IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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通算UA20000行ってないのにお気に入り1000間近という変態小説が日間ランキング1位に上がりました。ありがとうございます。


ノリの違いと金髪ドリル

 

休み時間や!さーて、リコピン弄りに……ん?

 

「痛て…あぁ、今日だけで何個の脳細胞が死んだのか…」

「残り3個ぐらいちゃう?」

「じゃあ次叩かれたら脳細胞無くなるじゃないか…」

「ん、ご愁傷様。じゃあ葬式の日取りとか規模とか決めて、後は火葬か土葬か…身内だけでひっそりやる?それとも世界初の男性操縦者が死んだから世界中に盛大に報道してもらって各国のトップ招くぐらいの規模にする?」

「具体的すぎるだろ!…って、え?」

 

なんやこいつ…ちっふー先生関わらんかったら普通におもろいやんけ。

 

「おっす織斑。…いい事故紹介やったで。」

「おう……ん?自己紹介だよな?」

「ん、見事な事故紹介やったで。」

「そうか、…あ、俺織斑一夏、よろしくな!一夏って呼んでくれ!」

「おけおけ。…じゃあとりあえず…」

 

皆…卒業生男子の皆…待たせたな!!

 

「一発しばかせろやこのイケメンがぁ!!!」

「は、はぁ!?なんでいきなり!?」

「なんでもクソもないわ!お前はなぁ…やったらアカンことやっとんねん…、何イケメンでこんなとこ入っとんねん!ハーレム確定やろが!」

「ハ、ハーレム!?…いや、俺そんなの作れねぇし…」

「死ね!」

「おわっ!あっぶね!!」

 

クソが!俺の渾身の右ストレート躱しよった!こいつ自覚無しのパターンかよ!しかも運動神経も中々良い…モテ男確定。惨殺すべし。

 

「そ、そういう時守だって顔良いと思うが…」

「イケメンに言われてもなんも嬉しないわ。分かるか?俺リコピンに『時守くんの顔ってさー、10点満点で言ったら6.273点ぐらいだよねー。』って言われてんぞ!びみょすぎるやろ!しかも周りの皆もめっちゃ同意するし!なんやねんお前ぇ!!」

「知らねーよ!」

 

はぁ!?お前どーせそんな話題無しで『お、織斑くん…つ、付き合って下さい!』とか言われてるんやろ…んでもって『おう!どこのショッピングモール行くんだ?』とかアホな事言うてみ…しばきまわしてどつきまわすで。

 

「ま、まあ落ち着けよ時守…」

「時守ゆーな。剣ちゃんがいい。男子から時守言われたくない。」

「け、剣ちゃん?…剣、で良いか?」

「…まあええけど。」

 

…やっぱちゃうねんな。向こうやったら地元の奴らとか多かったし『剣ちゃん』って皆呼んでくれてんけどな…そういやまともにお別れもできてへんやん…

 

「な、なぁ。さっきは何の話してたんだ?皆もう帰ったみたいだけど。」

「お?さっき?…あぁ、(たける)くんがな、中学の修学旅行の時に鼻からサーターアンダギーとちんすこう爆発させた話。」

「は、はぁ…」

「健くんがサーターアンダギーとちんすこういっぺんに食べてたからな?笑わせたってん。そしたら鼻からブーーーッってサーターアンダギーとちんすこう飛び出してん。あ、後で動画見せたるわ。」

「お、おぅ。サンキュー。あ、男子トイレってどこにあるか分かるか?」

 

あぁ、男子トイレね。

 

「男子トイレやったら教室出てクイッて左に曲がってそのままドーーーンって行って、んで最後にピュッって右に曲がったとこにちっちゃくポツンと置いてあるで。」

「わ、分かった。サンキュ。」

 

いやぁ流石俺やで。道案内の分かり易さは地元No.1。

 

 

 

 

 

 

「…ちょっとよろしくて?」

 

っ!き、来た!!

 

「逃げろワンサマ!!こいつマフィアやぞ!」

「な!?ま、マジかよ!…てかワンサマ?」

「ち、違いますわ!!わたくしはマフィアなどでは…」

「嘘つけ!あんな人相悪い顔で俺のこと睨んどったやんけ!…あ、ワンサマはお前のあだ名な?」

「お、やったぜ。今まであんまりあだ名とか付けられなかったからな。」

「なんやねん…随分しょーもない人生やなそれ。」

「あだ名だけでそんなこと決めつけんなよ…」

「聞いてますの!?」

「聞いてます!!!喧しいな…こっちはこっちで話してんの。分かる?…ほら、飴ちゃん上げるから、な?落ち着いて、ステイステイ。」

「…で?なんだ?」

 

コイツ興奮しすぎて髪の毛逆立ちそうになってんで…っは!?金髪…興奮…逆立つ…

 

「まあ!なんですのそのお返事は!わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるのではないかしら?」

「せやでワンサマ…コイツマフィアなんかとちゃうで。…興奮と怒りによって目覚めた戦士…しかも髪の毛が金色ときた…分かるやろ?」

「あ、あぁ…漫画の世界だけだと思っていたが…まさか実際に居るとはな…」

「…聞いてますの?」

 

こ、こいつ更にキレよった!!ま、まさか…

 

「ワンサマ…コイツもう2になれるらしいわ。」

「あぁ…注意しないとな…なんせ…こいつは…」

「「伝説のスーパーサイヤ〇だからな!」」

「わ、わたくしを知らないのですか!?このイギリス代表候補生にして入試主席のセシリア・オルコットを!?」

 

…ま、マジか…

 

「カカロットやて…ワンサマ…どないする?お前ヤムチャしてや。」

「だが断る。…せめて神コロ様ぐらいの強さにしてくれ。」

「さっきから聞いてますの!?」

「やから聞いてます言うてるやろ!!…まあボケはここまでにして、なんやお前。」

「…なぁ剣。代表候補生ってなんだ?」

 

…は?

 

「し、信じられませんわ…極東にはテレビもないのかしら?」

「テレビぐらいあるわアホ。こっち来てお前もテレビぐらい見たやろ。…読んで字の如くや。ISの国家代表になれるかもしれへん人間。」

「そう!つまりはエリートなのですわ!」

「まあオリンピックでいう補欠…ってか選ばれへんかった可哀想な人や。…傷心背負ってここまで強気で頑張ってきてんで。泣けるやろ?」

「そ、そうなのか…まあ頑張れよ、オルコットさん!次は代表になれるって!」

 

可哀想に…そんなんじゃなきゃ代表候補生でここまで威張れへんやろ…

 

「…あ、貴方達はわたくしを侮辱してますの?」

「してへんやん。…ほら、サーターアンダギーとジンギスカンキャラメルもあげるから、な?元気出しや?」

「あ、サーターアンダギー欲しい。」

「おー、ワンサマもサーターアンダギーの良さ分かってくれるか。」

「ん、んん!と、とにかく!本来ならわたくしのような人間に話しかけられるだけでも光栄なのですよ?そのあたりを理解していただけるかしら?」

「へー、それはラッキーだー。」

「カカロットー、ジンギスカンキャラメルもう一個あげるわ。」

「オルコットですわ!セシリア・オルコット!!…というより貴方、先ほどからわたくしを馬鹿にしていますの?」

 

えぇっ!?

 

「やからしてへんやん!なんで!?俺なんかした!?」

「…大体貴方達、…いえ、先ほどからお菓子をくれる貴方は授業での発言もありましたからともかくとして、もう一人はISについて何も知らないのによくこの学園に入れましたわね。男性でISを操縦できると聞いたものですから少しは期待していましたが、残念すぎますわね。」

「俺に何か期待されてもなぁ…」

「俺に関しては自論言っただけやしな。」

 

せや。自分の思ったことを素直に言うのは大事なことやで?…まあ喉で止めなアカン時もあるけど。

 

「ふん、まあ、わたくしはエリートですから貴方達のような人間でも優しく教えて差し上げますのよ?まあ、泣いて頼まれたら、ですけど。何せわたくし、入試で唯一、教官を倒したエリート中のエリートですから。」

 

…ベジータやったか…

 

「ん?入試ってあれか?ISを操縦して戦う…それなら俺も教官倒したんだが。」

 

は?マジかよ…こいつやばいな。

 

「はぁ!?」

「スゲェなワンサマ。…アレで倒すんかよ…」

 

なんか俺の時はカオスすぎて死んだ。

 

「と言っても教官が自爆しただけなんだけどな。」

「なんやねんそれ。…ってか教官生きてんのか?」

「生きてるぞ。…そういう剣はどうだったんだ?」

「んなもん負けるに決まってるやろ。お前、相手世界最強やぞ?20分で落とされたわ。」

 

ちっふー先生強すぎたわ。なんやねんアレ。比喩無しで消えはるし、あの人やったら生身で斬撃飛ばせるんちゃう?

 

「お、織斑先生相手に20分も…?何をしてましたの?」

「勘。後は〜……勘やな。」

「あ、貴方一体……」

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

 

 

 

「お、休憩か。おーいリコピーン!」

「今から授業だ馬鹿者。おい、お前達も早く座れ。」

 

えー、仲良くなりましょう的な時間ちゃうかったん?

 

「授業を始め…る前にだ。クラス代表を決めるのを忘れていたな。クラス代表とは対抗戦だけでなく生徒会の会議や委員会への出席など…まあクラス長と考えてもらっていい。自薦他薦は問わん。誰かいないか?」

「はい!織斑くんがいいと思います!」

「お、俺ぇ!?」

「私は剣ちゃんがいいと思います!」

「私もけんけん〜。」

「賛成!」

「よっしゃ!任せ―」

 

 

…その瞬間、絶望を俺が襲った。

 

 

「時守は事前に副会長として生徒会に所属しているからな。クラス代表にはなれない。」

「…なん…やと…そんなルール…聞いてへんで…」

 

さらば愛しき俺の目立つチャンスよ…

 

「「「じゃあ織斑くんで!」」」

「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなのやら――」

 

 

 

 

 

「納得がいきませんわ!」

「え?…じゃあなんで自薦せぇへんかったん?」

 

 

 

 

「……」

「……あれ?俺何か変なこと言うた?」

「と、とにかく!そんな選出は認められません!男がクラス代表などいい恥さらしですわ!!このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえと!?」

 

…なんやねんコイツ。うっざ。

 

「大体文化としても後進的なこの国に暮らさなくてはならないこと自体耐え難い苦痛で――」

 

 

 

 

 

 

「イギ――」

 

 

悪いなワンサマ。…ちょっとキレてもたわ。

 

 

「じゃあ帰れや金髪ドリ子。誰も来てくれなんて頼んでへんやろ。しばきまわすぞボケ。イギリスが偉いとか知らんわ。植民地にできひんかったのによーそんなこと言えるな?日本が後進的とか言うんやったらIS生み出せへんくて、しかも世界最強にもなれへんかった他の国はなんやねん。アホやろお前。もうちょい考えてから口に出せや。おばはん。」




ISの小説なのにまだまともにISが出てきてないんだよなぁ…セシリア出すのにどれだけかかったことやら…
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