほぼ戦力外のヘリもさっさとあしらって終了。

 

ランドクラブの主砲にかすっただけでほぼ無傷。結果としては満足のいくものだった。

 

 

 

 

 

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スフィア進行部隊の撃破から数日後のこと・・・

 

 

「お前は何を勝手に依頼を受けているんだ!!!」

「痛い!!」

 

 

拳骨が決まった、デイリー達成である。

 

ちなみにアキラが勝手に受けた依頼は「AFギガベース撃破」である。

インテリオル・ユニオンからの依頼で、内容は「BFF第8艦隊に護衛されている、ギガベースを撃破。目標はギガベースのみなので、VOBで第8艦隊を抜けてさっさとAFを撃破しろ」ということである。

 

そう、アキラが勝手に受けた理由はVOB。

スフィアの件ですっかりVOBを気に入ってしまったが故の行動である。

 

 

「全くお前は・・・ろくでもない依頼だったらどうするんだ」

「ごめん・・・」

 

 

流石に暴走しすぎたのかアキラは申し訳なさそうに言う。

スミカの古巣であるインテリオルを信用しないのもどうか、というツッコミはさておき。

 

 

「まぁ良い、受けてしまったものは仕方ない。」

 

 

当然、今度はもう少しおとなしくしろよという条件を付けたのだが・・・

 

 

 

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「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

「知ってた・・・。そんなこと言っても聞かないことくらい知ってた」

 

 

やっぱりはしゃいでしまったのだ。

流石にもう諦めてたのかスミカはあらかじめ通信の音量は3分の1にしていた。

 

 

「ギガベースの主砲はかなり正確だ。VOBでこちらが高速で前進しているが故に相手の主砲も早い。気を抜くなよ?」

「分かって・・・どわっ!?」

「だから気を抜くなと言っただろう。さぁ次も来るぞ。」

「おおっと!あれ、これ楽しい」

「・・・そうか。」

 

 

最早何も言うまい、と思うスミカであった。

実際普通に避けているのだから文句は言えない。

きちんとやることはやるスピード狂、なんて質の悪い奴だと思わずにはいられなかった。

 

まぁこれならなんとかなるだろう、と思われた瞬間。

 

 

「え?何!?何が起こったの!?」

「VOBが炎上している!?このままでは爆発するぞ!!

「はぁ!?」

「仕方ない、VOB強制パージだ!!」

 

 

今にも爆発しそうなVOBをパージ。予定よりも遥かにギガベースから離れたところから近づかなければならなくなった。

 

 

「インテリオル・・・許さん・・・!」

「そうだな、今回は私も同感だ。このミッションが終わったら報酬の上乗せでも要求・・・」

「VOBを大事にしないインテリオルは絶対許さんからな!!」

 

 

アキラのその一言でスミカは思わず机に突っ伏す。

違う、そうじゃない。

そもそも使い捨てのVOBを大事にするってなんだよとツッコミどころ満載だが、今はミッション中だ。

 

 

「ともかくここからは通常水力で近づくしかないな。インテリオルへの抗議は私が何とかするから安心しろ。」

「お願いしまーす。あやつら絶対許さんぜ!!」

 

 

スミカはふかーいため息をつく。

口調がコロコロ変わっているせいでふざけているのか本当に怒っているのかよく分からないのだ。

 

本来なら状況は悪化しているはずなのに、もう空気は緩んでいる。主にアキラのせいで。

 

 

この後の展開は割愛。

簡単に説明するとギガベースの護衛をしていた第8艦隊を盾にしてギガベースに接敵。

さっさとブレードでギガベースを斬ってミッション達成。

 

これもまた結果だけなら何ら問題なかったのである。




今回の「スフィア侵攻部隊反転迎撃」で使用した、クロスギアver.Bの紹介をします。

腕部装備(右):MR-R102
腕部装備(左):03-MOTORCOBRA
背中装備(右):RDF-O700
背中装備(左):GRB-TRAVERS
肩装備:GALLATIN02
格納(右):EB-O700
F.C.S:FS-LAHIRE
ジェネレーター:ARGYROS/G
メインブースタ:CB-JUDITH
バックブースタ:LB-LAHIRE
サイドブースタ:AB-HOLOFERNES
オーバードブースタ:I-RIGEL/AO

○チューン
フルチューン:EN出力、EN容量、KP出力、EN武器適正、整波性能(コア)、旋回性能
40メモリ;積載量:射撃安定、クイック推力(MB,SB)
32メモリ:ロック速度


【挿絵表示】

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