インフィニット・ストラトス〜再始動するもう1人の天災   作:ネヘモス

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どうも、最近電波教師にハマっているネヘモスです。電波教師を読んでいて思ったことがあるんです。

「純一郎なら束といい勝負になるんじゃね?」と。

続くかどうかは未定です!

※時系列は那由他戦が終わって1年後を想定してます。


日常の崩壊は突然に

 

ISーインフィニット・ストラトス。宇宙進出を目的として作られたパワードスーツにして、無限の空へ飛び立つ翼。だが、これを兵器として転用しようとする輩がいた。ところが、ISには致命的な欠陥があった。

「ISは女性にしか動かせない」ーこの考えが歪んで今この世の中は女尊男卑という風潮が出来上がっていた。

ところが、それを覆す事件が起こる。男性のIS適合者が現れたのである。彼の名は織斑一夏、「ブリュンヒルデ」織斑千冬の実弟である。これにより女尊男卑の風潮は無くなると思われた。だが、それでも世の中は変わらなかった。

そのような事が立て続けに起こり、世間は篠ノ之束と並ぶ1人の男の「天災」の存在を忘れ去っていった。

 

 

 

 

 

秋葉原のとあるレンタルビデオショップにて、

 

「チクショー!粟林みなみの握手会の整理券、間に合わなかったぁぁぁぁ!!」

 

世間一般では下らない理由で絶望していた1人の男がいた。赤い髪に白衣を着たその男ー鑑純一郎は眼鏡越しでもハッキリ分かるように血涙を流していた。

 

「クソッ!今日はヤケだ、マッ◯のフライドポテトLサイズ10個食ってやる!」

 

そう叫ぶと店を出て男は周囲を警戒しながらマッ◯に向かった。何故周囲を警戒する必要があるのかというと、

 

「「今度こそ逃がさないわよ…、鑑先生(兄ぃ)」」

 

金髪ロングの自分の妹である鑑純音と変則ツインテールこと桃園マキナが自分を探してるためである。もし捕まればまた面白くもない教師に逆戻り、そんなのはごめんである。

そして、監視の目をかい潜りマッ◯に到着した。すぐに店員に向かってポテトのLサイズを10個頼むことにしようと思っていた時、

 

『ほら、新人!注文取りに行く!』

 

『え?でも、僕…」

 

『女の私に楯突こうっていうのか?いい度胸してるじゃん』

 

『…分かりました』

 

純一郎はこのやり取りに慣れていた。女が嫌がることは男に全てやらせる、彼はそんな世の中の風潮が気に入らなかった。そして天を仰いで今はどこにいるかも分からない自分の友人に尋ねた。

 

ーーこれが、お前の見たかった世界なのか、と。

 

程なくして男性店員が出てきて注文を取った。店員が少し引き気味になりながらも注文通りにポテトの大群がやってきて勘定を済ませた。そして、適当な席に着きポテトを食べようとしたその時、

 

「全員動くな!!」

 

高らかな女性の声が響く。それだけで店内にいた者の殆どが動かなくなった。まあ、その女性がISー日本の量産機・打鉄を纏っているから当然の反応である。男は尚更動く事が出来なくなった。

 

ただ一人、ポテトを貪り食っていた純一郎を除いては。

 

「貴様、動くなと言ってるのが聞こえないのか!?それとも、ISも動かせない男の分際で女に楯突こうってのか!?」

 

「飯くらい食わせろよ。それによ…、俺は今虫の居所が悪いんだ。後で後悔するのはお前だぞ?」

 

この発言がISを纏った女性を逆上させる。女性は量子化していた打鉄のブレードを展開し、場が騒然とする。女性はその鋭い切っ先を純一郎の喉元に向ける。

 

「最終通告よ…。動くな」

 

「断る」

 

振り向いた純一郎はポテトを一本咥えながら不敵に笑っていた。女性の最後の理性が切れた。

 

「なら死ね!!」

 

純一郎にブレードが振り下ろされる。観衆が見たくないと目を瞑った。

 

ガキン

 

肉を斬るような嫌な音がしない代わりに金属同士がぶつかりあったような音がした。観衆が恐る恐る目を開けると信じられない光景が広がっていた。

 

「な、なんで…?今世界でISを動かせる男は織斑一夏だけの筈なのに…」

 

だが、認めざるを得ないだろう。何せ、

 

 

 

西洋の鎧の様な装甲に身を包み、二刀の刃で打鉄のブレードを止めた純一郎がそこにいるのだから。

それを見た観衆の1人がこんなことを呟いた。

 

「そう言えば、篠ノ之博士に並ぶ男の天才(天災)がいるって話を聞いたことがある」

 

その観衆が言うには、その男は若干17歳の若さで「どこでもドア開発論」なるものを世界的な科学誌「ネイチャー」に提出。それにより篠ノ之束が出てくるまで「天才(天災)」と呼ばれた男がいると。

 

「それが、何の関係があるって言うんだ!!」

 

「分からねえヤツだなぁ、お前」

 

刃と刃が火花を散らす。

 

「一つ良いことを教えてやろう。ISのコアは誰が作ったものでしょう?」

 

「そんなの、篠ノ之束博士に決まってるだろう!」

 

ISのコアを作り出したのは篠ノ之束その人だ。だが、彼女はISが兵器の転用をされてることを知るとコアの数を467個のみに絞った。

 

「そうか、なら聞くけどよ?ISそのものを作った人間が誰かって、知ってるか?」

 

静寂、それがその場を支配した。

 

「それは…!?」

 

女性は答えようとして口籠る。確かにISのコアは篠ノ之束しか作れない代物だろう。だが、それを作った人物とは誰なのか、実際のところは誰も知らない。

 

「答えられるはずないよな?何せこれは、女性権利団体によって闇に葬られた事実だもんな。まあ、そろそろネタバレしてもいいか?」

 

刹那、女性のISが強制的に解除された。観衆も女性も一瞬何が起きたか分からなかった。

 

「貴様!一体何をした!?」

 

「なーに、単純な話だ。お前と鍔迫り合いしていた間にISのコアを一時的に動かなくするウイルスを打ち込んだだけだ」

 

場がまた唖然となる。ISを解除すると丁度そこに純音とマキナが現れる。

 

「見つけましたよ、鑑先生。ほら銀杏に戻るわよ!」

 

「スズ、変則ツインテール、すまん。どうやら、俺は銀杏には戻れないっぽい」

 

マキナは何を言ってるのか分からなかったが、純音は事の重大さに気がついた。

 

「兄ぃ!IS使ったわね!?全く、いくら自分がISの設計者だからって、やっていいことと悪い事があるでしょう!」

 

「スズ!?今それをここで言うな!」

 

すると、観衆の1人が納得したように立ち上がり純一郎を指差した。

 

「やっぱりそうか!その『天才』はオタクって噂が流れてたけど、『鑑』そして『銀杏』、全部繋がった!」

 

そして、声高々に宣言する。

 

「あの人の名は『鑑純一郎』。篠ノ之束に並ぶとされる『天才(天災)』だ!!」

 

純一郎はこの日の自分の行いを悔いた。そして、自分の日常が崩壊するのをひしひしと感じさせられた。

 

 




いかがでしたか?正直、文才が無いのであまり面白くないと思われる方もいらっしゃるかと思います。
続くかどうかは今のところ分かりません。(構想がまだ練られてないので)
感想等待ってます!
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