天才少女の暗殺日記   作:汐ノ宮 いろは

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どうも、駄作者・汐ノ宮です
今回会話文が多くなります(そして駄作)
本編どうぞ!


探す時間

渚side

 

朝のホームルームを終えた直後、1人の人物が教室へと入って来た。

 

「・・・・どうしたんですか?シロさん」

 

その人物とは・・・・そう、シロだ。

だけど、いつも共に行動しているはずの糸成君がいない。

何かあったのかな?

 

「突然ですが、君達に言わなければならない事があります・・・・」

 

僕らの反応を楽しむかのようにたっぷりと間を空けてから、こう言った。

 

「今日から糸成はこの教室には来ません・・・・まぁ、教室に来ないと言うより二度と会えないと言った方が正しいかもね」

 

・・・・え?糸成君に会えない?それはつまり・・・・

僕の頭に、嫌な予感がよぎった。

 

「・・・・どういう事ですか?シロさん」

 

「話すと長いんだけどね。皆知ってのとおり糸成は触手を持っている。実は糸成の触手を一ヶ月健全に保つにはかなりのエネルギーが必要でね・・・・暗殺で結果も出ないのにエネルギーを消費するのは勿体なくてね。糸成には悪いけどメンテナンスをもうしない事にした」

 

メンテナンスをしないってつまり・・・・糸成君は触手を健全に保てないということか!?

そうなったら、糸成君は・・・・

 

「・・・・糸成君はどこにいるんですか?担任として見離せません」

 

「さあねぇ?ただ、糸成は持って二日三日だろうね」

 

シロはどこか他人事のように話している。

自分は糸成君の保護者だと言っておきながら・・・・

 

「じゃ、私は帰らせてもらうよ」

 

誰も何も発せないまま、シロは帰っていった。

シロが帰った後も、僕らの間には沈黙が続いた。

 

「・・・・殺せんせー、皆で・・・・糸成を助けませんか?」

 

沈黙を破ったのは、磯貝君だった。

 

「えぇ、勿論助けます・・・・でも、何も手掛かりが無いままでは・・・・・・」

 

殺せんせーも珍しく悩んでいる。

 

「あのさ、糸成君の過去とか詳しい事がわかれば、少しでも手掛かりにならないかな?」

 

言葉を発したのは不破さんだった。

少年漫画が大好きな彼女は、推理が得意だったっけ。

 

「確かに・・・・」

 

「律、出来るよね?」

 

「はい!お任せ下さい!」

 

そう言うと律は糸成君の事を調べ始めた。

これで手掛かりが見つかるといいのだけど。

 

「先生、2時間だけ俺らにくれませんか?糸成を見つけ出すためにも」

 

「勿論、良いですよ。先生も、探しに行きたいのですが・・・・」

 

そう言いながら殺せんせーは窓の外を見た。

窓には朝から降り続けている雨が当たっている。殺せんせーは水に弱いから糸成君を探しに行けないらしい。

 

「よし!作戦会議始めるぞ!」

 

こうして糸成君捜索の作戦会議が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渚、茅野、業、九ノ瀬さん、前原、糸成探しに行こうぜ!」

 

今は放課後。

さっきの話し合いで、僕らは班に分かれてそれぞれ糸成君を探すことになった。

 

「僕らが探すのは・・・・椚ヶ丘駅周辺だったよね?」

 

「うん。あとは路地裏とか、ちょっと危ない所だね」

 

茅野が作戦会議の時に書いていたメモを見ながら話す。

ちょっと危ない所って・・・・大丈夫かな?

 

「あれ?もしかして渚君心配なの?」

 

業君がイチゴ煮オレを飲みながら僕に問いかける。

 

「う、うん・・・・まぁ」

 

「大丈夫だよ渚君。何かあっても即ボコれば害はないよ」

 

業君はいつもの調子みたい。

 

「おーい!渚、業、置いてくぞ!」

 

前原君に言われて、皆が教室を出ようとしていることに気付いた僕らは、皆の所へと走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、駅周辺には居なかったね・・・・」

 

「となると、この辺りか・・・・」

 

駅周辺の捜索を終え、僕らがたどり着いたのは、真っ暗な路地裏だった。

 

「・・・・正直入りたくないんだけど」

 

「大丈夫だよ、渚。ちょっと見るだけでしょ?」

 

九ノ瀬さんはそう言って早速路地裏の中へと入って行った。

 

「・・・・俺らも行くか」

 

業君が楽しそうな顔をしていたのは見なかったことにしておこう・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰もいないな・・・・」

 

路地裏をしばらく歩いているけど、糸成君どころか人一人すら居なかった。

律に頼んだ糸成君の事もまだ終わっていないみたいだし・・・・

このまま見つからないんじゃという不安が僕の頭をよぎった。

 

「他の班からの連絡は来てないか?茅野」

 

「うん・・・・誰からも来てない」

 

時刻を見ると、もう六時半を過ぎていた。

雨が降っているせいか、余計に暗く見える。

 

「皆!早く来て!」

 

先頭を歩く九ノ瀬さんが、曲がり角を曲がった時、九ノ瀬さんが声をあげた。

僕らは走って九ノ瀬さんの所へ向かう。

曲がり角を曲がった直後、僕の目に映ったのは・・・・雨でずぶ濡れになり、ぐったりとしていた糸成君の姿だった。

 

 

 

 

 




更新頑張りました!(内容はいつも通り駄作)
ではでは次回もよろしくお願いします!
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